エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

世の中の「すべき論」に振り回されると不幸になる

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こんにちは、手塚規雄です。

・エンジニアはもっと勉強をすべき

・上司は部下に対して接する時にすべきこと

・経営者として社員の実態をもっと知るべき

世の中にはなにかと「○○すべき」という言葉が多く使われています。その内容はたしかにそうだと思わされるものがありますが、それをすべて自分にも当てはめて頑張るのが正解なのでしょうか?それをコラムにしました。

そもそも世の中のすべき論に当てはめても幸せな人生になるの?

「すべき」でも「したほうがいい」など色々なアドバイスは世の中にありますが、そのアドバイスの原因はどこから来ているのか?それを最初に改めて考えてみましょう。

エンジニアでは「勉強すべき」という話題がよく上がります。これの原因は何か?

・自分には足りていない基礎力の向上?

・資格を取得することでの会社の評価基準を満たすこと?

・会社の業務以外の技術を学ぶことでスキルの幅を広げること?

・会社の業務では学べない、スキルの応用の仕方を学んで仕事の幅を広げること?

・将来転職するために、転職活動を有利にすすめるための勉強?

こんな風に一言に「勉強」といっても色々な種類もあれば目的も全然違います。私の場合は、独立するための勉強をしていましたけど、それはエンジニアとしての勉強とは全く別物でした。目的が変わればその勉強も変わりますし、目的がないなら勉強より他のことに時間を使ったほうが有効活用できます。

つまり人によってはアドバイスを受けるより、他のことをしたほうが有益な時間活用になるという事実があります。そのため、自分の悩みや目的を考えず、アドバイスの原因は何かを考えず、人の言われるままに行動を変えても人生は良くなることはありません。もちろん自分のやりたい事と一致するアドバイスの内容は参考にして実践するのが一番いいと思います。

すべき論に隠されていること

すべき論の多くは、話している本人に都合のよいトーク内容も多く含まれています。そもそも「○○すべき」という言葉、強制力を感じる言葉です。そして人によって悩みの原因や環境は大きく違うのに、世の中全員の人に「○○すべき」と強制している感があって私は個人的に好きではありません。私もついつい使う事もありますけど(笑)。

他にも理由があって、「すべき」という言葉を使うときには、感情に「怒り」がこもっていることが多いです。何か理不尽な思いをして他人や環境に怒りをもった時、失敗して後悔している自分に対する怒りをもった時、色々な「怒り」を持った時に出やすい言葉です。例えば何かに失敗した時に「あの時に○○すべきだったなあ」なんて言葉をよく使いませんか?だからこそ、他人の怒りにも振り回されないほうがいいという意味も含みます。

アドバイスをしている人が考えているターゲットの前提と自分は一致しているか?

世の中にたくさんあるアドバイスには基本的には良いものが多いです。そのアドバイスを受けて良くなることも多いです。でも、アドバイスにはアドバイスしている人にとってのターゲットとなる人の前提条件があります。前提条件はどういう人なのか?それを読み取ることが大事です。もし読み取れない場合は、多分自分にとって今受けるアドバイスではない事が多いです。そのあたり気をつけるのも大事です。

あと人からのアドバイスをすべて受けてしまうと自分自身が楽しむための時間が全くなくなってしまうので、それはそれで考えものです。人生でものすごく努力する期間もあると思いますが、人生で楽しむ期間も必要で何事もバランスは大事ですよ。

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