ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

魔女の刻 (9) アマチュア

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 細川くんに買いにいかせたコンビニ弁当でランチを済ませた後、私は開発センターを出て交差点を渡り、市役所の正面入り口を通った。暇そうな顔の職員に場所を尋ね、階段を3 階まで上る。庁舎にはもちろんエレベータがあるが、コストカットのために来客用を除いて停止状態だ。私が来客に該当しないことは、職員の表情を見てわかった。
 2 番会議室に入ると、草場さんはすでに来ていてスマートフォンに目を落としていたが、私の顔を見ると顔を上げて歯を見せた。つい胸が踊ったが、顔には平静な表情を貼り付け、軽く会釈して座る。同時に草場さんが身体を傾けてきた。ほんの数センチだが心拍数を上げるには十分な距離だ。だが、草場さんが口にしたのは、新たなランチの誘いなどではなかった。
 「この打ち合わせですけどね」草場さんは早口で囁いた。「あまり気合い入れてやらない方がいいですよ」
 え? と訊き返したときには、草場さんの姿勢は垂直に戻っていた。それ以上、問い質す間もなくドアが勢いよく開き、弓削さんと童顔の男性が入ってきた。弓削さんはカジュアルジャケットとアンクルパンツで、白のパナマハットを頭に載せている。メガネのフレームは、派手なオレンジとグリーンだ。
 「おや」弓削さんは私の顔を見ると、パナマハットを取りながら、だらしなく相好を崩した。「素敵な女性が相手とは嬉しいね。楽しい時間になりそうだ」
 そう言うと2 本の指をこめかみに当てウィンクを投げてきた。本人はダンディな仕草だと思っているのかもしれないが滑稽でしかなく、私は笑いをこらえるのに腹筋を総動員しなければならなかった。草場さんはスマートフォンに目を落としていたし、童顔の男性は名刺入れから名刺を出すのに気を取られていて、弓削さんの痛いパフォーマンスは見ていなかったようだ。名刺交換に慣れていないのか、やっと差し出した名刺は向きが逆だったが、私も草場さんも気付かないふりをした。Q-LIC のロゴの下に印刷された所属と氏名は「横浜支社 第2 マーケティング部 KNG プラットホームチーム 浜野ケント」だった。
 改めて腰を下ろすと、浜野さんがクリアファイルに入ったプリントアウト一式を私と草場さんに配った。私たちがそれを開き、浜野さんが口を開きかけたとき、弓削さんがいきなり口を出した。
 「そうだ」弓削さんは指を鳴らした。「えーと川嶋さんか、川嶋さんはQLIC カードは持ってるの?」
 「QLIC カードですか」私は少々面食らって答えた。「まあ持ってますけど」
 「クレジット決済付き?」
 「いえ、普通のカードです」
 「そっか、残念だな」
 弓削さんはそう言うと、何かを期待するように私の顔をじっと見た。私はため息をこらえて、仕方なく訊いた。
 「何がでしょう」
 「ボクの紹介でクレジット機能付きのカードを作ってくれれば、Q クレジットをサービスするし、特別にプレミアムサービスも付けちゃうんだけどな。動画見放題のやつ。どう、興味ない?」
 どうでもいいが、その馴れ馴れしいタメ口は何とかならんのか。ここは飲み会の席ではなく、仕事の場だ。
 「せっかくですが」できるだけ素っ気なくならないように答える。「動画とかあまり見ないので」
 「そうなの? 新作映画もWOWOW やNetflix なんかよりずっと早く配信してるんだけどねえ」
 言いながら顔の前で手を組む。手首に嵌めたロレックスがジャランと鳴った。意図的に見せつけたようだ。
 「そうですか」早く仕事の話に入ってくれないかと内心苛々しながら答えた。「私は映画はあまり観ない方で」
 「ああ、そうなの。プレミアムサービスだとマンガもレンタルし放題だよ」
 「マンガもあまり......」
 「あ、じゃあ、ラノベとか? へえ、そうなの。見かけによらないねえ」
 私の見かけをどう解釈したのか問い質すのは時間のムダになりそうだから、曖昧に微笑むだけにしておいた。世間話を切り上げて仕事モードに切り替えて欲しい、という意思表示だったのだが、弓削さんは全く空気を読まずに続けた。
 「じゃあ図書館はもう行った? いろいろ発見があると思うよ。ボクもね、前回のリニューアルオープンのときには、館長補佐も兼任してたからさ。苦労したんだよ。納期に間に合わせるのにね」
 「......」
 相手の意図がどこにあるのかわからず黙っていると、弓削さんはペラペラと過去の自慢話をしゃべり続けた。図書館運営もシステム開発のプロマネも初めてだったこと、数十社の下請け・孫請けを駆使して図書館システムを完成に導いたこと、悪名高い「発見型分類法」を考案したことなど。私と草場さんは、何度か本来の目的に引き戻そうと口を開きかけたが、弓削さんはその都度、巧妙さと強引さがブレンドされた話術で会話の主導権を握り続けた。
 結局、弓削さんが浜野さんにバトンタッチしたのは、40 分以上経過した後だった。この打ち合わせは90 分の予定だったから、半分近くを空費したことになる。
 「で、では、説明を始めさせていただきます。し、資料をご覧ください。け、け、KGCT_110_070 の仕様についてご説明します」
 上司のせいで失われた時間を取り戻そうとしてか、浜野さんは噛みながら早口で言った。どうやら、他社の人間との打ち合わせの場数を踏んでいないようだ。それなのに、弓削さんは助け船を出そうともせず、スマートフォンをいじり出していた。浜野さんを鍛えるために、わざと放置しているのだろうか。私は内心首を傾げながらプリントアウトに目を落とし、浜野さんの説明に耳を傾けた。
 今回のコンテナ、KGCT_110_070は、システム間通信のロジックだけが構成要素となる。地元商業振興支援システム<Q-FACE>から、KNGSSS へ抽出条件のJSON 形式が、zip 圧縮されたデータとして渡される。KGCT_110_070 は、受け取ったJSON データを解凍して、必要な情報を抽出した後、<Q-FACE>にJSON データで返すのが仕様だ。
 浜野さんはところどころつかえながら説明を続け、私はメモを取りながら耳を傾けた。説明といっても、これまでのところプリントアウトに書いてあることを読み上げているだけだ。資料そのものは大きめのフォントで概要が箇条書きしてあるだけなので、A4 用紙2 枚分を読むのに、それほど時間はかからなかった。
 「こ、ここで注意すべきところは、ややこしいんですが」浜野さんはプリントアウトに書き込みを入れながら説明した。「この070 が実際に通信を実行するわけではないってこと......あ、ないんです。通信自体は通信専用のコンテナによって行われます。ゼ、070 の役目は形式変換でしかないんですが、ひゃ、ひゃく、110 カテゴリは通信系に割り当ててあるので、070 も通信処理に分類されているんです」
 「なるほど」私はプリントアウトをめくった。「zip 圧縮されてるのは、何か理由があるんでしょうか」
 「り、理由ですか。えーと、その、それは理由と言われましても......何か理由があるとは思うんですが、それが何かと言われても、今はわかりかねるのですが、すみません」
 私はzip 圧縮されている理由を知りたかったわけではない。額に汗を浮かべながらしどろもどろで説明をしている浜野さんの気分をほぐしてあげられれば、と思って雑談のようなノリで口にしただけだったのだが、どうやら逆効果だったようだ。
 「そうですか。わかりました」
 「3 枚目は項目一覧となります。以上になりますが、何かご質問ありますか?」
 え、これで終わり? 私は思わず浜野さんの顔を凝視した。これから詳細の説明に入るものだとばかり思っていたのだ。
 「あの」私は混乱しながら訊いた。「説明はこれだけですか?」
 「はい」浜野さんは何を当然のことを、と言いたげな顔で微笑んだ。「ご質問あればどうぞ」
 困惑して横を見たが、草場さんはなぜか関心なさそうな顔でプリントアウトに落書きしている。私は仕方なく自分の書き込みを追った。
 「そうですか、えーと」私はメモしていた質問の1 つを訊いた。「JSON のエンコーディングは何ですか?」
 浜野さんの顔に困惑が浮かんだ。
 「えーと、え、エンコーディングですか? エンコーディングというのは、つまり、あれですか、その......」
 「つまり」気の毒になったのか、草場さんが補足してくれた。「文字コードのことですよ」
 「ああ」浜野さんの顔が明るくなった。「そういうことですか。えーと、日本語の全角文字です」
 私は続きを待ったが、浜野さんは言うべきことは言い終えた、というように満足そうに微笑んでいる。質問の仕方が悪かったのかも、と私は表現を変えた。
 「すみません。日本語の種類をお訊きしたかったんですが」
 「ええ。全角です」
 私は呆気にとられた。Q-LIC のシステム部門では、エンコーディングとか文字コードが何かと訊かれたら、全角か半角かを答えることになっているんだろうか。
 「いえ、そういうことではなくてですね」私は必死で言葉を検索した。「日本語といってもいろいろ種類があって......」
 「ああ、種類ですか」浜野さんは頷いた。「2 バイトです」
 「......いや、そうじゃなくて」つい苛立ちが口調に出た。「UTF-8 なのか、シフトJIS なのか、他の何かなのかを訊いているんです」
 「ユーティーエフ......すみません、それは何でしょうか?」
 どう見ても冗談を言っている顔ではない。浜野さんは本気で困惑している。
 「確認しますが」私は慎重に訊いた。「UTF-8 をご存じないんですね」
 「はあ」浜野さんは頭を掻いた。「すみません。不勉強で」
 不勉強というレベルではないが、それを指摘するのはやめておいた。問いかけるように浜野さんの隣の席を見ると、弓削さんはいじっていたスマートフォンから顔を上げもせず、涼しい顔で言った。
 「すぐにはわからない部分は、後で回答します。おい」弓削さんは浜野さんにちらりと視線を投げた。「メモっとけよ」
 「は、はい、すいません」浜野さんはペンを握った。「ユーティーエフが何かを調べておけばいいんですね」
 「いえ、違います」私は辛抱強く訂正した。「知りたいのは、JSON ファイルのエンコーディングです。エンコーディングの種類の1 つに、UTF-8 があるんです。たぶんUTF-8 だと思うんですが、確認しておいてください」
 浜野さんは頷いてプリントアウトの余白に走り書きした。
 「確認しておきます。他に質問はありませんか?」
 「送信の事前処理として、認証キーだけCD 付きで送ると言われましたが、これはチェックディジットのことでしょうか?」
 「CD、CD......どこでしたっけ」
 「1 枚目の下から3 行目です」
 「......あ、これですか。そうですそうです。読みがなが振ってありました」
 読みがな? 私は浜野さんの手元のプリントアウトを盗み見した。私の手元にあるものと同じ内容だが、漢字や略語に赤字でルビが振ってあるようだ。どうりでUTF-8 も知らないのに、JSON はしっかり「ジェイソン」と読み上げていたわけだ。
 草場さんが「気合いを入れない方がいい」と言った意味がわかってきた。わからないのは、草場さんがなぜそれを知っていたのかと、そもそもなぜQ-LIC が素人を担当者にしたかだ。
 「で、チェックディジットですが、どんなアルゴリズムになりますか?」
 「どんな、アルゴ......」浜野さんの顔から笑顔がかき消えた。「えーと......」
 「あ、いいです」私はため息をつきたくなった。「数字だけなので、たぶんMOD-10 あたりだと思うんですが、確認しておいてください」
 「はい、わかりました。CD のアルゴ何とかですね」
 もはや「アルゴ何とか」を訂正してやる気にもなれなかった。もう少しもののわかったエンジニアが読めば、アルゴリズムだとわかるだろう。
 「それから、送受信するJSON のフォーマットはありますか」
 「フォーマットですか」困惑した浜野さんはプリントアウトをひっくり返して、書いてあるはずのない情報を探した。「項目なら最後のページにありますが」
 「いえ、項目そのものではなく、これらの情報をどんなフォーマットで送受信するかという情報です。フラットに並べればいいのか、たとえば生徒情報だったら、ネストして値を入れていくのかとか......」
 私の説明の仕方も悪かったかもしれないが、浜野さんは明らかに理解できていない様子で、必死に私の言葉を書き取っている。
 「サンプルでもいいんですが」
 またしても困り顔だ。私は浜野さんと技術的な会話をするのを諦め、弓削さんに注意を移した。
 「コンテナの仕様の説明を聞きにきたんですが、これはどういうことでしょうか」
 「あ、ボク?」弓削さんはスマートフォンから顔を上げた。「え、何?」
 「この打ち合わせは、KGCT_110_070 の仕様を説明してもらえるはずですよね」
 「そうだね。だから?」
 「浜野さんはコンテナの仕様の詳細を理解していないようですが」
 「あ、そうなの? それは失礼したね。おい、浜野ちゃんよ」弓削さんは浜野の肩をこづいた。「設計書、読んどけって言ったよね。ちゃんと読んだ?」
 「はあ。まあ一応」
 「しょーがねえな、お前は。また朝まで合コンでネーちゃんたちと一緒だったんだろ。そういうときはボクを呼べって言ってるのに」
 2 人のQ-LIC 社員は下卑た笑い声を上げた。それを聞いた私は、とうとう我慢しきれなくなって声を張り上げた。
 「いい加減にしてください!」
 浜野さんは口を閉じたが、弓削さんは笑い顔を私に向けた。
 「ちょっと、どうしたの、川嶋ちゃん。そんな声出して」
 「仕事をもうちょっと真面目にやってもらえませんか」私は弓削さんを睨んだ。「白川さんにスケジュール厳守だと言われているのはご存じでしょう。それなのに、何も知らない人を担当にするってどういうことですか」
 「そう言われてもねえ。これはエースさんの案件でしょ。うちには関係ないしねえ」
 「関係ないって。くぬぎ市の仕事じゃないですか」
 「だ、か、ら」弓削さんは指を左右に振った。「うちは市政アドバイザリで、新システムの開発には責任を負ってないんだってば。スケジュールがどうなのか知らんけど、全力で協力する義務なんかないわけ。わかった?」
 「義務はないって」怒りよりも驚きが勝った。「じゃ、何しにここにいらしたんですか」
 「コンテナの説明でしょ」弓削さんはバカにしたような口ぶりで言った。「説明はするけどさ、こっちにはこっちのスケジュールってものがあんのよ。ま、今日はもう無理だろうから、またリスケってことでね」
 私は答える前に、心の中で素数を10 個ほど数えて心を落ち着かせた。
 「わかりました。では、次回はこちらの質問にちゃんと答えられる方に同席願えますか。<Q-FACE>はQ-LIC さんが販売しているパッケージですから、技術的な質問に答えられる方ぐらいいますよね」
 「そりゃいるけどさ。忙しい奴だからね、都合つけられるかな。ま、聞いてみるよ。ダメだったら、浜野ちゃんで我慢してもらうしかないけどね」
 当の浜野さんは、自分の力不足を恥じている様子もなく、1 秒でも早くこの場から離れたいと言わんばかりに、プリントアウトをかき集めてクリアファイルに押し込んでいる。これがサードアイの社員だったら、自社に戻った後、東海林さんあたりから破壊力のある雷鳴を叩きつけられるところだが、浜野さんにその心配はなさそうだ。
 「じゃ、そういうことで」弓削さんは立ち上がると、パナマハットを斜めにかぶった。「次回の打ち合わせで会いましょうね。あ、プライベートでも大歓迎だよ。ほら、行くぞ」
 弓削さんは浜野さんを促して、さっさと会議室を出て行ってしまった。私が茫然自失の状態から立ち直ったのは、草場さんに話しかけられてからだ。
 「早めに終わっちゃいましたね。ちょっとお茶でも飲んでいきませんか」

(続)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術や製品の優位性などを主張するものではありません。本文中に登場する技術や製品は実在しないことがあります。

Comment(25)

コメント

匿名

クラッシャー候補が沢山いますね…
何にせよ第1話の後で白川さんは成果物が真っ白い魔女とかならずに成仏してくれる事を願います

草場さんはそう言うと、何かを期待するように私の顔をじっと見た。私はため息をこらえて、仕方なく訊いた。
→弓削さんは
話の流れとしては、主語が違うのではと思いましたが、、、

3STR

協力義務ないんか…こっちが油揚げ攫う役回りなら、受託前にきっちりそこ詰めんといかんよね

それにしてもこれまでの作品で無能無知悪意有害と散々な連中が出てきたけど、
ここまで仕事に対して責任放棄するキャラクターっていなかった気がする

この物語はフィクションです、よね

へにょぽん

どこぞのボンボン坊ちゃんみたいな野郎ですね弓削さんは…
ガツンとやり込められて欲しいところですが、一話を見る限り
そうならなさそうなのが残念です。

匿名

たしかにリーベルGさんの作品だと仕事へのスタンスや能力、やり方の是非はともかく、仕事そのものがここまでどうでもよさそうなキャラクターっていなかったですね…割と新鮮かも

user-key.

きっと、QLIC カード(クレジット機能付き)の普及が弓削さんの仕事なんでしょう。

匿名

五堂テクノの城之内を下回ったクズキャラですねー。

匿名

草場さんも結構な公私混同のような・・・
次回あたり、川嶋さんがシングルマザーだと知ってドン引きするのか、それでも諦めないのか

匿名

よくこんな火薬庫みたいな案件でリハーサルまで漕ぎ着けたなと感心する…

匿名

今回のタイトル、「アマチュア」ってのはそぐわない気がするな。
「ド素人」「ずぶの素人」のほうがふさわしいと思う。

明確にプロフェッショナルと区別する必要はあるけれど、
侮辱するような意味合いは含んでませんよね。
む、そういう使われ方をする場合もあるのか。

リーベルG

j さん、ご指摘ありがとうございました。

リーベルG

匿名さん、どうも。
今回のタイトルは、ちょっと悩んだんです。
プロフェッショナルの反対語って何なんだと。
「非プロ」とか「ド素人」も考えたんですが、どうもしっくりこなかったので、
面倒くさくなって「アマチュア」に逃げました。

山無駄

匿名さん リーベルGさん

確かに、「アマチュア」にしろ「ド素人」にしろ、レベルの差こそあれプロフェッショナル
と方向は同じはずなので、反対語とは言えないですね。
最近「反脆弱性」という本を読みました。そのなかで脆弱の反対は、「脆いことがプラスに
働く」ことなので堅牢や頑強ではない。そのような言葉はないので「反脆さ(anti fragile)」
と定義するとありました。
なので、プロフェッショナルの反対語はそのまま、アンチプロフェッショナルでどうでしょう。

匿名

をを、作者殿から回答がいただけるとは。

山無駄さん
>レベルの差こそあれプロフェッショナルと方向は同じはずなので、

たしかに。
じゃあ私の方からは、改めて

・ぷろふえつしよなる
・プロフェッショナル(笑

てのを提案しておきます。

匿名

をを、作者殿から回答がいただけるとは。


山無駄さん
>レベルの差こそあれプロフェッショナルと方向は同じはずなので、


たしかに。
じゃあ私の方からは、改めて


・ぷろふえつしよなる
・プロフェッショナル(笑


てのを提案しておきます。

夢乃

それでは私は、
 
・デストロイヤー
 
を挙げておきます(^^)

きゅういち

通常の使い方としては、プロフェッショナルの対義語はアマチュアで良いのだと思いますし、競技における技術の差を表す場合に使うこともあるのではないかと思います。
ただ、競技ではなくプログラミングの技術レベルの差を表すということであれば、ベテラン(習熟者)と初心者という感じでしょうか。言葉って難しいですね。

匿名

無能な働き者は処刑せよって言葉がありますが、弓削は働き者でもないし・・・
無能な怠け者もピンとこない。
有害な怠け者くらいが合ってるかな。

匿名

弓削は働き者ですよ。


積極的に会議に出席していますし、
ちゃんと担当者に資料を届けて、ミーティングにも出席しています。


読み替えると。


呼ばれてもいないのにしゃしゃり出てきて、
手配しているという、その内容は見当外れですけどね。


まさに、無能な働き者そのものだと思います。

もっこす

仮にプロジェクトが大失敗に終われば「大手SIerのエースですら失敗した」という言い訳が立つのでQ-LICのメンツを少しは回復できるわけです。
そういう意味で、積極的に妨害活動に励む弓削はQ-LICにとって有能な働き者ですね。
(まあ恐らく弓削は会社の為ではなく自分の為にやってると思いますが)


あ、でも、第一話の白川さん失踪やトラブルは、こういった弓削の妨害活動によるものでは無さそうなので、やっぱり無能な働き者という事で :)

匿名

退廃あるいは頽廃でしょうか、適切な言葉は
今までの作品の傾向からすると悪役=問題ある人
ヒーロー=性格などに問題あるけど真面目な技術者なので
悪の秘密組織が登場するなら弓削が所属員になりそうですが。

文左衛門

まあ、「話の通じないひと」とのやりとりですから、中井英夫の短編集から「人外境通信」(にんがいきょうつうしん)なんぞというのもアリかな、などと思ったり。
※連作「とらんぷ譚」の一冊です。

匿名

IT系だとその手の人間に手傷を負わされた事があるでしょうから否定的になるのは仕方が無いですが、
著作として考えるなら癖のある登場人物として考えた方がいいのかなと。
タイトルのつけ方も技術者から見た一面のみ取り上げるとユーモアが薄れると思います。
現実にいたら肯定できませんが、作者の心情を入れすぎると現実の人間に不満を言えないので書きなぐってるとしか捉えられないですよね。
浜野がストーリの主線になるんでしょうね、タイトルでアマチュアと書いたのは弓削ではなく浜野の事でしょうから。

育野

ページ右のリンクにあるように@ITでは訴訟・契約関連の記事もあるわけですが,
こういう何もしない(むしろ足引っぱるのに一所懸命な)Q-LICみたいなのはどうにかできないもんですかね?
前市長の下での契約だから結果次第では訴えるのに遠慮は無いでしょうが
現在進行形(=いくらダメダメでも結果には出てない)では手が出せないか…。
#前プロジェクトに関しては市民オンブズマンみたいなのにタレ込むとかどうだろう
##違法行為があればNDAの下でも通報して排除につなげられそうけど,
##証拠保存のための記録装置は持ちこめないしなぁ。

「魔女」白川さんが弓削の排除に動いていないように見えるのがちょっと不思議。
わりと積極的にエースの看板に泥を塗りにきてるのに。
スコープ外には「魔法」が使えないのか,既に失敗して諦めたのか,忙し過ぎて手が回らないのか,
実は取り込まれてるとかだとやだなぁ。
#なるべく合理主義者でありたいと個人的には思ってる
##プライドは大事だけど,メンツなんて大っ嫌いだ

匿名

>育野さん
無理です、排除出来ません。
法律で保護されるのはルールを破った場合です。
刑法、行政法などの法律を破った場合はもちろんですが、会社関係だとそのルールは契約です。

信義からQ-LICに協力義務を課す契約を求める事は出来ますが、強要は出来ず契約を結ばないのも自由です。
Q-LICが妨害しているという事実があれば別ですが、事実上妨害であっても名目上非協力であるなら排除は無理です、協力義務が無いので。
それにエースは協力を得られにくという事実を認識している以上はエースに責任があります。

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