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第254回 商業出版の進捗など

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 3月も終わりになり、そろそろ春が近づいてきていますね。体感的にはまだ都心部は寒い感じがするのですが、もう1~2週間もすればきっと暖かくなるんでしょうね。研修の仕事は4月が最も忙しく1~3月まではそれに向けての準備で慌ただしい毎日を送っているのですが、そんな中でも少しずつ次作の執筆活動を続けていました。少し動きが見えてきましたので、今回は商業出版の進捗をお話しさせていただきます。

■どんな本を書いてるの?

 私の3冊目の本ですが、2冊目の本『マンガでやさしくわかるプログラミングの基本』を出版させていただいた日本能率協会マネジメントセンター(通称JMAM)さんから引き続いて出版させていただくことになりました。内容は前作と同じプログラミング本ですが、今作はマンガ本の体裁ではない初心者向けのプログラミング本です。

 前作を書いたとき、私が一番に感じたことは『初心者にプログラミングを理解してもらうためにはプログラミングの説明をしてはいけない』ということでした。プログラミングを説明しようとする場合、一般的には丁寧で分かりやすい説明を心がけます。しかしそのような説明をすればするほど、自然と言葉数が増えていきます。その言葉数が増えること自体が初心者の方にとっては何よりの苦痛なのだそうです。だからこそ、初心者にプログラミングを理解してもらう場合、説明するという方法では難しいのではないかという仮説が私の中にありました。

 そんな想いをもって執筆しているのが今作のプログラミング本です。私はこの本で自分の仮説に対する答えを出してみたい、チャレンジしてみたいと思っています。

 今回、この本にはいろんな仕掛けを仕込んでいます。実際どんな仕掛けになっているかは直接手に取って感じていただくのがベストだと思っていますので、出版されるまで本の内容は伏せさせてもらおうと思っていますが、恐らく、今まで見たことがない本になると思います。一見すると、「これがプログラミング本? 」と思われるかもしれません。しかし、そこには何重にも張り巡らした仕掛けを施しており、初心者の方でも無理なく最後まで読了でき、自然とプログラミングの力が身につくように設計しています。

 こんなプログラミング本ですが、今のところ年内には発売できるように執筆活動を続けています!

■産みの苦しみ

 ...と威勢の良いことを書いていますが、正直な所、ここ数カ月は全く手が動かず、基礎研究ばかりやっていました。この本のベースとなる表現方法は決まっていましたが、それでもこの本は既成の本にはないことずくめなので、このやり方で本当に初心者の方がプログラミングを理解できるようになるのか? 既成のプログラミング本と変わり映えしないのではないか? など、毎日自問自答しながら試行錯誤を繰り返していました。案を出しては潰し、出しては潰しを数カ月間続けてきましたが、それでも私自身がが納得できる答えにたどり着かず、どうしようか本当に悩みに悩んでいました。。。

 しかし、先日JMAMさんでの打ち合わせがあり、そこで明確な方向づけや形が決まりました。私自身も「これならいける! 」と思えるようになりました。ただ、それを表現するためには著者のタスク(作業)が当初の予定より2倍以上多くなる見込みです。それでも、私が本当に表現したかったこと、やりたかったことがこの本でできるという確信も得られましたので、今はそこにたどり着くことができるよう、精いっぱいのことをやろうと思っています。

■おまけの話

 3冊目の本の話はこれで終わりなのですが、実はその裏で4冊目の出版の準備もしています。こちらはまだ出版企画でGoサインが出ていないので詳細をお話しすることができないのですが、すでに原稿は半分以上書きあがっています。そのため、こちらの企画が通れは、ひょっとしたらこちらの方が先に出版されるかもしれません。

 この本も私がずっと書きたかった本ですので、もし決まった際にはご報告させていただきますね♪

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