エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

人を信用し過ぎない、疑い過ぎない

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こんにちは手塚規雄です。

今回は前回のコラムにてTwitterからコラムについてコメントを頂いたので、それに応えての内容となります。実は前回ボツにした一部の内容を再修正した内容だったのですが、同じようなことを思っている人がいるのに気がついて、そういうのはやっぱりコラムにしたいと思ったのです。

前回のコラム「フリーランスになる前に直したほうがよいもの」にて、お金に関することは人に丸投げするのはあまりオススメできない事をお話ししました。実はこれはお金に関する事だけではありません。それについてのコラムになります。

フリーランスになると色んな人と関わることになる

今まで関わったことのない業種の方と一緒に仕事したり、仕事を依頼されたりします。経験のある方もいるとは思いますが、それは少数派でエンジニアはあんまり関わったことのない人が大半です。その代表例となる人が税理士です。そこで、その業界ならではのルールもあり、知らないと損することもあります。ルールも大事なのですが、それ以上に重要なのは「無知」とか「世間知らず」だと思われないことです。

仕事相手とは信頼関係を築き、お互いに気持ちよく仕事できるのがよいことですが、報酬については別です。

仕事上の信頼関係とお金は別

これはフリーランスでなく会社員でも経験することですが、報酬金額について通常より高く設定してくることがあります。逆に値下げ交渉があります。それだけならいいのですが、会社のサイトにそのあたりの金額が指定されている場合があっても、実は別途お金がかかる必須の仕事、手続きがあったり、何かと公表されている金額通りでないことが多いです。そのためバカ正直に付き合っていると相場より高い金額を支払う事が普通にあります。

安易な口約束はやっぱりやめよう

契約時に口約束をしたけど、実際に仕事をすすめていくと、そんな話は知らない。そんな事件はやっぱりあります。むしろそれよりタチが悪い場合もあります。業界では○○は常識とか言われるのが一番腹立つパターンです。細かな確認と契約書には必須事項と思えるのはしっかり記載してもらいましょう。

以前あったのは口約束で税別での報酬を提示してもらったのに、発注書には税込価格であったという完全に騙されたことが一度だけありました。仕事でお付き合いするのは二度とありませんでした。

また契約書は先方に作成して頂く場合は基本的に相手有利なのでそのつもりで契約書をしかり読みましょう。丁寧な会社だと一旦契約書全文をPDFなどで事前に送付してくれるのですが、契約時に見てOKですよね?が基本なので、重要な部分だけをさらっと確認できるようにしておくのも大事です。

逆に疑いすぎるのもダメ

痛い目を見た経験を多くすると今度は必要以上に疑い深くなってしまいます。でも、それは相手から見たらかんたんに感じ取れてしまうので、それはそれで逆に印象を悪くしてチャンスを逃してしまいます。逆に使えば断るときにはこういう態度をとっていると断りやすいのですけどね。

心はオープンにして相手に安心感を与えるけど、細かな部分はしっかりチェックしている威圧感などをバランスよく持つのがいいのですけど、こればっかりは経験を積むしか無いと思います。顧客との交渉が多いポジションのエンジニアであれば、すでに経験済みで逆に心配なないです。

普段の仕事でもやっているのに、場と相手が変わるとできなくなる

ITエンジニアとして仕事をしている時には、いつもの事なので意識せずとも注意できることはたくさんあると思います。でも契約時の交渉、その相手が変わるだけでちょっと考えればできることができていない。言われてみると難しいことではないのですが、実際に経験してみると普段やらない失敗をしてしまう。そんな事がいっぱいあります。それは単なる経験が少ないだけで慣れてきたら、アレと同じパターンだから注意しないとダメだなと注意できるようになります。

信用しすぎては失敗する原因として、意外なほど悪人が多い世の中

ここでいう悪人は犯罪者という意味でなく、自己の利益のためには他人なんて関係ないと言わんばかりに接してくる人です。それは自分も相手も同じで生活のために仕事をしているので、仕事に失敗すると生活できない恐怖から、信じられないような交渉をしてくる人がいます。こちらは正当な理由で抵抗しても、「すみません、会社側からこうと言われているので...。」の一点張りで逃げようとする人がいます。まるで私が悪くのでなく会社が悪いんだ!ということで罪悪感からも逃げようとして、自分の仕事をやっている人もけっこういました。気持ちはわからんでもないのですが、実際に仕事相手として接すると色々疲れてしまいます。

世の中には色んな人間がいるからこそ、信用し過ぎない、疑い過ぎない

文句無しに気持ちの良い仕事ができる相手もいれば、本当に最悪で二度と仕事するか!と思う相手と、世の中には両方存在します。だからこそ信用し過ぎない、疑い過ぎないというのを忘れずに色んな人と接するようにしています。

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コメント欄やTwitter(@noriwo_t)にて書いて欲しいコラムの題材をいつでも受け付けております。ただしその内容に応えられるかどうかはわかりません。基本的にコメント欄には私自身がコメントしないのですが、題材リクエストに関してはレスをすることもありますので、よろしくお願いします。

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