エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

老害化していく自分自身とどう向き合うか?

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自分の成功体験と合わない話をなかなか聞き入れられない自分がいる

自分をもっと良くしたい、スキルを上げたい、成長したい!と思っているからこそ、誰かに何かを教わりに行く、勉強しに行く。エンジニアに限らず、日々多くの人が頑張っていることの1つですが、教わった内容、指摘された内容が自分の価値観や経験からかけ離れた事を言われたことありませんか?

その時、あなたは素直に聞き入れることができますか?それともついつい反発しまう事もありますか?

中途半端に成功経験があると老害化していく

本コラムでは老害化の定義は、「自分の成功体験を盲信してしまい、他人の行為(教わった、指摘されたも含む)が受け入れがたく、感情的になってしまうこと」とします。本来の「老害」という言葉の意味からちょっと離れていますが、他に良い言葉がなかったので、こうします。

自分の成功体験を信じることは悪くありません。それはその人の自信になっている部分でもあり、大切なものです。ただ、その成功体験を否定しているわけではないけど、その体験とは違ったことを言われると否定された気分になってしまいます。

言われたことに対して反射的にならず、まずは自分の中で受け止めて内容を噛み砕いて

・納得できる部分と納得できない部分の違いは何か?

・相手の本当にいいたい部分、本質はなんだったか?

・自分が勝手に勘違いしていないか?

を考えることができれば、問題ないと思います。ただ、反射的に怒ってしまう。そうなるのが問題だと思います。

感情をコントロールする部分も老化していく

キレやすい老人が増えているのは、感情をコントロールする脳が老化している原因の1つと考えられる。そんな記事を読むことがありました。

昔は何事にも周りの人の話を聞き入れてくれた人が、成功していくつにれてだんだんと傲慢になってきた。それは成功体験が生んだものだけでなく、脳の老化からくる老害化なのかもしれません。

アラフォーになっても人から教わらないとまだまだな自分

平均的な年収よりは稼いでいると自覚はあるのですが、自分の周りの人をみるとまだまだと思うし、自分自身でももっと稼ぎたい。だから色んな人から教わったり勉強しています。でも、最近は自分自身が老害化していないかを気にするようになりました。

教わる→できない→自分には合わない→やっぱり上手くいかない→他の人に教わりに行く

過去を振り返ると客観的になって理解できますが、その当時は感情的になってしまい、反省することはできません。だからこそこんなループにずっとハマっています。そこから抜け出すために一番大事なことは「老害化」している自分に気がついて、自分のほうが間違っていると考え直すことです。

みなさんは私と同じような、負のループ、老害化の失敗ループにハマっていませんか?

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Comment(2)

コメント

minami

こういうときよく言われるのが「6秒ルール」ですねー。
ググれば色々出てくるので細かい言及は避けますが、カッと来ても落ち着いて反芻するよう常日頃の心がけが大切だと思います。

匿名

 何年も前から取引している個人経営の方が、ここ数年こんな感じです。


 コラム読んでて思ったのが、「納得できる部分~」からの項目が、この相手方から感じた事が、私が担当した当時から全くなかった、そして年々悪化しているという事でした。確かにいろいろ豊富な知識と成功実績があり、企画発想力も凄い方なのですが、他者を受け入れる心が欠如しつつある(あるいは元から無い)気がします。


 この方、以前から「時間と労力を相手に少しでも伝えれば、内容が駄目でも少しは気持ちは酌んでくれるよ」と、かつて立案して成功あるいは「ほんの軽く」失敗した数々の事例を、いかに時間と手間をかけて準備して提案したか、何時間も、何度も自慢してました。
 一方、こちらからの提案は「あなたがどれだけ時間かけたか私に関係ない」「駄目なものは無駄以上の価値は無い」云々と受け取るだけで、後日メールか電話で採用可否の簡単な返答のみ。そして内容に不満があれば怒鳴るものの、不満無くても「ひとまず、ありがとうございます。それで~」と、自分の意図に沿ってるか問い質すのみで、こちらの事は企画書以上の事はほぼ聞かないという、真逆の対応です。
 まぁ、他にもいろいろありますが・・・・概してコラムにある「老害」に該当するであろうことが多々思い浮かびます。


 今は取引額がそこそこ大きく、顔も広いという「経営面」からのお付き合いがありますが、周囲の反応を見ると、この人は「何かあればすぐに縁を切る/切られる」人でもあるなと感じます。話題に出た際、笑顔で「おおー!」と即応されるのは各方面での経営者や各部役員をしているごく一部の方だけで、それ以外の方(特に各方面の中堅以下や下請的立場の経営者)は大抵一瞬間をおいて「あぁ・・・」という反応(不意に出された一言目に対する反応って、本心が素直に出やすいものです)。個人経営者なので、忠告する上司も、助言する同僚も、反発する部下もおりませんし、本来の性格からか「御得意先は格上、取引業者は(格下でなく)手下」な対応も目に付きます。


 文末にある「自分のほうが間違っていると考え直すこと」、これは自分でも常に気をつけてますが、気分が乗っている時はどうしても忘れがちですね。そして後で「あちゃ~」と気づいて謝る事も。
 四捨五入で50代になった今、先にコメントされた方のように「まずは一呼吸」を改めて心がけたいです。そして「金が切れても決して切れぬ人の縁」を少しでも多く作りたいです。

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