ハッカソン等のIT創発イベントを企画するための基礎知識

第08回 ITシステムについて

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 前回はITサービスという言葉を取り上げましたが、次は「ITシステム」です。
 システムはコンピューターに関する既製製品やカスタムメイドの部品を組み合わせたものです。
 主なものとしてネットワーク、ハードウェア、ソフトウェアがあります。そこにデータを加えたりします。

システムにおいて重要視されているもの

 人の仕事を効率化するために導入されたのが電子計算機です。作業する人を大量に雇うより機械の方が高かったかもしれません。
 しかし、正確かつ高速という利点を得ることができました。
 
 高速処理が可能な機械を持っていることが他社と差をつける決め手でしたが、機械はみんなが作るようになって価値が下がってきました。
 前の日のデータを翌朝までに処理するというような時間が限られた現場では高速であることも必要だったのですが、どの会社も変わらなくなってくると、より安いということも必要になってきました。
 
 次は、よりすばらしいソフトウェアを持っていることが重要という流れになりかけたのですが、IT業界がソフトウェアをビジネスの対象にしてしまったため、買っても自分たちで工夫して改善できないことがわかると自分で買わなくてもその処理を誰かがやってくれればいいということがわかってきました。
 
 ITシステムの各要素の中で、企業が大事にすべきなものは、次の2つです。
  • その企業にしか集められないデータ
  • その企業のアイデアが込められたサービス

 これ以外は、他の企業に任せる流れになっています。いわゆる「持たざるIT」です。

 

 大事でないところは専門家に任せて、その企業において重要なデータ、サービスを収益に活かしていくことを考えていなければなりません。

 

 データやサービスはどのようにしたら手に入れられるのでしょうか。

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