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リアクション・モード(10)「続けてないと気持ち悪い」

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 前回は、自身の良質な生活習慣の定着化(自動化、いや「自働化」?)とは、結局のところ自身のタイムテーブルの設計に帰結する、という話を書きました。

 ところで21世紀に入ってだいぶ経ちましたが、今の時代の成功者というのはだいぶ健康的になりましたよね。

 昔は違いました... 時代は変わりました!

 昭和の時代の成功者ってタバコ吸って目つきが悪いイメージがあります(笑)。そしてちょっとお腹出てる?(かなり偏見?)

 麻雀とかゴルフとか... ゴルフは、ゴルフそのものは健康的なのかもしれませんが、酒飲みながらですからねえ(苦笑)。

 現代の成功者の中でも、もちろんそういうタイプの方はいるのでしょうが、トレンドではないと思います。減ってきています。

 現代の成功者は、なんというか... もっとさっぱりしているような気がしますね。

 昔と比べて、「成功者」に求められるスキルがまったく変わってきているのは間違いありません。

 健康であること、は、MUSTでしょうね。だって健康じゃないと良い仕事できませんからね。

 私がよく引く例ですが、昔の西鉄ライオンズの無頼のバッター達は、二日酔いのほうが調子が良かった、ホームラン打てた、とか豪語してたらしいですが、そういう方々が20年後に現れたとしたらプロにすらなれません。

あぶさんじゃないんだからw

 そういうことです。

 現代の成功者の多くが健康的であると仮定するならば、それはイコール、良質な生活習慣を持っているということです。

 現代の成功者へのインタビューで、複数の生活習慣(もちろん良質な)を続けていける理由(凡人に比べてむちゃくちゃ仕事忙しいはずなのに!!)について聞くと、100%!同じような答えが返ってきます

わかりますよね?

 「もうこうなってしまうと、続けてないと気持ち悪い」「(毎日の習慣の場合)一日でもやらないと気持ち悪い。だから続ける」

 このように答えます。

 この回答は、少しだけテレ隠しが含まれているに違いないのですが(笑)、

 こういう発言ができる方というのは総じて、自身のタイムテーブルの設計がお上手です。

 気持ち悪いから、続ける、というのはもちろんウソではないはずですが、その前段階として自身のしかるべきタイムテーブルにのっけるという設計行為があるはずなのです。

 そしてそういう方々は、不断の対話(生活習慣との)を続けていますし、おそらく一生続けるのでしょう。

 それは無意識なのかもしれませんし、いずれにせよ他人には窺い知れないところで行っているはずです。

 で、なんだかんだでずーっと生活習慣のブラッシュUPを続けていきます。

 いつの間にか、敏感に新しい習慣を取り入れたり、ひっそりととある習慣を辞めていたりします。

 ある程度の良質な生活習慣(一般的な)が確立された後に、その生活習慣との対話を継続し、オリジナルな「my生活習慣」をブラッシュUPし続けていけば、結果的に人間的にもブラッシュUPされていくと私は思うのです。

 たとえば、ただジョギングを毎日続けています、だけではダメだと思うんですよね。

 最初は、続けることが目的になりますので、それはよいのです。でも、ある程度軌道に乗ったら、始めたときと同じスタイルで慢然と続けていては進歩がないです。

 たとえば走るキロ数を伸ばしていくのか?あるいはタイムを縮めていくのか?あるいは、実は自分の身体に過度の負担をかけていないか?膝を痛めないような工夫はしているか?とかとか...

 カイゼンポイントは無限に出てきます。

 このようにして生活習慣と不断に対話をし続けてブラッシュUPしていく行為が、ビジネス・シーンにおいても日常生活でも、応用が効くのです。

 現代人は、これは残念なお知らせですが(苦笑)、自身をブラッシュUPし続けないといけなくなってしまったんです。我々はそういう世の中を生きているのです。ただ慢然と生きているだけでは後退になってしまうのです。

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