ITエンジニアへの5分間キャリア・コンサルティングやってます!

第247回 マッサージグッズを考える

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 ITエンジニアは基本デスクワークなので、肩こり、腰痛の人が多いと思います。また、モニターをずっと見ているので眼精疲労や頭痛になる方もおられるのではないしょうか。俗にいうVDT症候群ですね。実は私もITエンジニア時代から特に肩こり、眼精疲労、頭痛が酷く、いろんな治療をしてみたのですが完治することなく今に至っています。私は出張が多いのでVDT症候群で起こる突発的な痛みや辛さに対処するためのマッサージグッズをいろいろ持ち歩いています。そこで、今回は私なりに効果があったマッサージグッズをご紹介したいと思います。

■VDT症候群とは

 VDT症候群とは『Visual Display Terminal』と名のつくとおり、コンピュータのディスプレイを使う作業を長時間続けることで起こる病気の総称で、コンピュータやOA機器などを使うことで起こるテクノストレスの一種(テクノストレス眼病)とされています。主な症状としては目、体、心に表れます。

目の症状 眼精疲労、視力低下、充血、眼の疲れなど
体の症状 頸肩腕症候群(首や肩のこり、首、肩、腕の痛みなど)、背中や腰の痛み、頭痛など
心の症状 疲労感、食欲不振、イライラ、抑うつ症状、不眠、無気力状態など

 予防や対策としてはこまめな休息やストレッチなどが有効とされていますが、仕事を続けている以上、なかなか根治が難しい病気なのではないかと思います。

■私の治療遍歴

 冒頭に書きましたが、私はかなり酷い部類のVDT症候群だと思っています。私の場合、主に肩こりから来る眼精疲労、頭痛、腰痛などですが、この肩こりが本当に治らない。普通に指圧やマッサージをしてもらっても肩の筋肉が固まりすぎているからか、まず効きを実感することはありません。マッサージ器やマッサージチェアを使っても同様です。ちゃんと病院で診てもらった方が良いと思い、整形外科にも通いましたが効果がみられませんでした。そこで痛みだけでも取りたいと思い、ペインクリニックに通い神経ブロック注射も試してみましたが、これも効果がみられませんでした。

 ただ、肩はダメでしたが腰だったら効果がありそうなマッサージ器はありました。フランス総合医療株式会社の『スリーミー2122』という製品です。これは機器の上に寝っ転がり、下から上に指圧していくタイプなので、腰にはかなり強い負荷がかかり効いている感じがしました。(肩は負荷のかかり方がうまく伝わらず、効きを実感しづらかったです)

 そんな訳で、治療による根治は諦めて、痛みをがあったときにその痛みをどうやったら和らげられるかを考えるようになりました。

■おすすめマッサージグッズ

 肩こりから来る眼精疲労や頭痛があった場合、頭痛薬や眼精疲労に効く市販薬、目薬を使っています。湿布を貼ることがありますが、私の場合別の用途で貼っています(後述)。ただ、薬は効くまでに時間がかかることもあり、その場で何とかしたい場合、マッサージグッズを使っています。

 今、私が常に携行しているマッサージグッズは3つあります。1つは直接肩を指圧する棒状のモノで、アテックスという会社が発売している『ルルド コルクdeグリグリ(指圧器) AX-KXL1000gd』。通常、この手のタイプは押す部分が金属になっていることが多いのですが、これは押す部分がコルクになっているので手で押してもらっている感覚があります。また、棒のカーブの形状が私の身体に合っているのか、力をかけやすく、相当強い力で押すことができます。

 2つめはラヴィという会社が発売している『かたお』。これはストレッチボールの一種で、寝っ転がっている状態で肩、背中、腰などの部位に入れ、体重で指圧するタイプです。ちょうど先ほど紹介した『スリーミー2122』に近い効果が得られます。ただスリーミー2122と違い、こちらはストレッチボールの位置を自由に動かせるので肩に対しても力をかけることができますし、ふくらはぎや足の裏にも使うことができます。大きさも手頃で強い力をかけられるので、私の中ではマッサージグッズの中で最強の部類に入ると思います。

 最後はコジットという会社から発売されている『満足棒』。これはツボ押し用のグッズですが、私は主に足の裏の指圧で使っています。通常は足が疲れた場合に使うのですが、肩こりが酷い場合、足裏を刺激すると楽になることもあるので、肩こりの補助的な役割として使っています。

 これらのグッズは肩などの痛みのある場所を直接指圧するモノです。通常のマッサージなどと違い、相当な力をかけることができるので、肩こりをほぐす効果はあると思います。ただ、指圧した場所は相当な力がかかるため、必ず打ち身の状態、俗にいう『揉み返し』になります。押した部分が相当腫れ上がり、触るとかなり痛いです(笑) そこで、この揉み返しを和らげるために湿布を使っています。湿布を貼るとおおよそ数日で腫れが引きますし、ひょっとしたら肩こりを和らげてくれるかもしれませんので、個人的には一石二鳥かと思っています。。。

■根本治癒を考える

 ただ、これらは痛みやコリを和らげることをしているだけなので、原因そのものを取り除いている訳ではありません。実は私の場合、少し長い期間休みをいただいてPCから離れた生活をしていると、自然とVDT症候群から起こる症状は消えていきます。だから、この症状を完治させるためには、今の仕事を辞めなければならないと思っています。しかし、今の私にはその選択肢がないので、今後もこの症状とうまく付き合っていく必要があります。そう考えると、結局のところは効く効かないにかかわらず、こまめな休息やストレッチを日頃から続ける必要があるのでしょうね。。。

Comment(3)

コメント

突然失礼します。
キャリアコンサルタントの資格を取るための勉強始めようか悩み
こちらに行きつきました。
どういう形ならご相談受けてくださるのか概略でも教えていただけたら幸いです。

キャリアコンサルタント高橋

風様、


コメントありがとうございます。
キャリコン資格の勉強を始められるのですね!


既にご存知かと思いますが、キャリコンにはいくつかのレベルがあります。一般的には、


標準レベル
熟練レベル
指導レベル


この3種類で、それぞれに資格があり、対策方法が違います。
風様の文面から察すると、標準レベルの資格である国家資格キャリアコンサルタントに挑戦されようとしているのではないかと推測いたしましたが、間違ってもいけませんので、ここでの言及は避けたいと思います。
もし、よろしければ、


http://bit.ly/2ki6JGO


からご連絡をいただければ個別でお話をさせていただきます。

キャリアコンサルタント高橋

風様、


先ほどご指定のメールアドレスに返信させていただきましたが、戻ってきてしまいました。。。
携帯のメールアドレスをご指定いただいておりますので、ひょっとししたらフィルタリングにかかってしまっている可能性があるかと思います。(PCメールを受信しない設定になっているとか)


お手数ですが、携帯のフィルタリングをご確認いただくか、PCメールを下記からご連絡いただけるよう、お願い申し上げます。


http://bit.ly/2ki6JGO

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