言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

変態エンジニアと濃厚に関われますか?

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私の尊敬するエンジニアは、冷静に見るとただの変態です。よく五歳児レベルの会話をしています。この人すごいなと思っている別のエンジニアさんも、どこか頭のネジが吹き飛んでいます。普通、これを言ったら引かれるなぁと思うことをエンジニアライフで書いたりしていました。

そのくらいの勢いがあるから突き抜けることができたのか、突き抜けるために何かを犠牲にした結果なのかは分かりません。ただ、結果的に変態です。たまたまIT業界の人がそうがなのかというと、そうでもないようです。一流といわれる某アーティストと話しをしたことがありますが、やはり何か吹っ切れています。何で売れているのか分からない某アーティストさんと話をしたときもそうでした。やはり人とは違う何かがありました。

一般的な常識で考えれば、突き抜けることと変態性とは関連がありません。むしろ、各個とした常識が固まった人ほど天才に近づくというイメージがあるようです。ただ現実はどうも逆なようです。優れている課程で何かを引き換えにしたり、捨てたり、崩れたり、突然の閃きか何か知りませんが、むしろ常人の思考から離れていくようです。

考えてみれば当たり前です。人と同じことを考えていれば人と同じ価値観を持ち、人と同じことをやります。同じ価値観と考え方では人と違うことはできません。また、IQに開きがあると会話が成り立たないという話も聞いたことがあります。優れた人だからといって、誰からも理解できるとは限らないようです。

よく、優秀な人材を欲している経営者を見かけますが、そういう才能はあるが一脱した人たちを理解できるのでしょうか。自分と違う価値観の人とコミュニケーションをとれなければ、優れた人材と意思疎通は難しいのではないでしょうか。そういう観点から見ると、日本人のコミュニケーション能力というのは凡庸さの証のようにも見えます。

優れた人材を活かしたいなら、変態と濃厚に関われる多様性を身につけましょう。

Comment(1)

コメント

匿名

しかしながら、変態性癖を持っているように見せることで逆説的に自身を優秀なエンジニアに装う三流(わたくし)も多いので注意が必要。
なにより、オフィス歩いてて昼間っからサカっちゃいかんよ!

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