ネットワークエンジニアを目指した元オペのこぼれ話

はじめましてのご挨拶

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 はじめまして、ききみみずきんです。

 このたび、@IT自分戦略研究所 エンジニアライフでコラムを書かせていただくことになりました。ネットワークエンジニアとして、ネットワークの片隅で生きています。

 はじめましてなので、長くなりますがさっとわたしの話をしたいと思います。

 最初にコンピュータと呼ばれるものを目にしたのは、小学校に上がるころ。当時、ファミコンの第1世代。分からないながらにハイドライドスペシャルにときめき、映画やドラマの黒い画面に文字が流れるように表示されるものを瞬時に見分けて自在に操る姿にあこがれてかっこいいと思ったのが、コンピュータとの出会いでした。

 かといって、そのまま理系の学科に進んだり、家でPC漬けの生活を送っていたりしたわけではまったくなく、屋外を元気に走り回り、家に帰れば童話の世界に浸る、そんな子ども時代を送っていました。おまけに理数系の教科は苦手も苦手でちっとも分からず、文系の道を歩んでいました。

 大学の授業で初めてコンピュータに触り、当時でも古かったWindows 3.1の真っ黒な起動画面がうれしかったのを覚えています(わたしが触ったWindows3.1はMS-DOSからコマンドを打ってWindowsを起動しないとGUIが上がらなかったんです)。

 電話が嫌いで人と話すのが大の苦手だったわたしですが、なぜかコールセンターでは受けがよく、いくつものコールセンターを転々とすることになります。

 オペレーター仲間から紹介されたサポートセンターの研修で、右クリックからインターネットのいろはを覚え、とある現場で障害対応の楽しさに目覚めて、気が付いたらネットワークの深い沼に肩までどっぷりと浸かっておりました。

 社会に出てからは、アルバイトや派遣であみだくじみたいに行きつ戻りつ、現場を転々としてきました。テレオペ、修理、訪問サポート、障害対応、設計構築監視、運用管理仕様検討……etc。

 気付いたら、経歴の半分以上をあれほど嫌いだった電話と一緒に歩いてまいりました。最近は、社内ヘルプデスクのような仕事をしています。

 世間では3Dが当たり前になりつつあるようですが、わたしは相変わらず、素晴らしい映像より白黒のそっけないコンソール画面にときめきを感じる日々です。

 つたない文章ではありますが、気長にお付き合いいただけたらうれしいです。

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