海外IT企業で働いていた純日本人エンジニアがいろいろと考えてみる。

海外IT企業で働くのに必要なものって何?

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 どうも、鹿島和郎(かしまかずお)です。

 「海外でも通用するエンジニアになる」というタイトルですので、今回はそれっぽいことを少し書いてみようかと思います。

 「海外でも通用するエンジニア」ってそもそも何でしょうか。多分、いくつかのパターンがあると思います。

  1. 海外の企業に就職し、そこで通用する
  2. 日本の企業で働いて、海外の会社とのプロジェクトで通用する
  3. 技術力に優れていて、世界のトップレベルの技術者と比べても遜色がない
  4. その他

 今回は1のパターンについて考えてみようと思います。

■語学力でも技術力でもなく

さて、海外のIT企業で働くために一番必要なものは何でしょうか。

 語学力? 技術力? 海外生活への適応力? 確かにどれも必要だと思いますし、その他にも色々考えられると思います。

 わたしの答えはちょっとずるいかもしれませんが、「ビザ」です。どんなに優れた人でもその国で働くのに必要なビザ・ステータスがないと働くことができません。

 当たり前のことじゃないか! と言われそうなのですが、海外で就職したいと思っている人の中には、その当り前のことをあまり考えていない人もいるように思えます。

■情報収集&行動

 ある国で仕事をしたいのなら、まずはそこの国にどういう種類のビザがあるのか、それの取得にはどういう条件があるのか、自分はそれを満たしているのか、満たしていない場合は何が必要なのか等々。

 それが分かってくれば、それに向けて色々と目標を立てて進むことができると思います。

 また、海外IT企業・プロジェクトの求人情報が日本でもけっこう手に入ったりしますので、まずは日本でしっかり準備するのが大切だと思います。

 極端な例ですが、このあいだ、海外での開発プロジェクトでしかも語学力はほとんどいらないプロジェクトの求人情報を見かけました。その会社がビザの取得とかもサポートしてくれるようです。運良くそういうところに潜り込めたら、それをステップに次に進むことができるかもしれません。

■必ず公式情報を確認するか専門家に相談する

 ビザ関係の情報は「必ず」公式情報を参照するか、専門家に相談するようにしましょう。法令はけっこう頻繁に変わります。1年前は正しかった情報が、今は正しくないこともよくあります。個人のブログなどによる体験談は公式情報では得られない情報を得られるという意味では貴重ですが、あくまでその人のその時点での経験ですので、参考程度に留めるのがいいと思います。

 と、ここまで書いていきましたが、言いたいことは、

 「ビザのための情報収集はいくらやってもやり過ぎることはない」

 ってことでしょうか。内容が薄い気もしますが今回はこの辺で。

 何かご質問などがあればコメントをいただければと思います。

 それではまた次回。

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