『天気晴朗ナレド 波高シ』の海をエンジニアとして、泳ぎ切るためのコラム

名ばかりのPMにご用心

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PM(プロジェクトマネージャ)という言葉が浸透して久しい。

システムの導入見積にも「PMフィー」がドドーンと計上されている。

システム設計や、導入以外にも、例えば、マンションの大規模修繕工事などのプロジェクトにもPMがいたりする。

このPMという称号は、コンサルタント称号と同様で、資格試験の様なものがない。お笑い芸人の様に、「俺、明日からお笑い芸人になる」と本人が言えば。お笑い芸人ということになる。PMの一番大切なスキルは何かを知らなくても、PMです!といえば、PMということになる。(日本では・・・)

知識体系や、WBSの意味も知らないPMだって、うじゃうじゃいると思う。

人事権のまったく無いPMはPMとして、機能しないのを、その会社の上層部は認知しているのだろうか?

ここ、古いジョークをひとつ

社長「 このプロジェクトを変えるのにベンダー会社のPMが何人必要かね?」

システム責任者「0人です。ヤツらは使いづらい現状のシステムを標準とし、『この挙動は仕様です』と言うだけです。」

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