TOEIC 600点への道 2009(終):「3カ月で600点を目指す方法」

2010/03/12 11:45:00

 前回の結果発表の記事が週間アクセス1位となりました。点数を書いただけで有益な情報なんて書いてなかったのに、すごいアクセス数をいただきまして、たくさんの方に注目された連載だったんだなあ、と、しみじみ思いました。読んでくださった皆様ありがとうございました。

Nec_0513

 無事、公式証も届きました。

☆★☆

 さて、今回は、エピローグとして、特に役に立った教材、また、僕自身の心構えなどについて書いていきたいと思います。

■まずは単語

 「中学英語は自信がある。しかし、高校英語はほとんど分からない。これでも英検2級を持っているのに(苦笑)」というスキルでスタートしました。文法問題も分からなければ、単語も分からない。文法と単語を行ったり来たり。そんな状態でした。

 徐々に「まずは単語かな」と思うようになったわけですが、単語集を一冊、完璧に暗記するという勉強方法が昔から苦手でして。そもそも本連載は「iPod touchを買ったので、iPhone/iPod touchのアプリで英語学習したら、どれだけ英語力が上がるか」という主旨で始めたので(後半、点数アップのためなら手段を選ばなくなりましたが……)、隙間時間にiPod touchを使って単語学習をしました。

 個人的に一番よかった単語帳アプリは「キクタン TOEIC Score600」*1。チャンツモードという、軽快な音楽に合わせて単語と和訳を流すモードを聴きながら通勤していました。新しく学ぶUnitは何度もリプレイし、以前学んだUnitは暫くの間、毎日1回は聴くことを続けました。通常の単語帳モードでも、指定した秒数ごとに自動でページをめくる機能があるので、それを用いて復習したりもしました。キクタンで、かなりの単語を覚えることができました。

■さらに文法

 文法知識があまりない(昔覚えたことをほとんど忘れてしまった)状態だったので、ただ問題集を解いてもわからないだけでした。そこで、高校レベルの英文法をイチから復習することに。高校の英文法の授業で使用していた教科書があれば、それで充分です。ただ、僕の場合、実家に帰っても多分ないと思ったので、 「高校英語 Forest」の旧版をブックオフで買いました。文法の内容を「こういうものだ」で終わらせず、理論的に説明してくれているので、わかりやすいと思います。

 さらに、問題演習は、iPhone/iPod touchアプリの「アルクで身につく!TOEICテスト文法」*2を使いました。単元ごとに問題演習ができます。Forestで英文法を学習した後であれば、ある程度は解けるようになると思います。

 「高校レベルの英文法」と書きましたが、TOEICにしろ英検にしろ、文法知識は高校レベルで充分です。それがすべて、といっても過言ではないような。高校レベルの英文法が理解できた後は、ひたすら語彙力を高める、という話になるのかと。

■リーディングスキルを身につける

 目からウロコだったのは「スラッシュリーディング」。頭から単語ごとに意味を追うのではなく、ある程度のまとまりで一文一文を(スラッシュで)区切りながら長文を読んでいく方法です(区切る場所は、「前置詞の前」「接続詞の前」「関係詞の前」など。詳細はググってみてください)。

 自分の今のスキルより少しだけ難しい英文を、「スラッシュリーディング」や、「5文型でいえばどれか」「その一文の主語と主動詞はどれか」を考えながら読解する学習をしました。400点レベルの人にオススメな教材は、ネイティブの子供向けの教材やサイト。また、日英の対訳が掲載された教材。書籍でいえば「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」がよかったです。

 同時に、TOEICでは速読できないとほとんどの問題が解けなくなるので、易しめの教材で速く読む学習を並行して行うとよいかと思います。「速読」と「精読」です。

■リスニングスキルを身につける

 入門レベルとしては「ESL podcast」や「VOA Special English」といったポッドキャストがありますが、TOEICの試験のことを考慮したら会話スピードは遅いです。やはり、ネイティブの会話スピードに慣れる必要があるかと思います。リスニングも、ネイティブの子供向けのものがオススメです。個人的によかったのは「Sesame Street Podcast」「CNN Student News」(どちらも動画)。あと、NHKの英語ニュースのポッドキャスト。最初のうちは、わかる単語を拾うだけでもよいと思います。毎日聴いていれば、徐々にわかるようになっていきます。それを実感できたときの嬉しさは格別です。

 また、息抜きにYouTubeで英語の動画を見たり、映画を字幕版で見たりするのも全然アリどころかオススメです。注意点は、感動系のものは極力避けることでしょうか(笑)。いろんな意味で、英語学習にならないので(笑)。

 そして、iPhone/iPod touchを使うなら、ポッドキャストの倍速機能や「おてがる倍速」*3のアプリを用いて倍速再生の英語音声を聴いて速さに慣れる練習をするのもオススメです。特に、試験直前。

■できれば、スピーキング、ライティングの学習も

 同じ学習の繰り返しだと飽きてくるので、アウトプット(Speaking/Writing)の学習もすると良いかと。総合的な英語力の向上にも役立ちます。一番よいのは、ネイティブ圏(出身)の友人を作ること、もしくは、英会話教室に通うことだとは思います。自分の誤りを指摘してもらえるので。ただ、機会的にも金銭的にも難しいとも思うので、教材を自分の口で音読してみたり、自分なりに英文を作ってみたりと1人でアウトプット練習をするだけでも効果はあると思います。

■あわよくば……、そんな気持ちで

 以前、「まさかの700点以上」なんて言葉を連載中に書いたことがありますが、今だから正直に書きますと、今回の受験で、あわよくば700点いかないかなあ、という気持ちで勉強していました(笑)。というのも、600点が完全なゴールとしてしまうよりも、その先の700点を見据えるくらいでないと600点へは到達しにくいかも、と思ったので。そういう意味で、実は「キクタン」も、600点レベルのものをすべて学んだあと、「TOEIC Score800」編を買って学習していました(最後までやりきれませんでしたが)。

 「本番を受験してみたら意外とできなくて500点すら超えない気がする」と思ってしまったこともありましたが、ふたを開けてみたら570点と、凄く惜しい結果が出たことを考えたら、やはり、もう100点くらい行ったらいいなあという気持ちで取り組んだことは間違いではなかったかなと、今は思っています。

 ただ、あくまでも「あわよくば」くらいの気持ちで。今のスキルから乖離しすぎた目標は、挫折につながりかねないので。その点は注意です。

■今後は……

 さて、今回は何とか600点に近い点数を獲得しました、が、600点という目標は達成できなかったわけで。ちょうど1年後の受験では受験料が割引になる制度もありますから、来年1月に、またTOEICを受験しようと思っています。今後も英語の学習は続けていきます。とはいえ、600点目標だと、たった30点でしかないので、もっと上を狙ってしまおうかとも思っています。確か、TOEICのスコアを5段階に分けた場合に、Bランクは730点以上、でしたっけ。では、730点が目標? あわよくば800点?(笑)。……あまり調子に乗らないようにします^^;

 また、数年前からTOEICでは「TOEIC Speaking and Writing Tests(通称:SWテスト)」というテストを開催しています。通常のTOEICとは違い、アウトプットのテストです。公式サイトで個人登録していれば、2つのテスト(4つの分野[R,L,W,S])の点数を一目でわかるように管理できる機能もあります。個人的に気になっているテストなので、受験するかもしれません。SWテスト受験を推奨されている、通常のTOEICで500点以上という条件もクリアできましたので。

 というわけで、

「TOEIC SWテスト 受験への道」

or

「TOEIC 730点への道 2010」

 で、またお会いしましょう。本当にやるのか、これ(笑)。

☆★☆

 今回、改めて紹介したiPhoneアプリへのリンクです(リンクをクリックするとiTunesが起動します)。

*1 キクタン TOEIC Score 600icon

*2 アルクで身につく! TOEICテスト 文法特訓編icon

*3 おてがる倍速

父の入院から学んだプロジェクトマネジメント

2010/03/05 0:00:00

 3月某日、父が退院しました。

 脳梗塞の症状はリハビリや薬を通して快方へ向かい、当初の予定どおり2週間で退院できる見通しでした。しかし、飲んでいた薬の副作用で腎臓に負荷がかかったためか、血液検査をしてみたらカリウムの値が異常値を示して退院が延期しまして。その値を下げるための薬も飲むようにしたことでカリウムの値は正常になり、3週間強で無事、退院できました。

 退院までのこの3週間、本当にいろいろなことをしなければならず、大変でした。

■やることがいっぱい

 僕は最初、「まあ、ちょくちょくお見舞いに行けばいいかな」というほどにしか思っていませんでしたが、よくよく考えてみたら、「入院(病院)に対してすべきこと」「入院中の父の代わりにすべきこと」などをリストで挙げていったら、めちゃくちゃたくさんあることに気づきました(苦笑)。

■基本的に僕が助けるしかない

 また、一人っ子で、僕が小学生のときに離婚して父子家庭だったので、父に関するいろいろなことをすべて僕が抱えなければなりませんでした。

■入院費、その他の支払いをどうするか

 入院中は当然、働けないので収入も減るわけです。また貯金もあまりないということで、入院費は僕が支払いました。ただ、70歳以下の人が入院した場合に窓口で負担する入院費を減額してもらえる制度が社会保険にあるそうで、その制度は利用しました。そのために、地域の社会保険事務所に出向き、手続きをする等もして大変でした……。

 また、光熱費などの支払いの中で、銀行振替ではなく毎回、現金で支払いをしていたものに関しても、僕が支払いに行きました。

 これに限らず、帰省のたびに3000~4000円を費やしてしまうため、自分の金銭面の管理もしなければならず……。

■退院までにすべきことと、そのスケジューリング

 当初の予定では入院は2週間。短いですし、別に僕がやらなくても父が退院してからしてもらえばいいか、という思いもありましたが、先述の窓口での入院費の減額申請や、退院後の家の生活のことなど、2週間という短い間にしておくべきこと、考えておくべきことがたくさんありました。

 また、僕が父の地元に住んでいれば、まだ簡単に何でも行えそうではありますが、僕は他県に住んでいて、移動時間も3~4時間かかってしまうため簡単には帰れません。いつ帰省するか、次に帰省するときに何をしていかなくてはならないか、その計画を毎回の帰省前に立てていました。

■退院日の延期に戸惑う

 最初、入院は2週間ということだったので、父の入院中は、僕もプライベートでの遊ぶ予定は控えようと思っていました。2週間より先の日に予定を入れていたのですが、先述のように退院日が延びまして。退院日に僕は帰省して父をサポートしなければならないと考えていたので、僕の遊びに行く予定を取りやめなければならなくなりそうになって戸惑ってしまいました。

 結果的に1週間延期しただけで済みましたが、1か月以上にもなると、僕の仕事上でどうしても休めない作業予定が入っていたので、さらに大変な事態になるところでした。仕方なく、「退院日に僕が帰れないこともある」旨を父に了解してもらい、僕がいなくても何とか退院できるような準備だけは事前の帰省時にしておきました。

■どうしても僕がダメな場合は、親戚に頼む

 今回の父の入院時に付き添ってくださった親戚の方がいました。入院の次の日に僕は帰省し、病院へ向かう前に親戚からいろいろな話を聞きました。そのときに「何かあれば遠慮せずに電話してくれ」と仰っていただけました。何でもかんでも頼るわけにはいかないとは思っていましたが、ちょっとしたことのためだけに会社を休んで帰省するのも会社に迷惑をかけてしまうため、何回か親戚に頼みごとをしてしまいました。それでも快く引き受けてくださいましたし、「がんばってね」と労いの言葉もかけてくださいました。その親戚の方には大変感謝しています。

■生活習慣の見直し

 また別の箇所に脳梗塞ができる可能性もありますから、薬ばかりに頼らず、退院後の生活の見直しについても、主治医の方から話を聞いたり、僕自身でぐぐってみたりして調べました。

 脳梗塞の場合、特に「タバコ」はダメだと思うので、その点は厳しくしていこうかと思っています。入院中も退院後も、「お願いだから1本くれ」としつこく言われ、そのたびに説教しました(笑)。

■心のケア

 父は運よく、リハビリも順調で、歩くことも普通にできますし、普通に話もできますし、傍から見たら「本当に脳梗塞を患ったのか」と思えるほど元気になりました。ただ、個人的には精神面も気にかけていかなければならないと思っていました。そのため、できる限り電話や面会で話をするようにし、少しでも「忘れっぽくなったのも脳梗塞だからだろうなあ」とか「俺は本当に情けない」などと言い出したら、「もう60近いんだから、そうなるのは仕方ないと思う」など、決して父は悪くないという意味を込めたことを言って、父を落ち込ませないよう、コミュニケーションに努めました。

 また、書類の申請などに関して、各機関に問い合わせの電話を自分からすすんでかけるようにしました。そういった電話を自分からかけるのは本来は苦手な性格ですが、そうも言ってられなかったので。

■これって、PM?

 父の件で右往左往し、仕事もちゃんと両立し、疲れていてボーっとしていたときに、ふと思いました。

 「今の僕って、プロマネみたいなことをしてないか?」と。

 もちろん、仕事上でのプロジェクトとは違います。何かドキュメントを作成しているわけでもありませんし。ただ、今までの人生で、ここまで、いろいろなものを管理したり、関係各所に連絡をして調整したりした経験がありませんでした。そういう意味では、今回の件で学べたことは大きかったです。

■PMは、決して1人きりじゃない

 また、今回の件では、いろいろな方に助けてもらえたことも嬉しかったです。僕の事情を理解してくださり、ご配慮いただけました。助けてもいただけました。励ましのお言葉もいただけました。何かをしなければならないのは、家族である僕ではありますが、だからといって1人で何でもかんでも抱えなければならないわけではない、決して1人きりではないんだ、というのがよくわかりました。

 僕のことを助けてくれた方々、支えてくれた方々には心の底から感謝しています。

■プロジェクトは、第2フェイズへ

 退院して、もう全てが終わったわけではありません。今後は「退院後の生活」という第2フェイズがはじまります。通院・リハビリは大丈夫か、薬はちゃんと飲んでいるか、良い生活習慣を送っているか、仕事へはいつ復帰できるか、など、これからも考慮すべき点はたくさんあります。今の家と土地を売って、僕の今いるところで新しく家と土地を買おうかという話もしています。父と、僕と、僕の奥さんと子供とで住める家(くれぐれも、「先に奥さんを見つけろよ」という心配はしないでください(笑))。

 まあ、とにかく、今後も父には元気に楽しく生活してもらえるよう、僕も父を遠くから頑張って支えながら、自分の仕事を両立しつつ生活していきたいなと思っています。

☆★☆

 余談ですが、父に快気祝いで地デジ対応の薄型テレビを買いました。32V型。画面が大きくて綺麗だと、喜んでくれたので、僕も嬉しかったです。ただ、入院費も僕が払ってるのに、そんなのを買って僕の懐は大丈夫なのかという後悔も少々……。ま、まあ、エコポイントで還元しようとは思います(笑)。

☆★☆

 更にどうでもいい余談ですが、今日でジャスサーです(笑)。

TOEIC 600点への道 2009(10):「運命の結果発表!」

2010/02/22 22:45:00

 1月末の日曜日に受験した、第152回TOEICテスト。結果が出ました。

 といっても、正式なスコア認定証は来月はじめに送付されるそうですが、インターネットで受験を申し込み、ネット上で結果を閲覧できるオプション付きで受験を申し込んだため、1週間ほど早くスコアを確認することができました。

 2月22日(月)のちょうどお昼12時に結果を見られるようになっていました。お昼12時ちょうど、という点は情報処理試験と同じだなあと思いつつ。そして、結果を確認するためにサイトへアクセスしたときの心臓のドキドキ具合も同じだなあと思いつつ(笑)。

☆★☆

 今回、どんなに点数が悪くても、コラムで連載記事にしてしまった以上は、低くても逃げずに公表するつもりでいました。

 とはいえ、大学時代は430点ほどだった僕。600点は無理でも、せめて500点あれば企画として成立するかな。400点台だと「お前は3カ月間、何を勉強していたんだ」というような企画倒れ感満載になってしまうから、それは避けたい。けど個人的な感覚としては450点(L200点、R250点)なんだよなあ……。

 などなど、様々な思いが頭をよぎりつつも、公式サイトにログインして、点数を確認しました。

 その結果……。

 

 

20100222121730

 

 

 リスニング:300点
 リーディング:270点
 トータルスコア:570点!!

 惜しかったなあああああぁぁぁぁぁ……。

 600点目標で、リスニングはギリギリ300点。リーディングが……リーディングが……。個人的には今回、リスニングが非常に難しかったですが、結果的にリスニングの方が点数が高かった点から考えると、問題の難易度自体、リスニングが難しくて、リーディングはそれほど難しくはなかったということなのかもしれません。

 でも、予想点数が450点であったこと、大学時代から150点近くはアップしたことを考えたら、今回のこの点数は大満足です。このコラムを書きながら、ビールを美味しくいただいております(笑)。

 目標は未達成でしたが、企画としては、まあ何とか成立できたものと自負しております。

☆★☆

 次回はエピローグとして、400点台のスキルから3カ月で600点近くまでスキルアップできた秘訣をまとめたいと思います。今まで紹介してきた教材、紹介しきれなかった教材の中から、特に役に立った教材を、「あずKセレクト」として紹介したり、心構えなんかもちょこっと書けたらなあと思っています。

 関係ないですが、正式なスコア証書が届くのが3月2日頃、僕の誕生日は3月5日。認定証が素敵な誕生日プレゼントになりそうです(笑)。

TOEIC 600点への道 2009(9):「試験当日記」

2010/01/31 23:25:00

 1月31日。TOEICの受験に行ってきました!

 TOEICの公開試験は初経験で、何回も受けて慣れてしまっている情報処理技術者試験と(当然といえば当然ですが)異なる部分も多かったので、受験経験のない方向けに公開試験当日の模様を書いていきたいと思います。

 ■持っていくもの

 まずは受験票。これを忘れたら受験できません。また、受験票にはAとBの2種類があります(めくって剥がすタイプの葉書が受験票です)。受験票Bには証明写真と手書きの署名を書く必要があります。この2つはスコア証明書に印刷されるものだそうです。

 また、受験者本人であることを確認できる、写真つきの自己証明書が必要です。例えば、運転免許証。あとは住基カードとか。

 次に筆記用具。これも当然ですが。個人的にはシャープペンシルよりも鉛筆をオススメします。マークシートの試験で、かつ、TOEICは時間との勝負でもあるので、1秒でも無駄にしないためにも、マークをサッと塗れる鉛筆の方が良いと思います。TOEICに限らず、情報処理試験の午前試験でも僕は鉛筆を使用しています。

 最後に、時計。当然のように携帯電話を時計代わりに使用することはできません。試験前に電源を切れと言われますので。

 ■試験開始40分前で受付終了

 随分と早いですが、試験開始40分前で受付が終了し、その後は入室できなくなります。特に、最寄駅からバスで行かないとならない会場へは乗り遅れがないように注意しなくてはなりません(実際、今回、僕が受験した会場がそうでした)。

 会場に着き、受付を済ませ、自分の席へ行くと、「受験のしおり」と「解答用紙」が置いてあります。解答用紙は両面刷りで、A面が名前などの基本情報とアンケート用、B面は試験の解答用です。A面への書き込みは、書くための時間帯(下記のオリエンテーション中に3分ほど)があるものの、到着後すぐにしてもOKみたいです。情報処理試験のように、受験番号等を書く場合でも試験時間中でなければいけない、ということは無いです。情報処理試験を受けすぎたためか、「始まる前に書いていいの?」とすごい戸惑って周りをキョロキョロして、相当な挙動不審っぷりをアピールしてしまいました(笑)。ちなみに、アンケートの書き方は、受験のしおりに記載されています。

 受付が終了すると、15分ほどオリエンテーションが行われます。諸注意が放送で流れます。リスニングの音量確認も行われます。その後、10分間の休憩に入ります。休憩が終わると、試験終了まで休みがないので、この時間内にトイレへ必ず行くべきかと思います。

 休憩終了後は、受験票Bの回収と本人確認、そして問題用紙が配布されます。問題用紙は紙テープで止められていて、試験開始まで剥がすことはできません。また、問題用紙には受験番号と名前を書く欄があります。試験終了後に問題用紙を返却しなくてはならないので、その確認のためだと思います。

 そして、試験開始です。45分のリスニングが終わってすぐに、75分のリーディングの問題を解いていきます。計120分の試験時間が終了しましたら、問題用紙と解答用紙が回収され、回収が完了次第、解散となります。そして、帰りもバスが混みます(笑)。

 ■試験を終えてみて

 疲れました。やはり2時間も続けての試験ですし、しかもTOEICはスピード勝負ということで集中力を相当使うので。

 出来ですか? リーディングは、まあ、戦略どおりにいきました。リスニングは……、もう最悪でした。あまりにも分からなくて、途中で心が折れました(苦笑)。新公式問題集よりも全体的に難しかった気がします。ただ、それでも精一杯やりました。やりきりました。悔いは残っていないです。600点を大きく割っても、それはそれで仕方ないかな、とまで思います。企画上は大失敗ですが……。せめて500点は超えてくれれば企画上の面目は保てるかなとは……。

 先に書いたリーディングの戦略ですが、「解く順番」のことです。僕の場合、順番に解いていくと(時間が大きく余っていると)Part5でゆっくり考え込む癖が治らず、また、Part6に至っては、やたら時間を使うくせに殆ど正解しないという状態だったので、7→5と解きました。Part7で190問目までを45分で終了させ、Part5へ強制的に移行。ゆっくり解いても正解率が悪い、191から200問目とPart6は完全に捨てるという戦略です(今のスキルではリーディングを全問、時間内に解ききれないので……)。これについては、信条や個人差があると思うので、「7→5→6」と解くこと自体はオススメしませんが、自分にあった解く順番の戦略は練っておいた方が良いと思います。

☆★☆

 次回はスコアが出た際に、とりあえずの最終回として更新したいと思います。

TOEIC 600点への道 2009(8):「試験直前……速く! もっと速く!」

2010/01/17 23:00:00

 気がつけば、試験2週間前になりました。さすがにアウトプット学習はお休みをし、試験モードとなっております。「試験直前に部屋を掃除したくなる病」も出ていますが(笑)。

 さて今回は、試験直前対策をテーマに、今どうしているかを書いていきたいと思います。

 ■解答技術に関する本を読む

 Z会の模試を解いた際に「このPartは、こう解いていけばいいのかな」と思ったことの確認のために、解答技術に関する本を買いました。本屋さんへ行けばこの種類の本は何冊もありますので、気に入った本を選ぶと良いかと思います。「このような本に頼るのはいかがなものか」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、こういった解答技術は「知っているとすごい点数が上がる」というより「知らないと本来の英語スキルより低く見積もられてしまう」という主旨であろうと思っています。つまり、「試験に慣れましょう」ということです。試験に慣れていない方は読んでおくべきかもしれません。

 ■頼りになるのは公式問題集

 模擬試験問題集も、本屋さんに行けばいろいろな会社が出す本があります。特にオススメはTOEIC公式の問題集です。

 TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉

 公式問題集なので、問題の難易度や出題傾向といったものが本番に一番即しているわけです。「新」と銘打ってからは4巻出していて、特に番号が大きいもの程、最新の試験に即しているものと思われます。Vol1と2は2巻まとめて1本のニンテンドーDSのゲームソフトにもなっているので、そちらもオススメできます。嵩張りませんし。

 ただ、公式問題集の難点は価格。模試2回分(400問)で2940円。別の模試の本であれば模試3回分(600問)収録されているものや、2000円前後で購入できるものもあります。それでも、試験直前であれば公式問題集を解くべきかと個人的には思います。本番に一番近い、というのは大きなアドバンテージです。

 ■公式問題集で自分に絶望

 実際に公式問題集を解いてみて思ったのは、「え、こんなのでいいの……」と思ってしまうような、意外と簡単な問題も含まれているということです。今まで読んだ模試や対策本が相当レベルが高かったのかな、と今にして思うほどで……。こう思えたことで、本番に対して少しだけ自信がつきました。

 しかし、自信がついた直後……。

 時間を測って問題を解き、答えあわせをして、問題集に掲載された予想得点を照らし合わせて、唖然……。

 600点どころか500点もいっていない…。

 もちろん、本番で予想される得点のレンジですから、本番のスコアとは全く違う。これが本番だったら意外とスコアが伸びる可能性も考えられる。しかし、それにしたって、3カ月勉強してきたのは一体、何だったのか……。と、絶望感でいっぱいになりました……。

 とはいえ絶望ばかりしていられないわけで、何が悪かったのか、そこで自分なりに分析した結果、

  • リスニング:Part3、4のスピードが速すぎて聞き取れない
  • リーディング:Part7を最後まで解ききれない

 ここに大きな問題があるだろうと考えました。「もっと速い会話スピードの会話が聞き取れるようにする」「もっと速く英文を読めるようにする」、以上2点の訓練を今おこなうことにしました。

 ■リスニング対策

 英語学習をはじめた時と比べればリスニング力も上がっているように感じています。ただ、TOEICの正解率の悪さは大して変わっていないわけで。とにかく会話が速すぎて。そこで、公式問題集の音声ファイルを倍速再生して聞く学習をしています。本番より速い音声を聞き続けていれば、本番の会話速度は遅く感じるのではないか、と思いまして。

 といっても、iPod touchでは、Podcastとして落とした音声しか倍速再生機能が利用できません。そこで、アプリを1つ買いました。

 おてがる倍速(iTunesが起動します)

 iPod touchの中にあるすべての音楽ファイルを倍速再生できます。次のトラックになると倍速が解除されることがある等、若干使いにくい点もありますが、語学学習には重宝するかと思います。

 ■リーディング対策

 わかる単語も増えました。Part5、6の解く時間も短くなりました。それでもPart7が解ききれません。長文の読解スピードが相当遅いようでした。原因を考えながらネット上で情報を集めた結果、英単語の1つひとつを頭の中で音読しながら英文を読んでいるから遅いことがわかりました。

 長文を速いスピードで読むためには、頭の中で音読せず、文字を見るだけで文を理解する必要があるようです。そのことを意識しつつ、公式問題集のリーディング問題を教材の中心とした英語長文を読む練習を始めました。

 例えば、以前紹介したアルクのiPhoneアプリ「文法特訓編」には「読み返り防止リーディング」の練習モードがあります。また、Eyercize というサイトでは、指定した英文を、好きなスピードで表示してくれます。速読練習のツールとして有用だと思います。もちろん、何も使わなくても速読練習は行えます。

 また、自分は、日本語の文章でも頭の中で音読する癖があったので、日本語の文章でも文字だけで理解する速読練習をしています。日本語でできなければ英語でできるわけがないですから。

 上記の訓練を暫く行ってから、公式問題集の2回目のテストを解こうと思っています。

☆★☆

 次回は、受験体験記を書こうと思っています。1月31日(日曜)が本番ですから。

 まあ、しかし、このままだと非常に企画倒れ色が濃厚ですが……。やれるだけのことはやってみたいと思います。

 さて、自分は本番で何点を取れるでしょう。

今回の試験結果bookmaker
予想 ODDS
勉強が足らなすぎた395点以下 3.0倍
「千里の道も1歩から」な400点台 2.0倍
企画として中途半端な500点台 4.0倍
目標達成!!600点台 5.0倍
まさかの700点以上 200.0倍

 予想が当たりましても、何も差し上げられませんが(笑)。

TOEIC 600点への道 2009(7):「ひとりでもできる会話・書き学習」

2009/12/27 18:00:00

 先日、リスニング学習にもなるかなと思い、映画を観に行きました。原題が『UP』という映画です(邦題は『カールじいさんの空飛ぶ家』)。大人向けより子供も楽しんで観られる映画の方が易しいかな、と思いまして。実際、学習になりました。明らかに聞き取れた単語があったのに、日本語の字幕には書かれていないことが何度もあり、映画の字幕って相当意訳されているのだなあ、と思いました。

 ただし、途中からリスニング学習なんてどうでもよくなりまして。理由はよくわかりませんが。それどころか、映画が歪んで見えてくるんですよ。まるで自分が水中で観ているかのように。理由はよくわかりませんが。ただ、ひとつ思ったのは、学習目的で映画を観るのであれば、感動大作を選ばないことをオススメします。実は、3Dデジタル版を観たので、3Dメガネを装着しながらの映画鑑賞でして。終わる頃には3Dメガネがもの凄く濡れていましたかなり興奮して汗をかきまくったものですから。

■ライティングとスピーキングの学習もする

 さて本題です。今回はTOEICとは関係のない、WritingとSpeakingという2つの学習について。前回の終わりにも少し書きましたように、入力ばかりでなく出力もした方が英語のスキルは伸びるのではないかと思います。それに、「TOEICで600点を取りました、けど会話ができません」となるのも馬鹿馬鹿しい話なので。TOEICの点数に見合った英会話力を身につけたいと思っています。

■一番いいのは、友達を作ること

 出力の学習として一番いいのは、やはりネイティブの友人を作ることでしょう。実際に会話ができますから。身近にいなくても、ネット上で知り合いになれればeメールのやり取りもできますし。そういった意味では、英会話スクールやコミュニティって凄く役立つと思います。ネット上でいえば、FacebookLang-8を利用するのが良いかと。前者はアメリカで流行しているSNS、後者はネイティブの登録者から自分の書いた英文を添削してもらえるサイトです。友達を作れやすい方には非常にオススメです。自分も登録してみましたが、なかなか友達が作れず……。難しいですね、コミュニケーションって。

 とはいえ、ひとりきりでも充分、出力の学習はできると思います。以下はひとりでできる学習コンテンツを紹介します。

■王道・ディクテーション&シャドーイング

 独学の場合の王道としては「ディクテーション」と「シャドーイング」があります。リスニング教材を使用し、教材から流れてきた英文を書き留めるのが「ディクテーション」で、声に出して言うのが「シャドーイング」です。出来れば易しい教材からはじめると良いですが、大方のリスニング教材で学習できると思います。また、smart.fmには「ディクテーション」学習の機能が搭載されています。

■お馬鹿な英文をつくってみる

 ディクテーション・シャドーイングばかりでなく、自分で日本語を英訳する学習を行う必要があるかと思いますが、そうは思っても特に書きたい(言いたい)こともない。そんなときに思いついたのが、珍文をつくること。以前、「もえたん」という単語帳の書籍が流行りました。「『萌え』な絵」が特徴的であることに加え、収録された単語の例文が面白いんです。その内容は、色々なアニメの名台詞を英訳したものや、芸能ネタなどです。「もえたん」のように、自分の好きな漫画やドラマの名台詞、流行語等を英訳してみることが面白くてよくやっています。最近も、

-------------------------------------------

You are good boy, I'm "Bird-man".
(君はいい子だね、僕は『鳥人』だよ。)

However you cry, your father doesn't come here absolutely.
(いくら叫んでもお父さんは来やしないよ。)

I let you show the boundary between bird and human.
(君に鳥と人間の境目を見せてあげよう。)

I have understood general things, so I want to do it too.
(大体わかったから、やらせてくれ、それ。)

-------------------------------------------

といった文を作って遊んでいました(文に間違いがあったら、すみません)。

■4コマ漫画を説明してみる

 定期購読で朝刊の新聞を読んでいまして(普通の日本語の新聞です)、その新聞に掲載されている4コマ漫画を説明する文章を時々つくっています。どこの新聞かは明記しませんが、今度お兄ちゃんになるということで話題になった4コマ漫画です。絵に描かれたことを説明することは、英検(2次試験)の対策にもなるかもしれません(将来、準1級を受験できたらなあ、と思っています)。

■タイピングゲームで英文学習

 e-typing
 Fast140

 英文をタッチタイピングの素材にしたゲームを行うことでライティングの学習が行えます。上にあげたサイトの素材は、e-typingがビジネス英語の英文、Fast140は、twitter上での誰かのつぶやきです(twitterのアカウントを持っていないとゲームに参加できません)。また、Fast140は、遊びすぎるとサイトのTOPページの「Recent」欄に自分のアイコンがズラリと並ぶので、注意してください。自分自身がドン引きするので……。

■早口言葉に挑戦してみる

 It's Fun to Read
 Interesting Things for ESL Students

 色々な教材でシャドーイングは行えるものの、出来れば面白い教材を使いたいなと思い、考えたのが「早口言葉」。英語では「Tongue Twisters」。上にあげた2つのサイトでは音声も聞けるのでシャドーイングが行えます。テンポよく言うと楽しいんです。

■iPhoneアプリで即答練習

 英会話8秒エクササイズ(iTunesが起動します) icon

 本当は以上で終了の予定でしたが、つい最近、面白いiPhoneアプリを見つけたので買ってしまいました。

 既存の書籍をアプリ化したアプリです。提示された日本文を8秒以内に頭の中で英訳して英文を口に出して言う練習をします。録音機能も搭載しているので、自分の発音の確認や、先生の発音との比較も行えます。序盤は3、4語程度で作れる英文が中心なので、英会話に慣れていない方に特にオススメできます。

☆★☆

 アウトプット編は以上です。最近は、それらが面白くてTOEICに直結した学習が停滞気味です(笑)。まあでも、英語学習のモチベーション自体が保てているので、問題はないかなあ、と思っています。

 次回は年明けに、「直前対策」について書きたいと思っています。先に言いますと、そのために書籍を2冊買っています(苦笑)。直前対策だけは、仕方ないと思います。と、言い訳。

TOEIC 600点への道 2009(6):「子供にかえって読み聞き練習」

2009/12/19 16:06:30

 以前紹介したZ会の模試をもう一度解きなおしています。リスニングはあまり進歩が見られませんでしたが、リーディングの正解数が前回よりも伸びました。Part7はまだ解きなおしていないものの、5と6の正解率と解くスピードが上がりました。着実に力がついてきているみたいです。今後は逆にリスニング練習を頑張らないと。

 さて、今回は総合的なリーディングとリスニングの対策について書いていきます。

■意外とあなどれない、子供向けコンテンツ

 最初、「英字新聞がいい」という有名な話から、「TIME」や「NY Times」といった新聞・雑誌のiPhoneアプリをダウンロードし、アプリから文章を読んでいました。が、400点レベルの自分にはわからない単語が多すぎて難しすぎました……。リスニングも同様で、海外のニュース系のPodcastを聞いてみてもついていけない。だからといって、「ESL Podcast」や「VOD Special English」のようなPodcastでは、扱う単語は易しいものが多いものの、TOEICのリスニングのスピードに比べたら遅すぎる……。

 そこで思いついたのが、ネイティブの子供向けのコンテンツを利用すること。

 以下、役に立ったコンテンツをご紹介します。

■こどもニュース系サイト

 Time for Kids
 The Learning Network (NY Times)
 Kids.gov

 上の2つはニュースサイト、一番下は政府系組織や自治体(州)の子供向けサイトへのリンク集です。子供向けといっても絵本のようなレベルのものではなく、ちゃんとした文章で書かれていて、単語も易しい単語が多いので読みやすくて勉強になるかと思います。

■小学校の教科書で学ぶ

 アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書

 デジタルコンテンツではなく、書籍です。以前、図書館で借りました。2週間で80ページほどしか読めずに返却し、後で自費で本屋さんで買いました(笑)。タイトルのとおり、アメリカの小学生向け歴史教科書から抜粋したものを、和訳と併せて掲載されています(左ページ:英文、右ページ:和訳文)。2週間で読みきれなかった理由は、文章構造が意外と難しかったからです。

 この本の読み方としては、

  • 常に1つひとつの文のS(主語)とV(文の動詞)ならびに5文型を意識しながらゆっくり読む
  • まずは英文を読む。わからない単語は推理しながら。すぐに和訳文は見ない
  • ある程度英文を読み進めたところで、和訳文を読み、自分の読解が正しいかチェックする

 以上の読み方で読み進めた甲斐があり、関係詞のある文やコンマ( , )区切りの文、例えば、

Mr. Morita, Japanese famous MC, asked her, "Have you cut hair?"
(日本の有名な司会者である森田さんが彼女に尋ねました。「髪切った?」)

このような感じのコンマ区切りの文の読解に慣れました。もっと多く区切られた文もあります。ホント、小学生向けとはいえ難しいんです……。

■大人になっても面白い「セサミストリート」

 Sesame Street Podcast (iTunesが起動します) icon

 リスニング対策としてオススメなのが、これも意外にあなどれない「セサミストリート」の動画Podcast。昔からある幼児向け番組ですが、喋るスピードはめちゃくちゃ速いんです(ネイティブの会話スピードが、そもそもこれくらいのスピードではあるかと思いますが)。会話速度は速いですが、当然ですが難しい単語は出てこない(出てきても、それがPodcastの放送で説明するテーマになる)ので、いいリスニング教材になるかと思います。

■ネイティブな学生に人気のニュース

 CNN Student News

 毎日聞いている動画Podcastです。Podcastとして配信されていますが、公式サイト上でも動画が見られる上にトランスクリプト(放送中の話し言葉をすべて文字に起こしたもの)も掲載されているので、サイト上で見た方が良いかもしれません。アメリカの主要な政治・経済ニュースをはじめ、ネイティブの学生に身近な話題を取り上げています。CNNですが、通常のCNN Newsよりは話すスピードは遅めかなと思います。

 また、CNN Student Newsでは、公式ブログ上で、あるニュース記事について学生に意見を書いてもらったり、Facebookの公式アカウントに学生が感想を書いたりしています。ネイティブの学生が書く文章なので、読みやすくてリーディングの勉強としてもオススメできます。

 ただし、紹介しておいて申し訳ありませんが、本年の更新は終了し、冬休みに入るそうです……。次回の更新は1月4日。それでも公式サイト上では以前の配信動画も見られるようなので、ぜひ。

■その他

 子供向けコンテンツとして普段利用しているのは、以上です。他には、リンクは省略させて頂きますが、先に挙げた「ESL Podcast」を倍速再生で聞いています。NHKの英語ニュースのPodcastは、日本のニュースを英語で話しているので、何の話題かわかりやすい点で聞いています。同じ意味で、CNETのニュースはIT関係の英語ニュースなので、同じく内容がわかりやすいかと思います。なんだかんだでCNNのニュースも聞いています。聞き取れなくてもいいので、速さに慣れるために、と思って。リーディング対策としては、「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」のような日英対訳で読める文章を読んでいます。「対訳」で検索をかけると、無料で読める日英対訳の文章もあります。対訳といっても、読解力をつけるのであれば、英文のすぐ下に日本語が書かれている文章より、英文と和訳文が分かれて書かれている文章を読むことをオススメします。

☆★☆

次回は、TOEICの試験とは無関係ですが、英語学習において非情に重要なアウトプット(ライティング、スピーキング)について書きたいと思います。リスニング、リーディングより勉強できていませんが、それでも、少しでもアウトプットを行えば、相互作用でインプットのスキルも向上しやすくなるのではないでしょうか。

TOEIC 600点への道 2009(5):「文法は書籍がないと無理でした」

2009/12/11 18:00:00

 iPod touchやPCなどITを駆使してTOEICの点数を3カ月でどこまで伸ばせるかを体を張って試す企画の第5回、今回は「文法」編です。

■とりあえずiPhoneアプリをダウンロード

 アルクで身につく! TOEICテスト 文法特訓編 (iTunesが起動します) icon

 TOEICの文法問題の問題集として購入しました。文法の4択問題集モードばかりでなく、Part7の長文のための速読練習モードや重要単語を覚えるためのモードなど、リーディング対策として至れり尽くせりなアプリになっています。文法問題のモードでは、TOEICに則した問題と、その解説が表示されるので、「問題を解くための鉄則」みたいなのも覚えられます。

 ただし、あくまで「問題集」であるため、各文法項目についての説明は簡素かなと思いました。もう文法知識はほとんど覚えていないからイチから復習したい、という方には不向きです。というか自分がそれで、このアプリに挫折しかけたので……。

■英文法を覚えなおすため、ついに書籍に手を出してしまう

 文法項目を復習できる「参考書」的な位置づけのアプリが特に見つからず、結局、「情報端末を駆使して」という条件を自分でつけたにもかかわらず、早々に破って英文法の参考書を買ってしまいました(苦笑)。

 ちなみに、高校の英文法の授業で使う教科書で充分です。

 TOEICの模試を受験して思ったのは、Part5の問題を大きく分けると、「品詞を問う問題(同じ単語の動詞形・形容詞形……が選択肢に並び、適切な品詞を選ぶ問題)」「語彙力を試す問題」「文法問題」の3つに分けられると感じました。語彙力は別途、身につけなければなりませんが、文法知識は、いろいろと調べた結果、高校で学ぶ内容までで充分であるようです。

 なので、高校レベルの英文法の本を探し、ブックオフで買いました(高校時代の英文法の教科書をお持ちの方は、ぜひ家から引っ張り出してみてください)。買ってきたのは、「 総合英語Forest 」という参考書の初版版です。イメージを多用し、かつ、「こういうものだから」で終わらせず、しっかりと理論的に文法を説明している参考書です。しかも最新の版はオールカラーで非常に読みやすいのでオススメです(初版は2色刷りです)。いくら古本とはいえ、古い版を買ったことは少々後悔しています(笑)。

 この本で文法を勉強しなおした後に、アルクのアプリで問題演習をしたら、けっこう正解できるようになりました。文法問題については。「名詞」や「動詞」といった品詞の章の問題はまだに苦手です……。語彙力不足が一番の理由ではありますが。

■無料でPart5対策

 別に@ITさんに媚を売っているわけではありませんが、ITトレメのTOEIC問題は非常にいいですよ。何しろ無料! ですから。しかも、総問題数は他のITトレメのように60問前後かと思っていたら、240問以上!4倍以上ですよ、4倍以上。これを何巡も解けばPart5・6の基礎力は相当身につくのではないかと思います。ただし、これも、文法を一通り復習してからでないと、「無料とはいえ、問題が難しすぎないか」と挫折しかけるので注意です。

 とにかく無料! かつ問題数が多い! のでITトレメはオススメです!!……別に@ITさんに媚を売っているわけではありませんが。

☆★☆

 文法編は以上です。次回は「長文読解&リスニング編」です。Podcastを中心に、参考になっているものを紹介していきたいと思います。ほとんどが無料ですから、ホント、いい時代ですよね。

TOEIC 600点への道 2009(4):「iPhoneで単語のお勉強」

2009/12/04 19:20:00

 iPod touchを非常に気に入ったのもありまして……実は最近……

 docomoのAndroid携帯(HT-03A)を新規契約しました。

 もともとiPod touchを買いたかったのも、「アプリが作りたいから」という思いがありまして。「今ならHT-03Aが最大4万数千円割引!」の広告を見て、買っちゃいました。iPhone/iPod touchとAndroidではいろいろと違う部分はあるものの、いつか人様に公開できるようなアプリを作りたいです。

 さて、今回から、実際に使っているアプリ等をご紹介したいと思います。今回は、自分が一番苦手としている語彙力を鍛えるために使っているアプリです。

■定番

新TOEICテスト 英単語・熟語マスタリー2000(iTunesが起動します) icon

 iPod touchで英語学習してTOEICを受験しようと思ってから一番最初にダウンロードしたアプリです。App Storeの「教育」カテゴリの有料アプリランキングで当時4位だったのでダウンロードしました。すでに書籍として発売されている単語帳のiPhoneアプリ版です。例文や音声も収録されていて、また、4択形式の単語テストができるという点がアプリだなあっていう感じがしました。

 よく出る順に4つのチャプターに分かれているのですが、ここまで覚えたら何点レベル、という指標が示されていると良いのになあ、と思いつつ、最初は、このアプリで1日1セット(10単語)ずつ取り組みました。しかし、せっかく音声が入っているのですから、自動で1つずつ音声を流し続けてくれる機能が欲しくなりました。というのも、自宅から駅までの道が歩いて20分以上あるので、その時間がもったいないなあ、と。通勤のお供に、歩きながら単語を耳で聴いて学習できるアプリがないかと思って探しました。

■チャンツ(音楽)で覚える英単語

キク★英単語 TOEIC Test Score 600(iTunesが起動します) icon

 このアプリは「チャンツ」モードというのがありまして、ちょっとした音楽(チャンツ)をBGMに、英単語と和訳の音声を流してくれます。これが歩きながらの勉強に最適でして。毎日、これを集中して聴きながら駅(帰りは家)まで歩いています(あまりにも大音量で聴いたりリスニングに集中しすぎたりすると、自動車との事故に遭うなど非常に危険ですので注意してください)。

 他にも、通常の単語帳のモードでも、指定した秒数で次の単語を自動で表示し、音声を流してくれる機能や、赤いシートを上に被せて赤字で書かれた部分を消してくれる機能もあり、個人的にはかなり重宝しています。マスタリー2000のような単語テスト機能がないのは少々残念ですが。それでも、一番使っている単語帳アプリです。

■smart.fmの無料Podcast

おまかせ!TOEICシリーズ(iTunesが起動します) icon

 smart.fm(旧iKnow!)のTOEICに関するポッドキャストです。単語と例文の音声を流すと同時に、和訳やTOEICのPart1みたいに例文に沿った写真を表示してくれます。駅に着いて電車に乗っている間は、これを聴いています。ポッドキャストとしてiPod touchにダウンロードした音声は倍速再生できる機能がありまして、それも利用しています。この倍速再生機能は、リスニングの学習でも非常に使えます。その話は、またリスニングに関する話題の際にでも。

 ちなみに、smart.fmのiPhoneアプリ版もオフィシャルで提供しています。ただ、最近になってオフィシャルでアプリ提供をはじめたのもあり、使ってみると、まだちょっと、痒いところに手が届かない感はあります。

 というわけで、自分の単語勉強は、主にキクタンのアプリ(道を歩くとき)とsmart.fmのポッドキャスト(電車に乗っているとき)、単語テストがしたいときにマスタリー2000のアプリとsmart.fmのサイトを使っています。

 尚、今回はTOEIC受験のために、TOEICに偏った単語帳アプリを利用していますが、「時間はあるし、試験によく出る単語じゃなくて、ちゃんと単語を勉強したい!」という方は、例えばキクタンのBasic4000やAdvance6000、PowerWordsシリーズといったアプリを利用すると良いと思います。書籍でしたら、「Duo 3.0」という書籍が評判がいいようです。

■英英辞典は……

 よく「英語学習に英英辞典は使える」という話がありますが、自分は英英辞典のアプリはダウンロードしていません。価格が高い(無料アプリの英英辞典もありますが)という点も大きいですが、そもそもiPod touchを英語学習のメインに使っているので。

 というのも、iPhone/iPod touchは、シングルタスクでして。Androidのようにマルチタスクに対応していれば、あるアプリで勉強中にわからない単語が出てきたら、英英辞典アプリで調べる、といったことが出来ますが、iPod touchの場合、それができないので、使うとしたら、書籍の英英辞典を買おうかと思っています。勿論、iPhone端末をメインに使っていない方は、ロングマンなどの有名な英英辞典のアプリ版があるので、ダウンロードすると非常に使えると思います。(何ちゃらbreakとかやればマルチタスク化できるみたいですが……自分は興味なくてやっていませんし、セキュリティに関して不勉強だと非常に危険なので、お薦めはしません。)

■息抜きに

Bookworm(iTunesが起動します) icon

 海外製のワードゲームです。ワードゲームは、日本で言うところの「もじぴったん」とかも、そうだと思います。AからZまでがランダムに並んでいるので、繋がっている文字のパネルを選択して、英単語を完成させていくゲームです。一度発見した英単語は、オプションの単語リストに掲載され、コンプリート率が表示されるので、未発見の単語を集めたくなります。英語圏のゲームなので、TOEICや英検には不要だろこれ、と思うような英単語も多いですが、適当に選んでも英単語が完成しやすい(今の選択状態で単語として成立しているか否かは、画面上部のキャラクターの吹き出しでわかります)ので、けっこう面白いですよ。知らない単語が偶然にも完成したら、辞典で調べてみると良いのではないでしょうか。

☆★☆

 単語編は以上です。次回は他のリーディング対策をどうしているか、について書きたいと思います。勉強すればするほど、確実に英語力が向上している事が実感できていて、今、本当に楽しいです。ココ最近、いつも退社時に「今夜はどうしよう、リスニング? 単語? 文法? リーディング? 何を勉強しよう?」と考えてばかりいます(笑)。

TOEIC 600点への道 2009番外編:「僕が英語を学ぶ理由」

2009/11/30 20:11:46

エンジニアライフ 11月のお題:「プラスアルファで獲得したい○○スキル」

 何ということでしょう。TOEICの連載中にタイムリーなお題ではありませんか。

 ただ、いくら連載中だからとはいえ、「英語スキルは獲得すべきです!!」とズラズラ書くのも面白くないので、今回は番外編として、連載初回に書いた、「自分の英語スキルのスペック」の補足をしながら、上記のテーマについて書きたいと思います。

■物心ついたときから

 まだ小学校に入る前から、算数や英語を勉強していました(普通の幼稚園に通い、普通の公立小に行ったので、いわゆる「お受験」のためにではなく、教養として)。算数は家でドリルを解き、英語は幼稚園で英語教室が開かれていたので、それに参加して勉強していました。

 実際は勉強を「させられていた」のかもしれませんが、小さい頃から数字は好きだったので算数の勉強は苦じゃありませんでしたし、英語も楽しかったどころか自ら進んで勉強していた記憶があります。本屋でいい教材を見つけて「買って! 買って!」とせがんでいたのも覚えています。

 小学校に上がってからも英語を続けたかったので、小学生向けの英語教室に通っていました。今もあるかわかりませんが、旺文社のLL教室です。黄色いバッグが懐かしいです。

 LL教室には中学2年くらいまで通っていたものの、紆余曲折あり、同じ塾の算数・数学教室(英語と数学の教室が上下階に分かれていました)でずっと教わっていた、尊敬していた先生が辞められてしまったことがトリガーとなり、両方の教室を辞めることになりました。それ以来、塾で学ぶということはしませんでした。

 中2で塾は辞めたものの、中3の英語までは何とかついていけました。現在完了とか関係代名詞とか、危なかった記憶もありますが……。

■高校以降、一気に苦手になる

 ただ、学習塾というのは必要なんだなあ、と、今にして思うのですが、高校に入っても塾には行かなかったためか、数学も英語も授業についていけなくなりました。せっかく子供の頃から楽しんで勉強していたのに、この頃から英語は、嫌いな科目になりました。

 とりあえず英検を持っておけば、将来働くときに有利かなと思って、高校・大学時代と英検の勉強はそこそこしました。あくまで「そこそこ」なので、準2級も2級も、何度も落ちました。2級に至っては、筆記も面接も「ほぼヤマ勘」(笑)なので、手応えも何もあったものではありませんでした。

 あと、やはり就職に有利かなという理由で大学時代にTOEICを受験した経験はありますが、400点前半しかスコアが取れなかった上に、(当方、花粉症もちですが)スギ花粉の時期に受験しまして、リスニングの時に周りに気を遣って鼻をすすらないように努力していたら、鼻が詰まりだしてボーっとしてきてリーディングの問題を解いている場合ではなくなっていたので、「問題も多いし難しいし。試験を解くのが辛いから、もう二度とTOEICを受験するか」と決めました(苦笑)。

 研究の関係で英語論文に触れることもありましたが、読んでもわけがわからず。にもかかわらず、大学・大学院時代と、英語力を上げようとはほとんど思いませんでした。

■なぜ、今、再びTOEIC受験を決めたのか

 現在の仕事でも、別に英語は必要はありません。たまに検索結果で英語サイトが出てきて、仕方なく読んで、やっぱりわからない(笑)の繰り返しでした。では、なぜ急にTOEIC受験を決めたか、といいますと、初回にも書きましたとおりで、

 iPod touchを買った→iPhoneアプリには英語学習のアプリも多い→これらを使えば、安上がりで英語が勉強できるのでは→せっかくだからエンジニアライフのネタにしたら面白いかも!

 そんな流れです。単純すぎですね……。

 エンジニアライフで受験を宣言することは、「辞めたくなっても後には引けない」リスクを背負うことになるので、本当にコラムのネタにするか悩みましたが、「面白いかも!」の気持ちが勝り、現在の連載に至っています。実際、今、英語を勉強するのが楽しくて仕方ないです。

■本題:「プラスアルファで取得したいスキル」

 ようやく本題です。では、自分が思う「プラスアルファで取得したいスキル」は何か。それは、「楽しもうとする力」だと思います。

 本当は「楽しく学ぶ力 ⇒ 楽習力」なんていう言葉を考えましたが、すでにいろいろな方が提唱なさっているようなので、さも自分が考えたかのような言い方は止めました(笑)。

 海外で仕事をする、海外の方を相手に仕事をするといった機会や強い意欲があれば、英語学習のモチベーションは続くと思いますが、そういったものがない、つまり勉強しても使わないから意味がない環境では、勉強意欲は出ない(続かない)かと。普通であれば。同様に自分の環境も英語は今必要ではない上に3日坊主の自分がこうして3、4週間と英語学習が続けられているのは、

  • iPod touchでの英語の勉強が楽しいから
  • 英語学習に関するコラムを書くのが楽しいから
  • 同じくTOEIC受験を予定している方々とコメント欄で情報交換ができて楽しいから

 といったように、「楽しいから」続けられているのかな、と。

 子供の頃に英語を学びたくて仕方なかったのも「英語が楽しいから」でしたし。

 このコラムのタイトルも、以前書いたように「ポップンミュージック」というゲームが好きだから、というのもありますが、「IT業界は『3K』といわれているなど、大変な環境ですけど、それでも楽しく仕事をしたいですよね」という気持ちを込めてつけています。あずKの半分は「楽しいことをしたい気持ち」でできているので。って、子供かよ、て感じですが……。

 勉強に限らず、仕事とかいろいろなことを「楽しもうとすること」というのは大事なのではないかと思います。嫌々やるよりも、「こうしたら面白そう」と考えて工夫して楽しむことで、スキルもアップし、ひいてはメンタルケアにも繋がるのではないでしょうか。

TOEIC 600点への道 2009(3):「スラッシュリーディングのススメ」

2009/11/18 20:00:42

 前々回の記事、エンジニアライフのアクセスランキングで週間1位。はじめての1位だったので、すごく嬉しかったです。読んでくださった方々、ありがとうございました。今後はないであろうこの奇跡を記念して、kwoutでスクリーンショットを取りました。

 そうはいっても、前回、模試を解いてみたら、600点以上が目標であるにも関わらず400点台という結果。謙虚に勉強していきたいと思います。3カ月で200点分の英語力アップを目標に。

 さて、前回、自分の場合はリーディングの点数が特に酷いことがわかり、もっと文法力と単語力を身につけなければならないことを痛感しました。そこで、iPhoneのアプリにある単語帳のアプリや文法力をつけるための学習アプリ(次回、紹介します)を落として学習を始めましたが。

 文法のアプリを起動する→文法の問題を解いてみる→単語の意味がわからなくて問題を解くどころではない→単語帳で単語を覚えようという意識になる→単語帳アプリを起動する→例文がさっぱりわからず、やはり文法知識を固めようという意識になる→最初に戻る

という悪循環。例文が読めないのですから、普通の英語の長文なんてまともに読めないわけで、簡単な構造ならわかるものの、なんか名詞とか動詞とかがいくつもある一文が出てくると、もうお手上げ。

 ここで、自分の勉強スタイルを振り返ってみました。

 600点を取ろうと思うあまり、自分のレベルに合わないレベルの学習をしていたように感じました。長文を速く読もうとする練習とか。読めないのに。「そうはいっても400点は取れるレベルだから」という驕りがあったのかもしれません。

 そこで、「自分の英語レベルは低いんだから」と謙虚に考えるようにし、単語や文法は置いておき、「ゆっくりでいいから、ひとつの文が5文型のどれにあたるかを考えながら読む」ことを心掛けながら英語の文章を読む練習をしました。

 ここで5文型についておさらいすると、

■第1文型 S+V (SはVする)

 She can work with romantic feeling.. (彼女は恋愛感情で仕事をすることができます)

■第2文型 S+V+C (S=Cの関係)

 He is a president of  venture business. He is an engineer too. (彼はベンチャー社長です。彼は技術者でもあります)

■第3文型 S+V+O (SはOをVする)

 She is playing the violin. (彼女はバイオリンを弾いています)

■第4文型 S+V+O1+O2 (SはO1にO2をVする)

 He talks us a nonsence from country. (彼は地方から戯言を話します)

■第5文型 S+V+O+C (O=Cの関係)

 We call Kumi "Kumi-Cyo". (わたしたちは久実のことを「組長」と呼びます)

注1:冠詞など、細かい文法のミスはご了承下さい。

注2:例文の内容は気にしないで下さい。

 以上、5種類の文型のどれにあたるかを考えながら訓練をしました。特にSとV。ひとつの文にSとVは1個ずつだけなので。一文の中に節があると、

 I begged them that I should put off taking TOEIC exam for several months.(わたしはTOEICの受験を数カ月延期したいと懇願しました)

 (注3:例文の内容はフィクションです。したいですけど来年1月受験で受験料もすでに払っています)

 のように、名詞や動詞が数個書かれていることもありますが、その文のSとVはあくまで「彼は主張した」(He bagged)です。その点を踏まえつつ、練習をしました。

 さらに、Podcastをいろいろとダウンロードして見ていた中で、有用な情報を得ることができました。「スラッシュリーディング」というものです。これを紹介していたのが、「どんこば! TOEIC -WAOの楽々eラーニング-」という無料のPodcastです。

 「どんこば!TOEIC -WAOの楽々eラーニング-」はこちらです(iTunesが起動します)。 icon

 「スラッシュリーディング」は、英文を頭から読んでいく際に、単語毎にスラッシュを入れて区切り、訳して読んでいくのではなく、ある程度の単語のまとまりでスラッシュを入れて区切って、英文を読みましょう、というものです。先程の英文を用いると

 He begged them / that he should put off / taking TOEIC exam / for several months.

 このような感じになります。人によって細かいルールは違うようですが、主に、前置詞、関係詞、分詞の前にスラッシュを入れて読んでいきます。

 5文型を意識しつつ、このスラッシュリーディングを頭の中で実践しながら長文を読んでいったら、格段に理解力が変わったように感じました。スラッシュリーディングに慣れてしまえば長文読解(Part7)が時間切れになる可能性も減るのではないでしょうか。すごく良い情報を手に入れられたと思いました。思わず、「こういったことを教えてもらえるなら」と、WAOさんのeラーニングに申し込みそうになったくらいです(笑)。

☆★☆

 次回は、実際に使っている教材やコンテンツを紹介したいと思っています。

 なんだかんだで、結構単語も覚えられていますし、文法も高校で習った文法を思い出してきています。リスニング練習も行っていて、少しは早い話し方でもわかるようになってきましたが、そのあたりの話はまた追々、ということで。

TOEIC 600点への道 2009(2):「無料の模擬試験で現状把握」

2009/11/09 19:00:00

 大学時代に受験したTOEICは(確か)440点、英語力は実質中学英語レベルだと思われる自分が3カ月でTOEIC600点レベルを目指すシリーズの第2回です。

 この440点という数字は、あくまでも昔の話。現状、TOEICにどの程度立ち向かえる力があるかを知りたくなりました。そこで、模擬試験。

 Google先生の力を借りて模擬試験を実施している団体を捜したところ、あの「Z会」で行われている模擬試験のページを見つけました。

 Z会のTOEIC模試のページはこちらです。

 模擬試験なのでスタンダードな「会場受験」をイメージしていましたが、Z会の模試は家でも受験できます。しかも無料!!

 受験登録を行った後、模試の問題とMP3ファイルをダウンロードすれば、いつでも家で受験ができます。解答の送信方法は、模擬試験サイトにログイン後、ラジオボタンがズラーッと並ぶページがあるので、試験が終わった後にポチポチと埋めていき、送信ボタンを押すという流れになっています。

 そのため、サイトにアップされているマークシートのPDFファイルを印刷するか、メモを用意するかして、解答を記入しつつ模試の問題を解いていってください。できれば時間を測定して問題を解くほうがより良いかと。自分も、アバウトですが時間を計って解きました。

 解きました、けど……。リスニングは「ちょっと何いってるかわかんないです」((c)サンドウィッチマン)状態でしたし、リーディングに至っては文法問題で時間を使いすぎて長文読解問題をすべて解ききれず……。非常に難しかったです。それでも、「そこそこ当たっている……はず」と思いながら、解答を送りました。結果(本番でのスコア予想)は以下のとおりです。

Toeic

 415点から500点。

 大学時代よりもスコアが下がる可能性があることがわかりました(苦笑)。これはひどい。

 リスニング、リーディング共に悲しい結果ですが、特にリーディングが……100点台の可能性もあるだなんて……。確かに、試験を解いている最中でも、語彙力のなさを痛感してしまいまして。

 というわけで試験結果を受け、語彙力と文法力のアップを重点的に学習を進めることにしました。皆さんも、ぜひ模試を受験してみてください。TOEICを受験したことがない人に特におすすめです、出題傾向の把握や各パートの解き方対策も理解できるので。

☆★☆

 次回から本格的に、利用したコンテンツを紹介できるかと思います。まずはリーディング試験用のコンテンツから書いていく予定です。まあ、なんというか……基礎力がなさすぎるわ、「情報端末を駆使して」と前回書いておいてさっそく本屋さんで書籍を買っているわで、もうグダグダです(苦笑)。

TOEIC 600点への道 2009(1):「まずは目標設定」

2009/11/02 20:00:00

 私事で恐縮ですが……、実は最近……、

 notes iPod touch notes を買いまして。

 iPhoneアプリの開発に興味がありまして。まだMac本体は持っていませんが、まずはiPod touchが欲しいなあと思ったので。iPhoneと迷いましたが……メイン携帯がdocomoですし、2nd携帯を持つと、その分、毎月の費用が……と思ったので。

 満足しています。買って早々、アプリを落としまくっています。game とか game とか game とか(以下略)。歩数計のアプリを落として、通勤や帰宅時にどの位歩いているかを測定したり。

 あとインターネットラジオのようなアプリで、起動すれば洋楽を自動で流してくれるアプリも気に入っています。洋楽なので、全然知らない曲ばかりですが、BGMとして聞いています。

 ただ、せっかくiPod touchを買ったのだから、学習するアプリを落として何かを学んでみたいなあと思いました。そこで考えたのが、英語。

 ちょっと前までなら、英語を学習したいと思ったら、中学や高校・大学といった学校以外では、本やCD付きの教材を購入したり、英会話教室に通ったりして、何かとお金がかかるものだったと思います。それが今の時代、インターネット(ブロードバンド)が普及し、それに伴って英語の文章や海外の動画などが無料(安価)で入手して楽しめるようになりました。情報端末(PC、携帯、スマートフォン)さえあれば、「いつでも、どこでも、誰でも」デジタルコンテンツとしての教材で学習できる、まさにuラーニング(ユビキタスラーニング)時代。

 そこで。

 「情報端末を駆使して勉強したら、どれだけ英語力が身につくか」を試したくなりました。

 やはり、ただ単に勉強するのではなくて、目安を決めて、それを目標にしていきたいなと思いまして。そこで、英語力の目安として点数を出してくれるTOEICを受験することに決めました。3ヶ月間勉強し、2010年1月31日(日曜)の第 152 回試験を受験します!!

 点数は……、以前@ITでも「TOEIC 600点への道」というシリーズ記事があったので、自分も600点を目指すことにしました。「2009」とつけたのは、その記事が先にあったからです。

 基本的には、iPhoneアプリを中心として、英語力がつきそうなデジタルコンテンツを試して、感想を書いていくという、以前の記事と同様のスタンスを考えています。おすすめの教材がありましたら、ぜひコメント欄で教えてくださいね。有料の教材の場合、お財布と相談になってしまいますが、可能であれば試してみたいです。某映画監督よろしく「こちとら自腹だ!」というスタンスで感想を書きます(笑)。

☆★☆

 さて、シリーズをはじめるにあたり、まずは自分のスペックを、簡単に。

  • 幼児時代……この頃から、英語教室へ通わされていました
  • 小学生時代……引越しをした先の所の英語教室に通いました
  • 中学生時代……中学2年で、諸事情あり、その塾を辞めました。以降、塾には行きませんでした。中学英語までは、今までの学習の効果で、得意科目ではありました
  • 高校時代……塾に行かなかったため、高校に入って早々に苦手教科になりました
  • 大学時代……1度だけTOEICを受験しました。その時は、440点程度だったような……(苦笑)
  • 現在……仕事柄、英語サイトを読むことはあります。読む以外は何もできていないです

といった感じです。子供の頃から英語を学んでいたのに残念ながら今の自分の英語力は中学卒業レベルです(苦笑)。一応、これでも英検2級は持っていますが……あれは運で合格したようなものです(笑)。

 本当に大丈夫なのか、自分……。

☆★☆

 次回は、自宅で受験できる模擬試験を受験した話を書きます。すでに受験はして点数は出ていますが……溜息しか出ません……。

資格試験に対してモチベーションを保つコツ

2009/07/01 17:00:00

 こんにちは。

 私事で恐縮ですが、春の情報処理試験で受験した「情報セキュリティスペシャリスト」、合格できました。解答速報サイトで自己採点して、その感触が、合格か不合格かが非常に微妙なラインだったため、受験後から合格発表までの2カ月半、思い出すだけで気になって仕方ないという意味で地獄を味わいました……。ようやく地獄から開放されて、体が軽くなりました。

■ソフ開合格から足掛け○年

 今回の合格は、喜びもひとしおでした。社会人になって初めて情報処理試験に合格できたということと、最後に情報処理試験に合格(ソフトウェア開発技術者)してから早○年という月日が経ったということが合い重なったものですから。

 それまでは、春の試験と秋の試験は受験するも不合格を続けるどころか、迷走し続けてしまったので……。ソフ開に合格後、春も秋も同じ試験を何回も受験しているのに不合格。受験1年目は楽しく勉強できたのに、受験回数を重ねる毎に勉強する意欲が失われていきました。そのため、気分を変えて別の受験区分を選択して勉強、受験しましたが、それでも不合格。モチベーションが全く無くなって、受験しなかった時もありました……。

 ここまでの数年間はそのような調子だったのもあって、それを思い返すと感慨深いものがありました。

■資格試験に対するモチベーション管理は難しい

 先に書きましたように、自分は不合格が続いて挫けてしまったことがありまして、資格試験に関してはモチベーションを上げる(保つ)ことは非常に難しいものと感じています。それでも今回は合格することができました。その要因を自分なりに振り返ってみました。

 1番大きな要因は、「上司の勧めがあったから」だと思っています。今年のはじめに、上司から「今後、セキュリティの資格を持っておくと市場で評価されると思う」という言葉をいただきました。そのことで、過去に受験した科目を勉強しているとき以上に自分の中でモチベーションを保てたように感じています。

 自分がその技術や方面に興味があるから勉強を始めたとしても、現在の仕事に繋がりそうになかったり、その資格の取得を褒めてくれそうな人がいなかったりすると、モチベーションは挫けやすいのではないでしょうか。上司や先輩と話し合い、この資格を取得することを決めると良いかと思います。話し合って合意の上で決めるのが1番ですが、反対されない限りは「自分は今度この資格を取ります!」と宣言するだけでも違うと思います。

 また、知識を覚える目的で資格の受験を決め、勉強をはじめたのに途中で「資格取得」が目的になる(手段だったものが目的になる)と、やはりモチベーションは挫けやすいと思います。過去に何度も経験をしました。

 ベンダーの資格でも、最初は「その方面の知識がないので、知識をつけたい」という目的で「資格試験があるようなので、その試験の合格をゴールとして勉強しよう」というきっかけで勉強をはじめることがほとんどでした。しかし、途中で勉強が楽しくなくなってきます。今思うと、そのようなときは往々にして、資格試験の合格が目的になってしまっていたのかなと感じています。「何のために資格試験を受けようとしたのか」を改めて考え直し、「合格した後の自分」をイメージするとモチベーションは保てるのではないでしょうか。

☆★☆

 資格試験に対するモチベーションを上げる(保つ)、その大前提は「楽しく勉強をする」ことだと思います。楽しく勉強するためには、

  • 仕事に直結している
  • 評価してくれる(褒めてくれる)人が周囲にいる
  • 資格取得後の自分がどうなっているかをイメージする

といった要素があると良いかと思います。他にも「同じ目標をもって努力している人が周囲にいる」などの要素もあると思います。「自分はこういうことをするとモチベーションが上がる」という信念に沿って行動するというのもありでしょう。いずれにせよ、「楽しく勉強する」ことが資格試験に合格するには大事なのではないでしょうか。

エンジニアライフ 最新の投稿コラム

@IT自分戦略研究所 新着記事

エンジニアライフ スポンサー

コラムニスト プロフィール

あずK
関東のSIerで主にサービスの運用業務に携わっている若手SEです。非情報系出身ですが、色々と学んで今に至っています。

- PR -

@IT Special 注目企業
iPhoneアプリは外注?いやオレらが作る!
社内エンジニアに“檄文” 開発秘話公開

New!
【転職体験談】mixiに転職したエンジニア
8年間のSIer生活で得たスキルとは何か?

New!
→ インデックス

@IT Special ラーニング 
◆クライアント企業から求められる人材
⇒IT技術と経営戦略を併せ持つ「戦略家」

New!
◆気になる社会人大学院。興味はあるけど仕
事と両立可能?実際に通った6人に聞いた
→ インデックス