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第245回 3冊目の出版が決まりました!

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 私事ですが、3冊目の出版が決定いたしました! そこで、今回は次作について少しご紹介させていただきます!

■次作の出版経緯

 次作は私の2冊目の著書である『マンガでやさしくわかるプログラミングの基本』を出版させていただいた日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)さんから出版させていただくことにになりました。

 本の内容は2冊目から引き続きプログラミング本なのですが、今回はマンガシリーズとは違う形の出版になりました。

 私が2冊目の本を執筆させていただいた際、初心者向けのプログラミング本をつくる上での難しさを感じていたことは、過去のコラムでもお伝えさせていただきました。それは、

経験者の「わかる」と初心者の「わかる」は決定的に違う

ということでした。そして、ここから私はある一つの仮説を立てていました。それは、

初心者にわかってもらうためには、説明してはいけない

ということです。一見すると矛盾に感じるかもしれません。経験者が初心者にわかりやすい説明ををしようとした場合、難しい言葉を避け簡単な言葉を選び、丁寧な説明を心がけようとします。その結果、説明が端的ではなくなり長くなってしまいます。しかし、この「長くなる」こと自体が初心者にとっては既に苦痛なのです。経験者からすればわかってもらおうと心がければ心がけるほど、初心者にはそれが理解の壁となってしまうのです。私はこのことを本の執筆で嫌というほど知りました。だからこそ、初心者に理解してもらうためには、「説明する」というベクトルとは違うベクトルで進む必要があると感じていました。

 奇しくも私がこのように感じていたとき、JMAMさんが新しいプログラミング本の企画を立てられていました。私が初めてその企画を聞かせていただいたとき、かなりの衝撃を受けました。そして、それはとても画期的な本に感じました。例によって現段階で詳細をお話しすることはできないのですが、私はこの本にとても大きな可能性を見出しました。それは、私が考えている仮説をこの本で実証できるかもしれないと思ったからです。当然のことですがお断りする理由はどこにもなく、次作の執筆も請けさせていただくことになりました。

 出版時期などの詳細はこれからになりますが、これまでは執筆にあたっての目次案やサンプル原稿をつくったり、基礎研究などを行っていました。それもそろそろ終わりますので、近いうちに本格的な執筆活動に入る予定にしています。

■商業出版の実現は「運」だが...

 実は、現在別の出版社さんからも出版の打診をいただいております。そちらは出版企画を詰めている最中なので、まだ正式に出版させていただくことが決まったわけではありません。しかし、こうやって作家活動をさせていただくことができるようになったのは、私の場合はひとえに「」だと思っています。

 世の中には2種類の運があると思います。1つは待っているだけで舞い込んでくる運、もう1つは自ら掴みとった運です。私の運は明らかに後者です。この辺の話は当時のコラムに書かせてもらいましたが、私の作家としての活動のすべては1冊目の本の出版から始まりました。当時、私は何十という出版社に自分でつくった出版企画書を送りました。送って送って送り続け、やっと一つの出版社さんの目に留まり、出版を実現させていただきました。

 そして、それは私が提唱する「選ばれる力」や、キャリア論の1つである「計画性偶発理論」の実践の成果だと思っています。もし、出版に限らず、何か実現したいと思っている方は、ご自身の「運」を掴み取ることをチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

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