エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

【94】最低、会社には3年以上いるべきか?

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こんにちは手塚規雄です。

エンジニアライフでもたまにこの手の話題がありますが、私なりの意見をコラムにしました。この考え方、意見、価値観が正しいという事はありませんが、こんな意見もあるのかという参考程度にどうぞ。

 

すでに私の結論はわかっていると思いますが、辞めたい時に辞めたほうがいいです

履歴書にキズがつく、再就職が難しくなるという意見は正しいと思います。でも私が気にしているのは「ストレス」です。会社を辞めたいと思っている人は会社に関わるものに対して何かしらのストレスを感じています。それを1年以上我慢するのは身体的にも精神的にも良くありません。それが人によって程度は違いますが、身体的・精神的不調になり、最悪の場合は人生を棒に振ることだってありえます。

わかりやすいのは「うつ」になってしまうパターンです。会社が自分に合わずうつ病になってしまうというのは今ではどこにでもある話で、誰にでもなる可能性を秘めているともいえます。この場合、本当に人生を棒に振ってしまうので、無用なストレスを回避するためにも辞めたい時にはスパっと辞めてしまいましょう。

 

再就職は大丈夫なのか?

先ほども話しましたが、不利になる可能性は高いです。特にリスク回避を好む企業は難しいでしょう。個人的なイメージですが世間的にも有名な大企業は難しいと思います。でも逆にそのリスクよりも会社にとってプラスになる可能性があれば採用してくれる会社もあります。要するに今までやってきた就職活動とは視点とやり方を変えて、再就職を目指す必要があります。

・なぜ短期間でやめてしまったのか?そのため、今度就職する会社には何を求めているのか?

・こんな会社だったら、こちらからお断りするという絶対的に嫌な要因は何か?

・短期間でもやめてしまうような人間でも許容してくれる会社はどんな会社か?

これらの視点をもって会社を探せば、今までまったく知らなかったような会社の存在を知ることもでてきます。世間的にはマイナーな会社でも業界トップの会社、他の会社にはない絶対的な力を持つ会社、びっくりするぐらい実績があるけど、まったく有名ではない会社も少なくありません。

 

再就職の可能性はありますが、注意点が1つだけあります

会社をすぐに辞めてしまう決断をして辞めてしまうような人は、確実に多数派でなく少数派の人間になります。辞める決断をする前に、これから自分は少数派の人間になる事を辞める前から自覚しておきましょう。少数派になる事で

・世間の風当たりは強くなります。すぐに慣れますが、慣れるまでストレスを感じます。

・味方をしてくれる人、意見が合う人、理解してくれる人が多少なりとも減ります。それにより孤独を感じるかもしれませんが耐えましょう。

・同じような経験をしている人が少ないので、今後アドバイスを得ることが難しくなるかもしれません。

でも、これらの困難を乗り越えることができれば問題ありませんし、再就職してある程度の時間が経てば、いつの間にか多数派に戻るでしょう。

 

困難である前提を受け入れることができない人は会社で耐える選択をしましょう

会社をすぐ辞めない選択、さっさと辞める選択、どちらが良い悪いは人によってまったく違うと思います。あくまで主観的な意見になるので、下手にアドバイスもできません。ただ、世間的に明らかに少数派となる行動を取ることでのデメリットを予め知っておき、それでもOKなら会社を辞めることをお勧めします。そんな選択ができる人はデメリットについて知らなくても辞めてしまうような人ばっかりだと思いますが。

世間体を気にする人なら辞めないほうが良い。世間体なんて知るかー!という人は辞めたほうが良い。これが一番わかりやすく簡単な判断基準だと思います。

 

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コメント

派遣プログラマ

いつも手塚さんの記事を楽しみにしている一派遣プログラマです。
最近はどのプロジェクトも中国人など単価の安い人が増えており、プログラマとしてこのままではやばいと感じています。
この問題についてはどのように感じておられるでしょうか?

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