パパエンジニアの子育て奮闘記 子供の看護休暇

2012/10/23 17:16:07

 こんにちは。株式会社リーディング・エッジ社の山本昭弘です。前回も書きましたが、私の妻は下半身麻痺となり現在入院中です。私には4歳の娘と1歳の息子がいます。まだまだ手のかかる年齢です。私は2人の子供たちを独りで育てています。毎日片道2時間かけて通勤し、フルタイムで働きながら男手1つで家事育児をすることは想像以上にハードなことです。

■いくらあっても足りない有給休暇

 妻が元気だったときは子供の具合が悪いときは妻に子供を病院に連れて行ってもらっていました。ですが、今は私しか子供を病院に連れて行けません。保育園や幼稚園は、よほど小さい所ではない限り、一年中誰かしら鼻垂れている子供がいます。特に保育園は働いている家庭が多いためか、ちょっとぐらいなら保育園に連れていきます。そのためか、うちの子供も保育園に通うようになってからよく風邪をひくようになりました。

 普段の子供達はものすごく元気です。ですが、風邪をひいて熱があると「このまま死んじゃうんじゃないか?」と思うぐらいグッタリとします。ちょくちょく病院に連れて行き、看病をしていました。場合によっては夜間病院に何度も行きました。妻の病院の説明を聞きに行くのは平日の昼間、市役所に行ってさまざまな介護や身体障害者申請をするのも平日の昼間、そして子供を病院に連れて行って看病をするので、有給休暇をかなり使う状況になりました。

 こうなってしまうと、何日有給休暇があっても足りません。このような状況になり、わらをもつかむ思いから使える制度がないかと調べました。子供の看護休暇というのが存在することが分かりました。年間で子供1人につき5日間、最大10日間子供の病気の看護で使えます。

育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の16条2.3項

第 16 条の 2 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者は、その事業主に申し出ることにより、一の年度において5労働日(その養育する小学校就学の始期に達するまでの子が 2 人以上の場合にあっては、10 労働日)を限度として、負傷し、若しくは疾病にかかったその子の世話又は疾病の予防を図るために必要なものとして厚生労働省令で定める当該子の世話を行うための休暇(以下この章において「子の看護休暇」という)を取得できる。

2 前項の規定による申出は、厚生労働省令で定めるところにより、子の看護休暇を取得する日を明らかにして、しなければならない。

(有給無給は会社との取り決めに準じます)

■子供の看護休暇の思い

 事業者用のガイドラインは以下のようになっています。

○ 子の看護休暇は、法律上、日単位で付与することが必要とされていますが、さらに、時間単位や半日単位での休暇取得のニーズがあることを踏まえ、これが指針上明示されます。

○ 事業主は、労働者の子の症状、労働者の勤務の状況などがさまざまであることに対応し、時間単位又は半日単位での休暇の取得を認めることなど制度の弾力的な利用について配慮してください。

 

 子供の看護制度は、病気の子供を看病するために親が仕事を休まなくてはならず、それを行っていると有給休暇が何日あっても足りなく、欠勤してしまう労働者を救うための制度です。子供の看護休暇だけではなく、短期介護休業も同様でした。

■子育てしやすい環境へ

 結構、国の少子化対策はよくやっていると私は思います。子供ができて、このような状況になるまではマスメディアの影響が多くて気が付かなかったのですが、子供の医療費無料、公園の充実、週末保育、病気の子供でもあずかってくれる病院などの政策には本当に助かっています。コンピュータソフトウェア業界はそもそも既婚率が低く、さらに、子供を育てている人はさらに少ないためか、職場の理解がなかなか得られないところも多いのではないでしょうか。私自身もこのような状況になるまでは、想像ができませんでした

■働きやすい職場へ

 今は不景気でなかなか給料が上がらない企業が多いです。労働組合がある会社は賃上げをするのも難しいのであれば、この制度が最低ラインの場合、もっとより良い制度に交渉してみてはどうでしょう? 小さい会社では1人の役員の発言力が大きいです。発言力がある役員さんは子育てを奮闘している社員のために行動しましょう。また、子供がいない人は、親孝行をするためにも短期介護休業も同様に有効な制度にしましょう。

 ぜひとも皆さんがお勤めの会社が、この制度をどのように運用しているか把握することをお勧めします。また、これを読んでくれている方々の会社の子供の看護休暇の運用が良くなるといいです。

日本企業に元気がないぞ! あなたはこの先どうする? パート3 ~いいエンジニアって?~

2012/09/10 12:43:02

 リーディング・エッジ社 教育サービスマネージャの満岡です。

 日本のエンジニアの今後について、経験と考えを交えて連載を書いています。今回は第3回目です。企業・社会が求めるという視点ではなく、エンジニアという職業において理想像を触れたいと思います。

そもそも、なぜ働くの?

 私は、それぞれが自分なりのこの質問の答えを持つべきだと考えています。「遊ぶため」「お金のため」「生活するため」「人生を豊かにするため」など答えはいろいろだと思います。

 1960年代の米国の心理学者で「マズロー」という人が、『欲求5段階説』を唱えています。人間の欲望を階層別に表したもので、「生理的欲求」から「自己実現欲求」の5段階で定義化しています。人間は、満たされるとさらに上の階層の欲求を満たしたくなるのです。

 ちなみに、働くことが経済的安定である場合、2段階目の「安全欲求」に当たります。個人的には、各欲求の大小は、グラスの大きさのように人それぞれな気がしています。例えば、年収300万円でも満たされている方は、次の「社会的欲求」(集団に属したい、仲間がほしいなど)に来ているはずです。

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(引用:Wikipedia

エンジニアってどんな人?

 自らのエンジニア経験から、私は以下の2つに常に関心・欲求がある方がエンジニアの定義だと感じています。

  • 最新の技術
  • 速いマシン(コンパイルが速いPC など)

 逆に、それ以外は「エンジニア」ではないとも考えています。

 恐らく誰もが書籍やPCに自らのお金を投じ、手に入れていると思います。これは、個々の行なっている業務内容にかかわらず「興味」が原動力になっていると思っています。

会社に所属・就職する意味

 上場家電メーカーが次々とリストラを行い、M&A化が加速するなどエンジニアにとっての就労環境は厳しさを増しています。一方で、SNS系サービスプロバイダは、事業拡大と人材不足で目覚しいスピードで進化を遂げています。

 エンジニアが企業に所属し給料を得るのはなぜでしょうか? 私はその理由の1つに「仕事を取れない(興味がない)」ことがあると思っています。企業では、一般的に営業部署が仕事を取ってきて、エンジニアが開発を行います。仮に、自分自身の仕事が取れれば、所属企業に自分の時間を提供する必要がなくなるため、より自由に行動できます。

「ツナガル」先にあるもの

 SNSがネットインフラとなってから、個人が発信源となり、さまざまな人とつながれるようになりました。と同時に、グループ・サークルが存在し、個が容易に集団を形成するようになり、盛んに活動できるようになりました。

 ところが、最近の周りに「SNS面倒くさい、疲れた」的な方が多く出てきています。1つの国家よりも多いユーザーを抱えるといわれるFacebookでさえ、マネタイズが難しくカジノを始めたように(※)SNSの実アクティブ数とユーザー数との乖離(かいり)が始まってきているように感じます。

 5大欲求の「社会的欲求」での「所属」は、会社だけを意味しているわけではありません。今や、コミュニティやSNSのグループでも「所属」は可能です。SNS内での距離感の取り方や単にツールとして使いこなして、情報を発信しつながることを「楽しい」「面白い」と思えている人は、今後のエンジニアにとっても必要なスキルだと思います。

※参考:FBがカジノを開始

http://www.onlinecasinofan.com/Facebook_olinegambleapp-10Aug12.php

最後に

 私が考える「働く理由」は、「楽しみたい」からです。よくある「遊ぶために、働く」的な考えは、「楽しい遊びのためにつらいけど働く」ような印象を受けます。私は、むしろ「楽しく働く」ことを意識しています。(※楽(らく)な労働という意味ではありません。)『速いPCを使って、最新技術の書籍・勉強会でみんなとツナガリ、楽しんで働けるエンジニア』が、「いいエンジニア」だと考えています。

 また、5大欲求の第5階層「自己実現欲求」をコミュニティでの「貢献」という形で自分の満足(リターン)につなげられたら、次世代エンジニア像として新しいツナガリを生み、「楽しんで」社会を変えられる「いいエンジニア」になると思っています。

道具へのこだわり

2009/11/13 19:36:05

 皆様、お久しぶりです。リーディング・エッジ社の安田です。

 いきなりですが、わたしはキーボードマニアです。キーボードといっても音楽のキーボードではなく入力デバイスのキーボードです。

 なぜわたしがキーボードマニアになったかというと、以前タイピングにはまっていたからです。始めは練習するたびに早くなっていくものですが、ある程度までいくと、かなりの時間をかけて練習しないとタイピング速度は向上しなくなっていきます。そこで手っ取りばやく速度を向上するには、道具を替えればいいという考えになり、さまざまなキーボードを買いました。そうやっているうちにタイピングよりもキーボード集めにハマりました。

 今回はそんなキーボードマニアが、お勧めのキーボードを紹介させていただきます。

Filco Majestouch
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 チェリーのメカニカルスイッチを採用しているキーボード。茶軸、黒軸、赤軸と色々ありますがわたしのお勧めは茶軸です。

東プレ RealForce
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 スイッチは静電容量無接点方式。キータッチがとても軽く長時間使っても疲れにくい。配列はスタンダード。

PFU Happy Hacking Keyboard Professional2
Overview_standard

 RealForceと同じスイッチを使っているキーボード。省スペースでF1などのキーがなくマニアックな配列。UNIX系のOSを使っている人にお勧めです。

 ここからは変わった風貌のエルゴノミクスキーボードを紹介します。

Kinesis Contoured
Kb_advblk720x471

 真のエルゴノミクスキーボード。お椀型になっていて修飾キーを親指で押すようになっている。

µTronキーボード
Keyboard2

 左右分離型でスイッチは静電容量無接点方式。日本人のためにつくられたエルゴノミクスキーボードでキーピッチが17mm。これもKinesisと同じで修飾キーを親指で押すようになっている。

TypeMatrix
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 配列が普通のキーボードと違って格子配列。よく使うEnterキーやBackSpaceキーが人さし指で押せる。スイッチはノートPCなどによく使われているパンタグラフですが打ちやすいです。ちなみに私が現在使っているキーボードです。

 これまで紹介したキーボードは、一般で売られているものと比べるとやはり値段が高いです。

 「キーボードなんて、入力できればいいから安いものでいい」という人の方が多いと思いますが、実際打ってみると打ち心地が全然違います。現代の万年筆ともいえるキーボード。皆様もこだわってみてはいかかでしょうか?

敷かれたレールの上を走るなんてまっぴらごめん

2009/07/30 19:15:00

 皆様初めまして、システムエンジニア歴9年、どこにでもいるごくごく普通の開発者の山本幸一です。

 ここではわたしが日頃感じているシステムエンジニアへの想いを語ってみます。この記事を通じて、こんなシステムエンジニアでも何とか働けていけるんだなーと安心していただければ幸いです。

●システムエンジニアを目指すまで

 わたしは、高校卒業後すぐにはIT企業には就職しないで、夜勤もある工場で数年働いていました。学生の頃、X68000というパソコンをきっかけにプログラムの魅力を知ったのですが、当時は仕事でプログラムを作るという事に抵抗を感じてました。

 仕事でとなると……

何のためのプログラムかよくわからん物を作ったり、

自分の思うように作れなかったり、

開発以外の作業が入ったり、

万が一売れるプログラムを作っても会社の物になってしまうのかなぁ……(笑)といろいろなことを考えました。

 会社では単に給料を稼ぐだけだと割り切り、趣味でプログラムを好きなようにやりたいように作る、これが当時のスタイルです。このスタイル、最初は気分良かったのですが、歳を取っていくごとに気持ちが薄れてきます。

 仕事だと割り切ってはいたのですが、わたしの未来像たる上司が、毎日言うことを聞かない作業者によって乱雑に積み上げられたダンボールの整理に追われているの見て、「わたしが歳を取ったら同じことをしているのだろうか」と……それはあまりにも無駄に時間を過ごしていないか? と仕事に対して不満を感じ始めます。

 なかでも「毎日同じことの繰り返し」ということに我慢ができなくなってきます。システムエンジニアの仕事も長い期間で見れば同じことの繰り返しですが、少なくとも同じプログラムを2度作ることはありません。工場での勤務は朝、伝票を見ては指定された材料の加工の繰り返しで、型が違うのみで毎日同じことの繰り返しです。

 自分が機械の一部になったような錯覚を起こし、別のことを考えながらでも仕事ができてました。そんな日々の中、会社から早期退職優待のキャンペーンがあり、このままじゃいかんと、ある意味甘い生活から抜け出そうと一大決心をします。

 友人からも何でこんな楽な仕事から抜け出すのかと止められましたが、おかまいなしです。

 IT企業についてまったく知識がない状態でしたが、プログラマを募集している会社にそれまで趣味で開発していたプログラムの一部と履歴書を送ってみたら、なんと好評価されて、採用されました(現在在籍している会社のことでありませんので、真似しないように)。

 今思うと若さゆえの行動がありましたが、結果オーライですcatface

 仕事でのプログラムは予想どおり自分の思い通りにはなかなか作れません。ですが、今ではあまり抵抗は感じなくなりました。丸くなりました。管理する側の立場になって初めて「1人でプログラムを作るわけじゃないから」ということに気づいたからです。

 「大勢で大量に均一に作るプログラムも、これもまた楽し」です。

 ……人生いろいろ寄り道しましたが、自分の考えで判断し自由に行動できるという現在の仕事に対し、非常に喜びを感じます。

 皆様も現在の自分の仕事に対し、喜びを感じるところがあるといいなと願います。以上。

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哀T戦士
インフラ系・開発系と担当している仕事はそれぞれだけど、Linuxをこよなく愛するリーディング・エッジ社のエンジニアたち。

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