IT技術を詳しく解説し、IT業界の本音を探る。

コード作成は、いつか頭打ちなの?40代50代の生き方。

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サーチマン佐藤です。
こんにちは。

ここの読者は、
プログラムコード書く人も多いでしょう。

しかし、(特に加齢とともに)
コード作成が頭打ちになるとか?ならないとか?
悩んでいる人も多いですよね。

会社からは、
「いつまでもコード書いてないで、
管理・経営側の仕事をして欲しい」
と求められる。

もちろん、
その道に邁進できるなら、OKです。


しかし、
「俺は、ずっとコード書きたい!」と、
反発してみたものの、

そもそも、アナタ自身、
コード書くことに衰えを感じたり、
疲れたりして。

この切なさ。

特にね、例えば、
40代で一旦コード作成を離れて、
50代で再開しても、勘が戻らないとか。
(ほんとですか?)

このままでいいのか、
迷いますよね。


最近、その種の情報が、
自然と集まってきたので、
今日は、このテーマで考えてみますね。

では、いっていましょう。


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【兼業】コード書く以外に全く別の仕事も始める
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私の先輩が、副業で農業を始め、
「柿」を販売した話をしましたね。


すると、読者から同様なお便りが届きました。

【読者Aさんから】
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私の場合、
「副業としてシステム開発」しています。

20年前、実家のみかん栽培を継いだ時は、
農業の収入も少なくシステム開発が本業でした。

しかし、30代後半でシステム屋として、
技術の頭打ち状態で、
なぜか、その頃から栽培面積も増えていき、

50歳を過ぎた時には、
いっぱしのみかん農家となり、
収入も8桁に届くとこまできました。

連日酷暑の中、
摘果,水やりたまに鮎釣りの日々です。
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8桁収入!

農業+システム開発、
全くの異業種ですが、やりましたね!
素晴らしいですよ。

でも、ご苦労もあったと思うんです。

みかんは、畑に行けば仕事になりますが、
システム開発は、どうやって仕事とってきたのか?

続けて、そんな質問すると、
以下の回答を頂きました。

【読者Aさんの回答】
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副業のシステム開発ですが、
昔、一緒の会社で働いていた人が、
独立しソフト開発会社を立ち上げました。

20数年以上前の話です。

何故か、その社長とうまが合い、
立ち上げ当初から色々なソフト開発を手伝いました。

工場関連のソフト開発が主で、
日本の名立たる工場へも行きました。
三○化学,宇○興産,
E○SON,シ○ープ,k○bota 等など

私は、その会社の社員にはならず、
フリーランスの状態でした。

理由は、以前の佐藤さんメルマガにあった
「SEの理想郷」のような開発体制を、
その頃から実践していたからです。

開発内容によって、
技術の持っている人を集め、
一気に作り上げるといった感じです。

気心か知れた仲間で、
各自がプロで、
ざっくりとした説明でものが組み上がっていきました。

「どこから仕事とってくるのですか?」については、
その会社の実績から、
納入先から直で仕事を受けたり、
商社を通して受けたりです。

私には、仕事内容,開発にかかる日数,
納品日の時期で依頼が来ます。

みかん栽培の関係上、
6月~翌年の1月いっぱいまで
開発日数の掛かる仕事は受けません。

以前やった仕事の仕様変更などで、
時間がかからないものは
農繁期でも受けます。

副業のシステム開発で、
いくらぐらい収入があるのかといえば、
仕事が無い時は同然ありませんが、
今年は200万ぐらいあると思います。
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う~ん、こんな生き方もいいですねえ。

「二足の草鞋を履く」

もちろん、甘くないでしょうが、
でも、参考になる人も多いのではないでしょうか。

では、次いってみましょう。

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【導入】aws、google、サイボウズ、大手ITサービス
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以前少し話した気がしますが、
私の家の近所に、ゴルフ練習場があります。

数年前、我々の業界で働いてた人が、
マネージャーとして、
このゴルフ練習場に転職してきて、

某大手ITの管理システムを導入した。

その結果、
今まで紙で管理していた内容が、
ネットから見えるようになった。

レッスンプロは、
自分のレッスン時間を。

従業員は、
自分のシフト勤務時間を。

今まで、わざわざ出向いて、
もしくは電話して、
紙台帳を修正・確認していたのに、
容易に、ネットから全てできるようになった。

凄く便利になったと。

何より、営業的に言えば、
顧客の個人データ、要望やクレーム
支払い履歴もしっかり残るので、
より密な顧客対応が可能になった。

効率的になり、利益もあがった。


そう。

このマネージャーのように
生きる道もある。

IT(システム)を取り入れてない、
会社(特に中小)は、
まだまだ山のようにある。

そんな会社に、
ITを導入し管理する仕事。

このマネージャーさん、
たぶん、前職時代は、普通のSEでした。
(すみません、ここは想像)

でもね、今、このゴルフ練習場では、
業務改善してくれた「神」となっています。
(これは、私自身、確認してます)

「鶏口となるも牛後となるなかれ」

参考になる人も、
いるのではないでしょうか。


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【リーダー】他の業界でも求められる資質
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先日、人材教育会社の人と話したのですが、
今、仕事のリーダーとして、
ITの素養が求められている、とのこと。

何故なら、ほとんどの仕事は、
ITが必須になってきたから。

だから、当然の帰結として、
リーダーにもITの素養が求められている。

これも想像してみてください。

我々が仕事する時、
そのリーダーが、
ITにあまりに無知で頓珍漢な時、
「はっ、何言っているの?」
って態度になってしまうでしょ。

逆に、「昔コード書いてました・・・」
なんて言うと、生半可な事できない、
と気が引き締まる(苦笑)。

現金なものです(笑)。


コードを書いてきた我々が、
ビジネスリーダー論を学ぶ。

ビジネスリーダーの人が、
システムを学ぶ。

たぶん、前者のほうが楽でしょ。

なので、人材会社の人は、
我々に期待したいと言う。

今やっていること、
役立つのです。

「芸は身を助く」かな。


でも、すみません。

確かに私も、そう思いますが、
この件に関しては、
具体例を出せないです。

そんな話があったということで、
最後は、お茶濁します。


※(何でもいいので)
この件で参考になる方、周りにいる方、
是非、お便りくださいね。


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【SNS】文は仕事を作る。不肖サーチマンの話(笑)
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最後、私の話をしておきます。

実を言うと、私もコード作成に頭打ちを感じた一人です。

いや、言っておきますが、
多分、普通には書けると思いますよ。

しかし、会社のエースと言われる人の
コード書くスピード見て、
「こりゃ、かなわない」と感じた。

だったら、私は文章で勝負しようと。
あっさり土俵チェンジ!(笑)

会社の資料や報告書、
「わかりやすいなあ、面白いなあ」
と言って貰えることに、執念を燃やした。

これで一番になると。


・・・・時を経て、

あの執念は、
今、こうして文章書いてます。

文章を通じて、
「サーチマン佐藤」という、
わけのわからない技術者に対して、
仕事の依頼もくる。

「文章読めば、信用できますよ」って、
依頼者は言ってくれる。

感動もんです(涙)。


「文は仕事を作る」

私が勝手に作った諺ですが、
でもね、冗談でなく、
SNSが発達して、
情報発信しておくことは大事なのでは?

転職するにしても、
フリーでプロジェクトに参加するにしても、
その情報発信で評価されること、
多々あると思いますからね。

まあ、SNSならずとも、
仕事で文章は必須なので、
文章作成は絶対役立つはずですよ。


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【追記】なんだか羨ましい人達だけど・・・・
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以上、
私の周りに集まった情報を提供しましたが、
年をとった時、どうやって生きるのか。

考えますよね。


ふっと気づけば、
テキトーで、遊んでばかりだけど、
しかし、仕事してみると、
意外にも、あっさりと完璧にこなす。

なんだか羨ましい人もいる。


「そんな人になりたい」
と思う人も多いでしょうが、

でもね、そういう人達、実際に裏では、
何倍も勉強してきた人ですよ。

そして、勉強自体を(苦行でなくて)
気楽に楽しめる資質がある人です。

まあ、資質というか慣れでしょうか。

もしかすると、どんな道を選ぶかより、
大事なのは、
この習慣を身につけることかも。

そんな気もしました。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●最後に

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