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第325回 未使用の「強み」を使う

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 以前、「強み」を控えることについてお話ししました。「強み」を控えるということは強みを過剰に使ってしまっている状態を控えることでした。しかし、その逆に、私たちには使われていない「強み」があります。そういった普段使われていない「強み」をもっと積極的に使っていくことで自分自身のパフォーマンスを上げることなるのではないかと思っています。そこで、今回は未使用の「強み」を使うことについて考えてみます。

■私が普段使わない「強み」

 あまり信じてもらえてないのですが、私はそんなに社交的なタイプではありません。。。どちらかというと一人でコツコツと何かをするのが好きで、人前で話をしたりすることが正直得意ではありません。ただ、研修やキャリコンのような場になれば、いくらでも人前に出て何時間でも話をすることはできるのですが、あくまでそれは私の中のスイッチが入っている状態だからできることなんです。

 だとすると、私の強みは「人前で話をすること」のように思うのですが、その強みを研修やキャリコン以外の場では使おうという気が起こりません(やりたくないから)。

 これは私が普段使わない「強み」の一つなのではないかと思います。

■未使用の「強み」を使うためには

 ただ、自分が使いたくないと思っている強みは、どうしたら使えるようになるのでしょうね。。。

 これこそパラダイムシフトなのかもしれません。パラダイムシフトについてはこちらをご確認いただければと思いますが、私たちの価値観や考え方(パラダイム)を変えることをパラダイムシフトと呼びます。

 しかし、いきなり価値観や考え方を変えることは難しいので、私は以下のような方法でパラダイムシフトを起こすようにしています。

まずは行動をしてみる

その行動によって結果が生まれてくる

その結果からパラダイムを変えるべきかどうかを考える

 今回のケースで言えば、普段から人前で話すことが得意ではない私が、研修やキャリコンで話すような感じで普段から人と接してみるという「行動」を実践してみることですね。正直、乗り気ではないのですが、乗り気ではなくても行動をすることはできますので、期間を決めてやってみようと思います。そうして、得られた結果によって自分自身がどうしたいのかを考えていこうと思います。

■なぜ、「強み」を使おうとするのか?

 それは私の可能性を伸ばしたいと考えているからです。

 この歳になると、新しいことにチャレンジするのがおっくうになってきます。。。でも、それは私自身のチャンスを狭めているような気もするのです。

 私にもまだまだやりたいことがたくさんあります。ですので、このコラムの場で宣言することで、自分自身が新しいキャリアを手に入れられるような振る舞いをしたいと思っています。

 もし、ご自身の可能性を高めたいと感じてらっしゃる方がおられましたら、ぜひ、普段から意図的に使おうとしていないご自身の「強み」を使ってみてくださいね!

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