これまでの経験で感じたことを、つらつらと述べていきます。

自分らしく生きる

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幼少時から親元を離れるまで、
親から事あるごとにダメ出しを受け、
特に「面倒くさがり」と呆れられていました。

こういう体験は、皆さんも大なり小なり
経験されているかもしれませんが、
私はこれによって「自分は駄目な人間だ」と
コンプレックスの塊になったまま成長しました。

結果として、ずっと自分に自信が持てず、
かなり人見知りな性格でした。

この話を現在の知人に話しても、
大抵は驚いてなかなか信じてもらえないほど、
人見知りについては克服できました。
ですがコンプレックスは、
なかなかうまく解消出来るものではありませんね。

それが、です。

今では、「面倒くさがり」で良かったと、
心の底から思えるようになりました。

私は社会人になってからずっとシステム開発に従事してきましたが、
そこでは「効率化」が絶対的な主題となります。

そうです。
ここで「面倒くさがり」が真価を発揮するわけです。

同じことを二度繰り返すことが多大なストレスに感じるこの性格によって、

「とにかく合理的に、無駄なことはしない」

ことを実現することに、執念を傾けられるのです。

特に、(ようやく)働き方改革なる(バズ)ワードによって
社会全体として効率化が求められるようになってきましたので、
これまで以上に「面倒くさがり」の特性は重宝されることでしょう。

このように感じられるようになってから、
随分心が軽くなり、
「この自分の特徴を活かさない手はない」
とも思えるようになりました。

そう、全ては自分次第なんですよね。

一歩を踏み出せるかどうか、
あがき続けられるかどうか、
そして乗り越えられるかどうか。

そうやって眼の前を変わり続ける風景を楽しめるかどうか。

出来ることなら、美しい景色の中、生きていたいですよね。
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