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国立国会図書館へ行ってきました

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 こんにちは。

 前回の記事を書いてから、家計簿をつけるようになりました。家計簿といっても、帳簿ではなく、「てがる」というサイトのWeb家計簿です。携帯からのアクセス、収支の登録もできるので、買い物帰りに歩きながら、早速家計簿につけることもできて便利ですよ。

 そういえば、以前の「メンタルヘルスケア」シリーズを書いていたときも感じましたが、学んだことはアウトプットすると、意識が高まって普段から実践しようとする気がします。今後、どれだけ貯金が貯まるか、楽しみです。頑張ろうと思います。

■国会図書館へ行ってきました

 本題です。前回も書いたとおりで書籍類を買いすぎて、貯金ができませんでした。その点を見直そうとしたとき、本は図書館で借りたっていいということに、29になってようやく気づきました(苦笑)。

 実は、ここのコラムのネタに書きたくなった話題をひとつ、ネット上を回っていて知りまして。本を買って詳しく調べたかったものの、あまりにも高額で手が出せませんでした。そのときに「図書館」という存在を思い出しました。ただ、残念ながら家のある市内の図書館にも、会社のある市内の図書館にも、サイトの書籍検索で調べた結果では目的の本がなく、どうしようかなと考えたときに、国会図書館へ行こうと思いました。

 というわけで、先月、国立国会図書館へ初めて行ってきました。

 行ったことのない国会図書館のイメージは「何でも本がある」というものしかなかったため、行ってみたら普通の図書館と色々違うところがあって戸惑ってしまいました。今回は、国会図書館に行った感想をまとめてみたいと思います。

■入館申請が必要

 普通の図書館でしたら、入館だけなら自由なところが多いかと思いますが、国会図書館の場合は、入館申請の手続きが必要になります。初めて行く場合は、本館と新館のうち、新館の入り口から入ります。入ってすぐに入館申請はできず、まずはロッカールームで必要最小限の荷物(筆記用具等)以外をロッカーに入れなくてはなりません。また、ロッカー近くのロビーで利用の手引きなるビデオが流れているので、それを見るのも良いかと思います。その後、入館申請の機械で住所や名前等を入力すると、機械からゲスト入館カードが出てきます。それを使って自動改札を通り、入館できます。

 ちなみに、国会図書館の会員証を作成すると、その会員証を使うだけで、入館申請の機械から会員入館カードが出てきます。ゲスト入館カードと会員入館カードに違いはないですが、会員証を作成すると、国会図書館のWebサイトから本の予約が出来る等のサービスが受けられるので、一度行った際は、会員証を作成すると良いかと思います(丸2年、国会図書館へ行かなかったら失効されます)。

■本は「持ってきてもらって、見せてもらう」

 普通の図書館は、本棚に本が置かれていて自由に借りたり読んだりできますが、国会図書館の場合は、ほぼ全ての書籍が書庫に置かれています。そのため、利用者は読みたい本を書籍検索の端末から本を持ってきてもらう予約を入れ、2、30分後にカウンターへ取りに行きます。持ってきてもらった本は、国会図書館内でしか読むことはできません。外へは持っていけません。

 そのため、「○○に関する本を読みたいけど、何かいいのあるかなあ」と思いながら行くのではなく、事前に「この本を読みたい!」と決めてから行くのが便利な利用方法ではないでしょうか。

■印刷も、依頼する

 本の数ページを印刷したい場合も、利用者の方で勝手に印刷することはできません。印刷を依頼するカウンターがあるので、そこで依頼します。依頼するための依頼書は、専用の端末で情報を入力して、プリントアウトしたものを持っていく形です。

 ちなみに、端末とプリンタは1対1で設置されています。自分のように、プリンタが数台しかない(ネットワークプリンタだ)と思って、机の上に置かれた一つのプリンタの前で永遠と印刷された依頼書が出てくるのを待って、「出てこないなあ、どうしたんだ」とウロウロしないようにしましょう(苦笑)。机の下にもプリンタがありますから。

■食堂もあります

 売店や食堂も館内にはあります。本館の6階が食堂でした。自分は食べませんでしたけど、「国会丼」というのが面白かったです。一杯の丼にカレー丼と牛丼が半分ずつ入っています。「ねじれ国会」を表現したものらしいです。(ただし、自分が行ったのは選挙前なので、ねじれがなくなっちゃった現在、国会丼がまだ販売されているかはわかりません。)

■一日中いられる施設

 食堂がある位ですから、一日中いられる施設だと思います。読みたい本を事前に決めてから行くべきだと書きましたが、あそこには日本で出た本が殆どありますので、例えば、昔読んでいた雑誌の、読んでいた当時のバックナンバーを読みに行って昔を懐かしむこともアリだと思います。

 なお、国会図書館は、京都にも「関西館」という図書館があります。会員証があれば、東京には無くて関西に置かれている本を持ってきてもらうことも可能です(東京から関西へ持ってきてもらうことも可)。

 住む街と読みたい本によっては、交通費<書籍代となる可能性もあります。ぜひ、東京でも関西でもいいですから、一度利用されてはいかがでしょうか。

Comment(5)

コメント

組長

こんばんは。

国会図書館ってなんか素敵な響きですね。かなり行ってみたいです。しかも、国会丼って!なかなか洒落たところですなぁ。笑

関西館が大阪ではなく京都にあるところが気に入りました。笑
機会があったらぜひ、行ってみたいです。

あずK

組長さん>
コメントありがとうございます。

国会議事堂に凄い近い場所にあるから
国会議事堂、なのかもしれません。
記事に書いた日も拝んできました。選挙前なので嵐の前の静けさでした(笑)

国会丼は、行った当時は「人気No.1」のPOPが書かれていました。
ねじれ国会を表現してみただなんて、お茶目ですよね^^

京都は「任天堂」や「はてな」があるような場所なので、
知的な人が集まる場所かもしれませんね。
(大阪が知的でないというわけではなく^^;)
京都へは観光でしか行ったことないですが、
もう少し、そういった部分も感じに、また行ってみたいです。

組長

こんにちは。

>京都は「任天堂」や「はてな」があるような場所
実は調べました。場所は京都府の南の端。奈良県との県境に近い超ド田舎にあります。誠に残念ながら、関西館の周辺は観光できるところは皆無かと・・・。奈良県に観光に行ったついでに行かれる方が近かったりして(^-^;)

でん

関西は住所は京都ですが、
場所は奈良ですね

あずK

組長さん、でんさん>
コメント&場所の所在を教えていただきありがとうございます。

ほぼ奈良県なんですね。
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/visit_info/route.html
ここの地図を見ただけではピンと来ませんでしたが、
確かにすぐ下の方に「奈良」と書いてありましたね^^;

しかも観光スポットも無いというのは少々残念です・・・。
でも、そこが、蔵書と研究のために最適な場所だったのかもしれませんね。

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