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IT業界のストレス調査結果、5年前に比べてどうなった?

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サーチマン佐藤です。
こんにちは。

私は、IT業界専用のメルマガを発行しているのですが、

先週、その読者に対して、

「(IT業界における)アナタのストレスは?」という調査を行いました。

その調査結果が出ましたので、みていきましょう。

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【質問】「2017年、アナタの仕事のストレスはどうですか?」
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【回答結果】:

・ストレスが有って悩んでいる 216票(34.7%)

・ストレスが有るが気にしてない 175票(28.1%)

・ストレスが有るが自分なりの解消法を持っている 177票(28.5%)

・ストレスが無いし感じない 30票(4.8%)

・その他 24票 (3.9%)

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(多くの人は)ストレス、ありますよね。

例えば、こんなお便り頂いています。
2通掲載してみますね。

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IT業界。
ストレスにまみれていると感じています。

(1)顧客ファースト(顧客の要望は全部まず受け入れることから始める)
(2)利益優先の顧客軽視の開発(要望を無視し、実現しているかのようにごまかす)
(3)効果の薄いテストの実施(時間が余ったら過去に実践したテストを行う)

etc.

なぜ、矛盾した仕事を繰り返すことが多いのか?

という疑問に常に直面しながら、
契約に縛られ身動きできないジレンマに苛まれる日々を過ごしております。

どうすれば抜け出せるのか?
抜け出した時にきちんと家族を食べさせることができるのか?

葛藤の中、動けない自分に
もどかしさを感じることが多いですね。

ジレンマを抱えた中で
佐藤様がどのように対処してきたか
お聞きしたいと思っております。

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顧客側で独自のフレームワークを保持していて、
その適用開発を行うにあたり、
短期で理解し、設計・実装標準を策定するような仕事を
ここ2、3年やってきました。

作業そのもののプレッシャーもきつかったのですが、
自分にとっては得るところがないのがストレスでした。

プログラマの作業をどうやって楽にするか、
品質をあげるか、いつもやっていることで
得意分野ではあるのですが、
新しいアイデアやコンセプトを入れる余地がほとんどないのがつまらなかったのです。

きつい仕事の中でも新しいORマッパーを作ったり、
多人数・多拠点開発でばらばらに部品を作ってもらって
統合する仕組みを考えだせたりすると、個人的には満足感があります。

よくやったと自分をほめてやりたい気持ちになります。

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こんな感じが、代表的なお便りでしょうか。

IT業界特有の悩みも多いですが、
でも、他の業界もストレス自体はあるもの。

(他の業界について)
こんなお便りも頂いています。

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私は、製造業からの転職で、プログラマをしています。

確かに、ストレスはありますが、
どの業界も、多かれ少なかれ、
ストレスはあると思います‥

例えば、以前の製造業でのストレスは、
1日機械と向き合い、
誰ともしゃべらいな日も多かったです‥

そして、その機械操作も、
ボタン一つで、10トン近くの動きがあるので、
「あっ!間違った!」では、済まされません...。

自分の後に入った人も、
次々に会社を辞めていくのも経験しました‥

もちろん、パソコン(当時はワークステーション)
での作業もありました‥

1日機械の作業、
1日パソコンでの作業だったら、
集中出来るのですが、

1時間だけ、パソコンの前で作業、
次の1時間は、
そのパソコンで作った機械の動きを使って機械作業...
間に、得意先での打ち合わせ...などなど...

プログラムの作業も、決して楽じゃないですが、
やはり、お金を貰うってのは、
ストレスは付き物じゃないですかね‥

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誰ともしゃべらず、
1日機械の作業ですか・・・きつそうですね。
お疲れ様でした。


(多くの場合)
どの業界も、どんな仕事も、ストレスはありますよね。

問題は、そのストレスに対して、
自分がどんな戦略を持つのか?

私は思うのですが、
同じ職場、同じ仕事、同じ能力でも、
ストレスに倒れる人もいれば、
イキイキしている人もいる。

この違いは、
どうして生まれるのでしょうか?


ストレスに強い人って、やっぱり、
自分なりの対処法を持っている。


自分のことで恐縮ですが、例えば、
私もそりゃ、理不尽な上司やお客さんがいて、
ストレスありましたよ。

でもね、ある日から、
それをネタにして、

メルマガ書くようになったら、
ストレスなくなりました(笑)。

むしろ、「またネタが出来た」って。


もちろん、アナタに、
メルマガ書けって言わないですよ。

そんなことしたら、むしろ
ストレスが増える(笑)。


そうじゃなくて、
私が言いたいのは、(周りからみると同じ)
ストレスがかかっていても、
適宜、対処法を工夫しようって言いたいのです。

もちろん、その対処法は一種類でなくて、
場合に応じて、何種類も持っているほうがベターで、
そこが勝負になる。

間違っても、自然と世の中がよくなって、
ストレスもどんどん無くなっていくとは、
期待しないほうがいい。

それほど甘くないです。


その証拠に、今回のストレス調査、
5年前(2012年)にも行っていますが、

5年前に比べて、どうなったと思いますか?

ここ(2012年ストレス調査)クリックしてください。

なんと、
「ストレスが有って悩んでいる 」人が増えているくらいで、

大枠では、ストレスを抱えている人の割合は
全然変化ないです。

つまり、ストレスが常駐する
世の中なのです。

そんな世の中をどう生きていくのか?

語弊を恐れずに言えば、
「ストレスが無くなればいい」と思う事自体が有害で、
「ストレスはある。じゃあ、その対処法は?」と
発想したほうがいい。

5年ぶりの調査でも、
全く同じでした。

お互い、いい対処法を
見つけていきましょうね。

ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。

●追伸
今回、「ストレスが無い」という方からも、
お便り頂きました。

掲載してみますね。

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65才現役プログラマー。
趣味とボケ防止のためプログラミングして報酬も得ています。

60前はストレスだらけでしたが、
退職してからはストレスフリーです。

プログラミングは大学時代のアルバイトから続けており、
常に新鮮で楽しいものですよ。

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現役時代、ある程度のストレスは仕方ないとしても、
引退してからも、ストレスに悩まされたくないですよね。

でも、引退してからは、
年金だけでは不安・・・とか聞きます。

しかし、この方は、
きちんと勉強して、人の役にたって、収入がある。
しかもノーストレス。

我々のあるべき姿の一つですね。

なんだか嬉しくなりました。
お便り、ありがとうございました。

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