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エンジニアにショボいPCを使わせるということ

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エンジニアにショボいPCを使わせる会社への批判はよく聞きます。ただ、PCのスペックや使うツールでどうにかなると考えるエンジニアも大概なものです。個人的には、ちゃんとメンテナンスされたPCを使わせてくれというところです。スペック云々の前に、筐体自体に破損がないことです。前の現場で使っていたノートPCはキーボードが壊れていました。他にも、反応の悪い安物のマウスの使用を強要されたこともあります。これは、世間では名の通った企業の案件での待遇です。

SIerの案件でははPCデータの暗号化が必須で、これが意外とリソースを使います。また、セキュリティーソフトでのファイルシステムのフルスキャン等も行います。これらの条件を考えると、ストレージはSSDが必須です。画像を大量に貼り付けたExcelファイルや、無茶な関数やVBAを使用したExcelファイルを同時にたくさん開くので、CPUも想定する用途に対してワンランク上のもの使用するべきでしょう。メモリも8GBは必須です。

古いPCを大切に使うのはいいと思います。しかし、メモリの増設やSSDへの換装はするべきでしょう。OSはWindows10が必須です。Officeはパッケージ版ではなくOffice365を使用して欲しいものです。社内では時間が止まっていたとしても、世の中は刻々と変化しています。その変化に対応していかないと思わぬコストがかかります。PCへの出費をケチることよりも、そういう時代の変化に対応できていないことに危機感を感じます。

ただ、エンジニアに関しては自分のPCで仕事させた方が良いのではないかと思っています。社内接続用の端末と、検証や調査用の個人所有のPCを共存させるという選択肢もあります。その方が、リモートで仕事をするときの勝手もいいかと思います。そもそも、自分の使用するPCくらい投資できないエンジニアなら雇う価値も無いです。経営者の立場としても、相応のスペックを求めるなら自分でお金を出せと思うでしょう。

エンジニアに割り当てるPCがショボいのは、会社の体制に問題があると考えています。予算の都合というのであれば、予算計画が甘い。必要な経費を一つ見積もっていないだけです。意外とエンジニアが気付かない理由として、資産管理の都合というのがあります。減価償却、リース期間云々というものです。どちらにせよ、手間がかかるわりに関心が薄い。面倒くさいから適当にPC割り当てればいいや。というのが、エンジニアにショボいPCが割り当てられる最大の理由だと思います。

Comment(2)

コメント

仲澤@失業者

昔話で恐縮ですが、大昔のプロジェクトは完了するのに数年かかってました。
そうすると設計や調査の段階で前提としたハードウェアのスペックが陳腐化しちゃうんですよね。
なので、リリース時にはひどく古めかしいものが出来上がったりしてました。
ひどい例では設計時に前提としていたハードが無くなるなんてことすらありましたw。


なので、開発の前提はその時点での最新最速スペックにしておくのが吉ですね。
もっとも、最近は「13インチ4K/100%だとアイコンがゴマより小さいので見えません」とか言われてます。
4K買ってくれ(しくしく)。

もっさん

それ、ライブドア(現LINE)社でほりえもんがやっていた方式。ライブドアは原則、多めに給料を払って、パソコンとか備品は社員に買わせる。


経理処理がスリム化するし、社員はほしい機種や製品を選べるし、みんな幸せ。


敵を作りやすいほりえもんだが、あの人の才能はすごいと思うよ。

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