エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

独立、フリーランスになるための準備

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こんにちは、手塚規雄です。

第4回電王トーナメントにてこんな会話がありました。

某開発者「手塚さんは独立するときにしっかり準備とかしていましたよね?」

私「ごめん、全然準備とかしないで会社辞めちゃった(笑)」

本当は準備などしたほうが絶対に良いのですが、こんな調子の人間でもなんとかなってしまう理由が今回のコラムになります。

雇用をしていない

私の場合は独立しても、法人を作っても雇用していない点にあります。そのため自分が生活できる分だけ稼げばなんとかなってしまいます。これが雇用していると結構違います。

まず給料の支払いがあります。それに加えて職場が必要となり、事務所などの賃貸、もしくは購入が必要となりさらに資金が必要となります。業種によっては施設や道具も必要となり大変な額になります。その場合には資金の準備、雇用の準備、場所などの手配などがあるので、準備するのに相当な時間とお金が必要となります。

しかしITエンジニアでフリーランスの場合はそういう準備がまったくないので、準備する必要がなかったのです。

準備というのは終わりがない

準備万端という状態というのはあんまりありません。特に、独立する、起業するというときの準備に関しては、特にこれが当てはまります。何かしら足りなかったり、不安があったり、踏ん切りがつかない状態が続き、とうとう会社を辞めることができなかった人は多く存在します。

他に例えるなら、プロジェクトを開始するときの準備みたいなものです。まずプロジェクトが準備万端だった事があったかどうかを振り返ってください。「えっ?マジでこの状態で始めるの?」みたいな状態で開始しても、終了時には良い意味でなんとかなってしまったプロジェクトの経験はありませんか?もちろんみんなボロボロになってしまうような最悪の場合もあったかもしれませんが、良かった場合の経験もあったと思います。案外準備の良し悪しだけが最終結果に結びつくとは限りません。もちろん準備万端のほうがプロジェクトがスムーズに進みますけど。

新しいことを始める場合は準備が足りていないことばかり

そもそも新しい事を始める場合に準備万端というのは難しいと思いませんか?後から振り返るとあれが足りてなかった、これが必要だったと思うことがありませんか?これは最後までやり遂げた経験からわかることで、最初にやるときにはそもそも何が必要だったのかわかっていないということです。だからといって準備を疎かにすることはできませんが、経験が無い事に対して準備をするというのは意外なほど難しいのです。

もし私が今から会社をやめてフリーランスになるとしたら

準備、調べるものは

・ある程度の生活資金(3ヶ月分以上)

・エージェント会社はどんな会社があり、どんな仕事があるのか?

・1ヶ月の報酬はどの程度になりそうか?

・個人事業主でやったほうがいいのか、法人を作ったほうがいいのか?

・法人を作る場合、何が必要になるのか?何が大変なのか?どの程度お金がかかるのか?

・税理士はどこに依頼すればよいのか?

・副業としてできる仕事は何があるか?

このぐらいだと思いますが、といってもちょっと最初は大変かもしれませんね。あとはやり始めながら経験していくので十分な気がします。あと私は楽観主義者なので、その点も考慮して自分に当てはめて考えてみてください。

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コメント欄やTwitter(@noriwo_t)にて書いて欲しいコラムの題材をいつでも受け付けております。ただしその内容に応えられるかどうかはわかりません。基本的にコメント欄には私自身がコメントしないのですが、題材リクエストに関してはレスをすることもありますので、よろしくお願いします。

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