キャリア20年超。ずっとプログラマで生き延びている女のコラム。

データを読む

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 わたしがエンジニアライフさんで文章を書かせていただくようになって、そろそろ丸4年になるのですが、実はこのコラムのアクセス解析データをみるようになったのは今年に入ってからです。

 なんで去年までアクセス解析をみようとしなかったのかというと、数字がはっきりみえることで、それに振り回されるようなことになったらやだなあ、という気持ちが強かったのと、見えたところで何かに利用できるとは思えなかったからです。利用できないデータなんてあってもうっとうしいだけですもん。

 じゃあ、なんで今年になってその考えを翻したのかというと、本屋でたまたまGoogle Analyticsの本をみかけまして、なんとなく買って読んでみたら、「面白そう!」とか思って、実際に動いてるデータが見たいなあと思って、「だったら自分のコラムから吸い上げればいいじゃないか!」ということになったんですね。「数字に振り回されそうでイヤ」なんて気持ち、「面白そう!」という気持ち1つであっさりくつがえされるもんですよ(←多分、わたしが単純なだけ)。

 「面白そう!」以上にわたしを動かす言葉はない!(キリッ)

 そんなわけで、アクセス解析のデータを読むようになったんですが、「これは一人の方がコラムをひとつずつ読んでくださってるっぽい、うれしいなあ」とか、「うちのコラムに来るのにこんなルートがあったのか」とか、「このワードで検索かけた方は一体何を求めてネットの海をさまよっているんだろうか」とか、いろいろと気づくことや考えることが多くて、とても楽しいです。データを元にその向こう側にある行動や思考を妄想(←多分、「推測」よりはこちらが適切)することがこんなに面白いと知っていたら、もっと前からアクセス解析いれてたのに、もったいないことをしたなあ、とか思うくらいです(苦笑)。

 今まで「データ」といったら、「こことここの数字があわないから調べて~」「……面倒くさい」的なイメージが強くて、「これくらいの違い、見逃してもいいじゃないですか~」って泣き入れてた記憶がやたら多くて(←たいてい見逃してもらえない)、なんかもう思い出すだけでどんよりするんですけど、おかげでちょっとだけ印象がよくなりました(ちょっとだけだけどね)。

 ついでに統計学の本にも手を伸ばすようになり、付け焼刃な知識を元に、このデータをこう連結させたら相関関係がでてきたりしないかなあ、といろいろと試行錯誤しつつ、脳内でSQL文を組み立ててると、めっちゃ楽しい!

 こんなスモールデータ(?)でもこれだけおもしろいんだから、ビッグデータの解析ってどんだけおもしろいんだろう、とか思うわけですが、お金や責任がからまないから楽しいだけで、実際に仕事にしたら大変なんでしょうね、多分。

 ところで、わたしの趣味が「本を読む」→「コードを読む」→「データを読む」と流れてきてるんですけど、あと、読んで楽しいものってなんですかね。

Comment(3)

コメント

仲澤@失業者

ネットは世界につながっている・・・
のはわかっていたのですが、それをリアルに感じられるように
なったのは拙作Androidアプリの統計情報をみるようになってから。
国別のインストール数を見ると当然日本が一位。なのですが、
なぜか3位にマレーシア、う~む、どうやって使ってるのでしょう。
ギリシャの人もインストールしてるし。ちなみに2位は米国。

最近は「う~むオーストラリアでアンインストールが増えたな」
とかつぶやいている自分です(vv;)。

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。


仲澤@失業者さん

私もアクセス解析をみて、意外と海外からのアクセスがあるんでびっくりしました。
あと、モバイル端末の情報をみて、やっぱりダントツにiPhoneなんだなあ、とか。
これからデータを蓄積していったら、エンジニアに人気の機種の傾向とその変遷、みたいなものがみえてくるかもしれません。

「向こう側」にはたくさんの人たちがいて、それぞれに何かを求めて、ここまでたどりついてくださったんだなあ、と想像するだけでなんかうれしくなりますね(たとえそれがひまつぶしであっても!)。

おーまさ

楽しいかどうかは別として、空気を読むのはスリリングかなぁ

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