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シュレーディンガーの猫

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先日、ようやく実家を出て独り暮らしをはじめた後輩との会話。

自分「独り暮らし、どう?」
後輩「うーん、なんだか、拭き足りない気がする...」

拭き足りない?なんのこっちゃ?
よくよく聞いてみると、実家は和式トイレで、新しいマンションは洋式トイ
レらしい。それで用足し後、おしりを拭く際に拭き足りない気がすると言う
のだ。

自分「和式と洋式で、何か変わると?」
後輩「だって、和式だと前から拭くけど、洋式だと後から拭くじゃないか」

そ、そうなんだ...。
自分は、和式でも洋式でも後ろからなので、和式と洋式で拭き方が変わると
いうのは、かなり想像の外だった。

 閑話休題

かねてより、ずっと不思議に思っていたことがある。
トイレの個室に入っていると偶に、ずっとウォシュレットと紙を引き出すカ
ラカラという音を出し続けているお隣さんと遭遇することがあるのだ。職場
のトイレだけとは限らず、外出時の公共のトイレを借りている時も遭遇す
る。
何をそんなに洗っているのだろう?と、気になって仕方なかったが、確認す
るわけにもいかない。

それがある時、たまたま読んだネットの記事で得心した。世の中にはウォシ
ュレットでおしりを刺激して、排泄する人がいるというのだ。ウォシュレッ
トは用後に利用するものと思い込んでいたが、用前の使いかもあるんだ...。

 閑話休題

これらの話題で同僚と盛り上がっていた。すると、衝撃発言が。

曰く。ウォシュレットは一度、紙で拭いた後に使うのではないか?

ヂモチーの方がは紙で拭くのが辛いからウォシュレットを重宝するという話
を聞いたことがある。だから、洗った後に紙で拭くと信じていた。
因みに、自分はあまり使わない。

 まとめ

考えてみると、トイレの個室は完璧なプライベート空間だ。その中の作法
も、子供時分に親から教わる以外は他人を参考にすることもなく、ただ一子
相伝の作法をひたすら継承するか、我流で進化するしかない。
確かに、近頃は外国人向けに張り出されている禁止事項を見てみても、皆さ
ん多様な作法で用足しされていることがわかる。
そう考えると、自分の作法も傍からみると意外とアブノーマルなのかもしれ
ない。そんなことを考えさせる出来事だった。

ちなみにだが、コラムの内容があまりに下の方の話になったので、タイトル
を高尚にしてみた。本当は、まとめで個室の中の振る舞いを不確定性原理に
かこつけてオチをつけようかとも思ってはみたが、この暑さでそんな目論見
は5秒で消し飛んだ。だからと言って別のタイトルを考えるのも億劫なの
で、そのままにしている。

シュレーディンガーさん、ごめんなさい。すべてはこの暑さの所為です。

Comment(1)

コメント

山無駄

タイトルを考え直すの億劫だとかいたが、禁断のタイトルを思いついてしまった。

「洋式トイレ、前から拭くか?後ろから拭くか?」

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