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「アップ」で向上する?

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 筆者は師走に入る前、11月から慌ただしく毎日を過ごしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 このところ余裕がなくて「あっぷあっぷ」だとつぶやいたら、カタカナ語化した「アップ」に思い至りました。ギャグとしてはベタですが、お許しを。

■増殖したカタカナ語の「アップ」

 カタカナ語では、スピードアップ、ブラッシュアップ、レベルアップ、バリューアップ、スキルアップ、センスアップなど、たくさんの「アップ」が使われています。中には「女子力アップ」のように、筆者には理解が難しい概念と組み合わせられた用語もあります。わからない言葉が結びついているため、謎が深まります。

 ところで、前述した「アップ」を含むカタカナ語のうち、英語の意味と一致しているものはspeed upしかありません。

 文法的に考えれば明らかですが、upには、多くの「アップ」に込められているような、名詞と組み合わせて「向上させる」という用法がないからです。

 動詞と組み合わせたbrush upとlevel upには正しい用法がありますが、カタカナ語の意味とは異なります。

 brush upは、錆びついてしまったものを磨き直す、あるいは勉強し直すというニュアンスで、能力を高めるという意味で使われることの多い「ブラッシュアップ」とは異なります。

 level upは、全体をそろえて高める、あるいは平らにするという意味で、特定の個人の能力を高めるというような意味では使えません。

■辞書を携帯する

 辞書を引かないことには知識が増えませんが、分厚い辞書はもちろん、専用機の電子辞書も、いつも持ち歩くのは困難です。ということで、筆者が愛用するのは毎度おなじみiPod touchです。

 以前、筆者が愛用する辞書アプリをご紹介しましたが、 スクリーンショットを掲載しておきます。

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 余談ですが、MacBook AirをYosemite(Mac OS X 10.10)にアップグレードしてから、AirDropでiOS機器とコンテンツを簡単にやり取りできるので、スクリーンショットを掲載するのが楽になりました。

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