@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

「残業しろ」「無理です」 課長と新人の残業バトル

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 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

 ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。

残業課長 VS ノー残業新人

 ワークライフバランスを考える逆転仕事術氏による『ワーク×ライフ・エンジニアリング』。お盆集中連載の@ITドラマ「残業課長 和久原アトム」が始まった。

 和久原アトムは、小さなシステム開発会社の課長である。人呼んで、「残業課長」。残業せずして一人前になどなれないという信条の持ち主だ。ところが、新人の朝田ススムは毎日定時に帰宅する。和久原にとって我慢ならない存在だ。「残業しろ!」「なぜですか!」……2人の意見が激突して火花を散らす。

 このドラマは、逆転仕事術氏の体験を元にしたフィクションだ。8月10日(月)から8月14日(金)まで、毎日夜21時に更新する。毎回、さりげなくエンジニアライフのゲストが登場しているので、探してみるのも一興だ。

勉強会では教えません

 中堅ソフトハウスに勤務するにゃん太郎氏による『ソフトウェア開発に幸せな未来はあるのか』。勉強会は教わるところではない!

 「勉強会では教えない。資料は読ませない」。にゃん太郎氏の主催する勉強会のモットーは独特だ。さてその心は?

 暗記するだけ、受け身で情報を得るだけでは、使える知識は身に付かない。「教えない」というのは、「参加者が自ら考える場を提供する」ということだ。図が多く文字の少ない資料を使うことによって、参加者は「これはどういうことだろう」と考えるようになる。自分で考え、ノートをとり、発言する勉強会でこそ、スキルがきちんと身に付くのである。

「How」ではなく「Why」で考える業務分析

 フリーエンジニアのビガー氏による『真の顧客満足を目指して』。業務分析について語る。

 要求の源泉とは、「そのシステム機能をなぜ実装する必要があるのか」を示した理由だ。要求の源泉を把握するためには「なぜこの仕様になっているのか。この仕様にはどのような意味があるのか」を考える必要がある。「この仕様で、どうやって作ろうか」と考えるだけでは、要求の源泉を把握することはできない。「How」ではなく、「Why」で考えるのである。

 「作業の意味を掘り下げることができるレベルで、人のスキルが判断できる」とビガー氏は語る。

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