エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

【5】フリーのエンジニアってどれくらい稼いでいるの?

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こんにちは、手塚規雄です。

そろそろ守銭奴らしくお金の話題をします。フリーのシステムエンジニアやプログラマーはどれくらい稼げるのか?もっと突っ込んだ言い方をすればサラリーマンと比べて、どの程度違うのか?フリーのエンジニアについてこれが一番知りたいことかもしれませんね。

最初にサラリーマンのエンジニアの年収ですがだいたい平均500万~600万と言われています。下記のサイトに統計が掲載されています。

転職サイトDODA(デューダ)
http://doda.jp/guide/heikin/#job-item02

エンジニアTYPEよりアイム・ファクトリー調べ
http://engineer.typemag.jp/article/salaryinvestigation

リクナビNEXT
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001244

年収ラボ(厚生労働省の調査で、抽出調査したもの)
http://nensyu-labo.com/syokugyou_se.htm

ITPro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140107/528190/

じゃあフリーのエンジニアの平均年収はどの程度か?これは統計が出ていないのでわかりません。ただ、多くの案件紹介会社の単価を見る限り月単価が50万円~80万円が多数を占めています。単純計算で年収600万円~960万円になります。中には月単価100万円を超える案件もあります。つまり比較的単価の低いほうでもサラリーマン平均ぐらいは稼いでいることになります。

またプロジェクトマネージャーやコンサルタントになると100万円超の案件のものが多くなります。ただし案件そのものの絶対数がプログラマーやシステムエンジニアに比べて数が少なくなります。

この結果からサラリーマンにくらべてフリーのエンジニアは年収で100万円から200万円は高くなります。また月単価が85万円になれば年収1000万円の大台を超えることになります。さすがに年収1000万円超のクラスは少なくなりますが、フリーのエンジニアで年収1000万円を目指すことも可能なのです。ちなみにサラリーマンの場合だと上位2%程度になるようです。

サラリーマンの上位2%とフリーのエンジニアの上位層。どちらのほうが簡単になれるのか?と聞かれると判断が難しいです。ただしサラリーマンは会社の規則に沿った昇給に対して、フリーの場合は契約して仕事を遂行したら、報酬となるので、短期間で目指すならフリーのほうになります。

ただしフリーの場合はデメリットが1つあります。それは「税金」です。

個人、法人問わず1000万円超の売上があると消費税の納税が必要となります。サラリーマンの場合、1000万円の収入となっても消費税納税はありませんが、独立したエンジニアは事業者なので納税しなければなりません。報酬にも消費税が付いているわけですから、当たり前といえば当たり前の話です。特に、サラリーマンと違って天引きでなく、次年度に納税するので、そのタイムラグに注意することが必要になってきます。

国税庁HP
https://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/shohi.htm

1000万円といえば羨ましい収入だ!と思う方がいる。その一方で、独立してもその程度なのか、と思われる方もいます。他人がどう思っていても、自分の中で優先順位は何か?その上で自分がどのような選択肢をとるのが最善なのか?それを考える上で収入は参考材料の1つとしてこの情報を使って下さい。

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