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新聞は斜陽。IoT時代に備えパケット、でログインは?

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サーチマン佐藤です。
こんにちは。

まずは業務連絡です。

現在、サーチマンでは、
講習と応援コンテンツを一つずつ提供しています。
よかったら、是非お申込みくださいね。

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さてと。
まずは余談から。

私は、本年度から新聞とるのを止めたのですが、
先日、再講読の勧誘がきました。

なんでも、ビール24本つけて、
さらに内緒で他サービスもつけると言われ、
少々ぐらっとなりましたが(笑)、
でも、断りました。

ごめんね。

それにしても、つい数年前まで、
私は2紙購読で、
毎月7,000円くらい払っていました。

安くない金額だけど、
情報発信する人に敬意も込めていた。

しかし、最近、
あまりに身勝手な論調が目立つし、
偏りも酷いし、購読を中止した。

例えば、消費税増税で、
自分だけ軽減税率適用しろという主張。

生活必需品として、
「米、味噌、新聞」は、ないっしょ(笑)

生活必需品の軽減を主張するなら、例えば、
「米、味噌、電気」くらいなら、まだわかりますけどね・・・


まあ、それはともかく、
勧誘の必死さをみて、なんとなくですが、
新聞は完全に斜陽産業になったと感じました。

聞けば、40代以下で新聞とっている人は、
どんどん少なくなっているし、
20代30代では、ほぼいないとか。

ネットで情報とれるしね。


斜陽産業で働くのは、本当に大変でしょう。
流れに逆らって、泳ぐようなもの。

例えば、いくら
松下幸之助が経営の神様と言われても、
今の時代に、電化製品を売ったなら、
Panasonicは出来ないでしょう。

あの時代の、あの流れに乗ったから、
電化製品は売れた。


では、今の時代の流れは何か?
そりゃ、もちろんインターネットです。

我々は、この流れに乗って働くことができるわけで、
改めて、この幸運を感謝しようって、
強引な新聞勧誘で思った次第ですが、

・・・・すみません、余談が長くなりました。

本題にいきましょう。


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【IoT】パケットの流れで、Webログインは?
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「IoT」が言われて、久しいですね。

一応、解説すると、
「IoT」とは、Internet of Thingsの略で、
インターネットとモノを繋げて、
新しい便利な、快適な社会を作ろうって話です。

例えば、現場に居なくても、
工場の機械や車の調子、
農場の野菜の状態がわかる、とかね。

「わかる」ためには、
センサーと通信機器を設置して、
必要なデータをネットで送り、解析するのですが、
それを総称して、「IoT」と呼びます。

その中で、
センサーや機器は機械屋さんが、
解析は、そのプロが担う。

プロとは、例えば、
CO2や水の状態がどうなれば
作物にいい状態なのか?という解析。
我々には、専門外でしょ。


我々としては、
「データをネットで送り」が味噌で、
一義的には、その部分を担っていくのでしょうが、
私自身も、それに備えて、
週末、ちょっと試したことがあるので、シェアしますね。


まず、「データをネットで送る」ってことは、
Internet Protocolで定義された
「パケット」データが流すってことです。

全世界共通の仕様。

ですが、
「パケット」は、
そのままでは目に見えません。

そこで一般的には、
パケットを捕捉するソフトを利用します。

私も、それを試してみました。

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※検索すれば出てきますが、
今は、Wiresharkが有名(フリー)。
----------------------------------

パケット・キャプチャ・ソフト自体は、
昔からあって、10年以上前、
私もトラブル対応の最終手段で使っていましたが、
(当時の名前忘れました、苦笑)
あの当時よりも随分と進化したような。

そして、今後は、
IoTの用途にも使えるわけですが・・・・

すみません、(初心者には)
イメージわかないですよね。


もう少し、簡単に言いましょう。


例えば、アナタの隣の同僚が、
PCでネットにアクセスしている。

画面を覗き見しなければ、
どこにアクセスしているか、
わからないですよね。

しかし、画面を覗き見しなくても、
パケット・キャプチャ・ソフトを仕掛けると、
その同僚が、どこにアクセスしているか、
わかってしまう。

何故なら、そのソフトで、
隣のPCのパケットは、丸裸になっているから。

「株取引やってるなあ」とか、
「あれ、怪しげなサイト見てるぞ」とか、
「メール送ったな」とか。

みんな、わかってしまう。
恐ろしいですよ(苦笑)。

一種の盗聴なので、
悪用は絶対に禁止ですが、

しかし、IoTにしろ、普通のシステムにしろ、
ネットを使う限りは、結局はパケットなので、

パケットの仕組み、
パケットの捕捉方法、

この二つは、技術者として、
知っておいても損はない。

で、今日は前置きとして、
このくらいにしておきますが、
理解を深めるため、
最後、一つクイズを出してみますね。


ここに、よくあるWebログイン画面があります。
(以下をクリックしてみてください)
http://www.searchman.info/wireshark/login.html
ID:search
パスワード:man

ログインできますね。


さて、先ほど、
「パケット・キャプチャ・ソフトを仕掛けると、
何やっているか、わかってしまう」
と言いましたが、

ところで、上記のサイトで、
ログイン時のパスワードは
●●●で塗りつぶされていますよね。

塗りつぶされているので、
画面からは、覗き見されても大丈夫ですが、

はたして、
パケット・キャプチャ・ソフトを使うと、
このパスワードは、バレてしまうのでしょうか?

一つクリックしてくださいね。

(クリック受付は終了しました)


バレる

バレない

質問の意味がわからない

そのほか

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。


●追伸

ざっくり言います。

1.モノをネット接続する
2.ネット接続すれば、パケットが流れる
3.そのパケットは、捕捉できる

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