エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

【27】ドリーム・スティーラーを知っていますか?

»

こんにちは、手塚規雄です。

突然ですが、あなたは転職や独立などを考え誰かに相談したことがありますか?もしくは学生時代に学業や部活などで大きな目標を設定、例えば「○○大学合格!」とか「全国大会出場!」などを周りの人に言った事ありませんか?そんな経験がある方に質問ですが、その時

・お前には無理だよ

・そんなのやっても無駄だよ

・そんな才能、自分にはあると思っているの?

・失敗したらどうするの?

・結局お前も金(または大学合格・大会優勝)だけが目的かよ

・お前なんか友達でもなんでも無い

他にも色んな言われ方がありますが、批判や冷やかしなど受けて大きなショックを受けたことありませんか?そんな言葉を投げかけてくる人をドリーム・スティーラーと呼びます。意味もそのままで夢を盗む人です。

 

ドリーム・スティーラーと呼ばれている理由

大きな目標に向かって進む人間にとって、一番の難敵がこの「批判」や「冷やかし」です。努力している途中の人間にとって、この手の言葉は意外なほど強力なダメージを与えます。なぜなら、こういう言葉は身近な人間から投げかけられるため、精神的なダメージがとてつもなく大きいからです。カンタンに言えばショックを受けて、自暴自棄になる人もいれば無気力になってしまう人もいます。言葉を投げかけた人にとっては無意識ですが、結果的に努力している人間の目標、つまり夢の邪魔をしてしまうからドリーム・スティーラーと呼ばれています。

 

ドリーム・スティーラーはなぜ現れるの?

この理由は簡単です。今まで仲間だった人間が、今より上のステージに行こうとしている。その現実に対して無意識に「羨ましい」「憎い」「オレでも無理だったのに」という負の感情が言葉となって出てくるのが理由です。だから身近な人間ほどドリーム・スティーラーになりやすいのです。

簡単な例でいえば、彼氏・彼女がいないグループの中で、突然相手ができた時に冗談交じりに「アイツは裏切り者だ!」と言っているのとあまり変わりありません。冗談交じりに言っている割には本気の人も居ますよね。ドリーム・スティーラーは冗談が0%の状態で言ってくる人になります。

 

ドリーム・スティーラー対策

対策というほどの対策ではなのですが、こういう存在が実在する、という認識をする事です。それだけで実際に目の前に現れた時のショックが軽減されます。この知識なしに出会ってしまうと本当に大きなショックを受けてしまうので、まず耐えられません。だからまずは知識だけ得て下さい。実際に何回も出会うと経験を得て、自分で対応できるようになります。

私の場合は、「あー、そうだね。はいはい。アナタガタダシイデス。」と言ってテキトーにあしらいます。この対応も火に油を注ぐようなものですが、まともに相手にしても疲れるだけなので、この程度がちょうどいいのです。私は以前は真っ向から戦い、大喧嘩になった事もありました。

 

ドリーム・スティーラーとアドバイスをくれる人との違い

批判的な事を言う人すべてがドリーム・スティーラーという訳ではありません。正しいアドバイスとして批判的な事を言ってくれる家族・友人もいます。この両者の違いは「論理的な話」をしているかどうかです。

ドリーム・スティーラーは9割方、感情的に話してきます。場合によっては怒鳴り散らしてきます。ここまで来ると本気で逃げるしかありません。残り1割の場合ですが、最初は論理的な内容と思えるのですが、よーく考えてみると物凄く矛盾しています。判断しやすいのは最初と最後で逆の内容を言っていたり、主観的な話ばかりです。

しっかりしたアドバイスをくれる方は、話の内容が論理的で客観的で何より冷静です。最大の違いはこちらの話をしっかり聞いてくれます。だからしゃべっている途中で言葉を遮ってくることもありません。ドリーム・スティーラーは話の途中でも容赦なく遮ってきます。

 

自分自身がドリーム・スティーラーになっていないか確認する

逆の立場になると、うっかり自分自身がドリーム・スティーラーになっている事があります。そんな時こそ、まず深呼吸する。そして相手の話を最後まで聞く。そして論理的に考えて、無謀なのか、可能性のあるチャレンジなのか、それを判断してアドバイスしていきましょう。

 

最後に、信頼している人がドリーム・スティーラーだったとしてもあんまりガッカリしないでください。その後もきちんとコミュニケーションをとり続けること、良い結果でも悪い結果でも実績を相手にしっかり見せていく。それだけでもあなたへの評価が変わってきます。もし相手がちょっと反発しただけで怒ってしまい、一時的な感情に流されてしまったら、間違いなく後悔するでしょう。

このように冷静な状態では正常な判断はできても、感情が大きく動いている時には冷静な判断はできません。だからこそ事前に知識を得て心構えを持つことが大事になってきます。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する