これまでの経験で感じたことを、つらつらと述べていきます。

新人さん達の季節

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今日のお昼時、新入社員達が食堂で一緒に仕出しのお弁当を食べている姿を見て、
そうか、今日は新年度の開始日だったなと、ほんの少しだけ感傷的になりました。
 
私は社会人になってから随分年月が経過していますので、
今の新社会人達とは
「見てきたもの」「聞いたもの」「経験してきたもの」
が根本的に違います。
いってしまえば世界観がまるで異なっているわけです。
 
ですので、もし新人教育を行うとなれば、
そういった「ギャップは存在する」として接する必要がありますね。
「え?これがわからないの?」
とつい思いがちですが、それは当然のことです。
もっといえば、フレッシャー達は、いつの時代も
「わからないことがわからない」のです。
なので、その感覚を理解して接する必要があるでしょう。
なぜなら、みんな同じことを経験してきているはずですから。
まぁ、忘れているかもしれませんがね。
 
社会人になって、組織に所属して成長してきたのならば、
その経験を還元する使命があると、私は思います。
新人達を導くのもそうですね。
 
また指導するというのは、
指導する側にとっても大きく成長するチャンスです。
なぜなら、正確にアウトプットするには、
正確に理解していることが前提になるからです。
他にも、正確かつ相手が理解できる語彙選択、
忍耐力...いろいろ求められますからね。
それに直接指導していなくても、差し出がましくない程度に
フォローするなど、サポートできることはたくさんあるはずです。
そしていつの日か、かつての新人達の成長を感じたとき、
これ以上無い達成感を感じられれば幸せですね。
 
日々忙しく過ごされているみなさんも、
少しだけでも、こんな風なことを考えてもらえると嬉しいなと、
そう思います。
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