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リアクション・モード(7)習慣との対話

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 リアクション・モードで生きるべしという話を書いています。

ちなみに何度か書いていると思いますが、リアクティブ(受け身)とは違います。

 前回少し脱線してしまいましたが... 前々回までリアクション・モードで生きるために実は生活習慣(良質な)が大事なんですということを書いてきました。

 30歳すぎたら徐々に自分の生活習慣を育てて、自分経営のパートナーに据えていくべきなのですが、生活習慣とは不断に「対話」していくことがとても大事です。

 対話といってもそれはもしかしたら言語ではないかもしれませんが...

 えっとまず、生活習慣を「加える」のはわかりやすいですよね。本なりテレビなりから見つけてきて「これはいい!」と。早速明日からはじめよう!と決意するのは、よくあることです。

 同様に生活習慣を引いていくというのもありますね。将来的な禁煙をにらみつつ、煙草の本数を減らしていくとか。

 加齢による体力の低下に伴い、ジョギングのキロ数や頻度を減らしていくとか。

 団体スポーツでも、たとえば会社でもそうですが、鳴り物入りで人間が入ってくると、最初はぎくしゃくしますよね。その人間の個性が強いほど、実力を発揮するまでに時間がかかったりします。組織の生産性は一旦低迷します。

 生活習慣も、何かを加えるとたとえば時間が足りないと感じるようになってしまったり(当然そうなります)、あるいは運動系の生活習慣が増えると疲れがとれなくなってしまったり...

 ただ加えるだけではダメで、いろいろなカスタマイズが必要になってきます。

 そういう身体からの「サイン」を敏感に掬い取って対処するのが、「対話」ということです。

 加える/引くだけでなく生活習慣と対話を続けながらのブラッシュUPも頻繁に行われるべきです。

 頻度を変えるだけでなく、やり方をかえる、器具を変えるとか、よくありますね。

 ただ、日常における生活習慣との対話というのはほぼほぼネガティブ系でしょうね(苦笑)。なだめる感じ?といいますか。

 あーめんどくさいとか今日はやらなくていいだろうとか、そういう「サイン」をどんどん出してきますので、基本的には毅然とした態度で。

 私も今でもそういう対話をしています(笑)。10年前ぐらいは毎日でした...

 我々は生活習慣を育てているわけですから、あんまり甘やかしてもいけません。

まぁ風邪で熱出してるときはやらなくていいかもしれませんが

 以前書いたとおりいずれはその生活習慣に「独り立ち」してもらわなければなりません。

 つまり自動化ということです。感情を一切交えずに身体が勝手に動くようにしなければなりません。

 あとは、マインドを変えるというのもあります。私事ですが、ある時から家の中で「トイレットペーパーを替える係」はすべて引き受けようと決めて、100%ではありませんが実践を続けています。

 これは、生活習慣の対話といっても、あちらからのサインを受けるのではなくこちらから生活習慣のほうに働きかけるということです。

 場合によっては「指示する」かたちになることもあるでしょうね。

 トイレットペーパーがなぜか自分がトイレを使っているときばかり切れるような気がしてならぬ、と...

家族全員がそう思ってるわけですがw

 そういうときに、心の中で舌打ち(苦笑)するのではなく、「引き受ける」。

 引き受ける、とは、喜んでやるということです。決して今までやらなかったというわけではないですよ(苦笑)。

 もちろんトイレットペーパーだけではないです(笑)家族で共用してるシャンプーとか、いろいろあると思います。

 「引き受ける」がやがて、予防補てんするようになります(これが「生活習慣化」です)。

 たとえば何か生活用品がなくなりそうになったらストックを買うとか、トイレットペーパーであれば、自分の次に入った人が使ったら切れそうだなと思ったら、替えをすぐ近くにおいておくとか。

 「引き受ける」とはそういうことです。自分が心の中で舌打ちしないように、から、家族がそういう思いをしないために(やる)、へのマインドの変化。

 こういうのも生活習慣との対話と実践の一形態だと思います。

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