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    <title>On the Shoulder of Giants</title>
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    <updated>2016-04-28T00:47:41Z</updated>
    <subtitle>日曜プログラマです。</subtitle>

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    <title>夢の悪霊</title>
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    <published>2012-12-03T08:41:23Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:41Z</updated>

    <summary>1. 怨念 　地球上には、大量の「怨念」が渦巻いている。 　――こんな物が、サー...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="キャリア" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<h3>1. 怨念</h3>

<p>
　地球上には、大量の「怨念」が渦巻いている。</p>

<p>　――こんな物が、サービスが、あったらいいのになあ。</p>

<p>　――なんだかこれ、不便だなあ。</p>

<p>　――どこかに楽しいこと、ないかなあ。</p>

<p>　もっと世界が、こうだったらいいのに。</p>

<p>　人々の無言あるいは無意識の想いが、不満が、行き場のないまま空中をさまよっている。</p>

<p>　そうした「怨霊」たちは、なんとか成仏するために――自分が抱える想いを成就させるために、「取り憑く」人間を探している。</p>

<p>「何か楽しいことしたい」「この不便さをどうにかしたい」という想いは、いつの世も絶えない。霊たちはそれぞれのプランに従って、例えば人々に楽しみを与える音楽家や、作家や、問題を解決する弁護士や、SEを生み出す。そうなれそうな人間を見つけだし、取り憑いて、導く。</p>

<p>　霊は、長い距離を旅することもある。</p>

<p>　飢餓にあえぐ国の「せめて明日を生き抜く食べものがほしい」という切実な叫びから生まれたエネルギーの一部が、例えば日本で心優しい中学生に出会う。取り憑いて、まずは「地理の授業って面白いな」という気持ちなど芽生えさせるのかもしれない。そして徐々に国際ニュースへの関心や問題意識を育て上げ、いろいろな人に出会わせ、世界を変える本当の力を与えながら、ゆっくり成仏していく。





</p>

<h3>2. 夢って、悪霊みたい</h3>

<p>

　人生にハリを与える夢や目標って、悪霊みたいだと時折思います。</p>

<p>　こちらから見付けたり創り出したりするというより、ある日ふと取り憑かれるもの。</p>

<p>　自分が取り憑く側だったら、成仏のためにどんな人間を選ぶか？</p>

<p>　学生なら、宿題をちゃんとやってる人がいいな。霊の抱えた夢が大きければ大きいほど、コツコツ努力できる人が必要だ。</p>

<p>　同じような理由で、思いやりと責任感が仕事ぶりに表れている社会人もいいな。今までの経験と人脈を生かして、若い人より早く成仏させてくれるかも。</p>

<p>　あとは、基本的に素直な人が良さそう。子供に取り憑いたら、「地理の授業って面白い」とかいう素朴な感情に気付いて行動してもらえるかどうかが最初の鍵だから。大人でも、世間体ばかり気にして外部のアドバイスや自分の内なる声に耳を貸さない人は、ちょっと無理だ。



</p>

<h3>3. 師走ですね</h3>

<p>
　年末。慌ただしさの合間にも、来年はどんな年にしようかなーなんて考える時期ですね。</p>

<p>　私は根っから「自分で夢や目標を見付ける」タイプだったのですが（<a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2009/01/post-baba.html">関連記事</a>）、ふと今年、「夢や目標<u>に</u>自分<u>を</u>見付けてもらう」という考え方はどうだろう、とやってみたら、予想外の展開が次々に訪れて比較的楽しい1年になりました。</p>

<p>　これはこれでアリだなと感じたので、新年に向けてアイデアのおすそわけです。（もちろん自分から目標や計画を立てるのを辞めるわけではなく、頭の半分をこういう意識にしたら楽しかったよーということです。）</p>

<p>　できれば今月か来月辺り、具体的にどうしたかを書いてみたいなと思っています。できるかな……（汗）。……ひとまずお先に、暮れのごあいさつ。</p>

<p>　皆さま、良いお年を。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>Gumroadな1週間を振り返る</title>
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    <published>2012-02-20T01:54:33Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:41Z</updated>

    <summary>　さあ、新しい1週間が始まりました！　先週、最もホットだった話題と言えば……え、...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
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        <category term="業界動向" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>　さあ、新しい1週間が始まりました！　先週、最もホットだった話題と言えば……え、バレンタイン？　ああホットでしたかそうですか良かったですね。ええと、IT系で言うと……そうデブサミもありましたがもう1つ、“<a href="https://gumroad.com/">Gumroad</a> ”というWebサービス！　皆様もうご存知のことと思います。</p>

<p>　ITmediaのニュースでも取り上げられていましたね。<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/14/news056.html"><br /></a></p>

<p><a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/14/news056.html">個人コンテンツ販売の新時代を開くか　「Gumroad」で同人誌を売ってみる (1/3)</a></p>

<p>　Gumroadは、デジタルデータの販売を最高に簡単にしてくれるサービスです。<br />具体的には、商品にしたいデータのURLから、販売用のURLを生成するサービス。購入者は販売用URLにアクセスし、クレジットカードで決済した後、データのURLにアクセスします。販売者には売り上げの5％＋30セントの手数料が課されます。個人でも思い立って1分後には売買システムが手に入る手軽さと、手数料の安さが何よりの魅力。</p>

<p>　ローンチは2月11日で、2月16日には日本語対応もされました。公式Twitterなどを見る限り、日本での普及にもかなり積極的であるように感じます。</p>

<p>　日本のTwitterでも主にクリエイター層から大きな反響を呼んでおり、その様子をNAVERにてまとめさせていただきました↓</p>

<ol><li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2132914173969943301">あなたのコンテンツをクリック1つで買ってもらおう！ Gumroad のもたらす未来</a></li>

<li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2132923620172339301">Gumroad で、さっそく売ってみた ＆ デメリットも考えてみよう</a></li>

<li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2132932462274304101">Gumroad での売買一部始終</a> <span style="font-size: 0.8em;">(実際に自分でも売ったり買ったりしてみました)</span></li>

<li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2132945247776419301">Gumroadの関連サービスが続々と登場</a></li></ol>

<p>　さて、ここ1週間であちこちの記事を拝見し、自分でもひととおり体験してみた感想。上のまとめの言葉を再掲しつつ、振り返ってみます。</p>

<p><strong>●シンプル</strong></p>

<p>　Gumroadに触れてみて最も印象に残ったのは、とにかく最初から最後まで画面の隅々がお洒落！　ということ。このデザインありきでシステムを考えたから、必然的に最小限の機能になったのでは。なんて考えてしまいます。</p>

<p>　体験記事では販売者／購入者登録から取引完結まで、かなりこまめにスクリーンショットを撮ったつもりですが、それでもわずか、9ステップ・所要時間10分足らず。Yahoo!オークションや楽天オークションを利用した経験のある方なら、この手軽さがいかに画期的か、お分かりになるのではと思います。</p>

<p><strong>●今後期待すること</strong></p>

<p>　ITmediaの記事でも指摘されていましたが、現在のGumroad で販売をすると、購入者にはデータのURLがバレてしまいます。それを公表されると当然商売あがったり。有効期限付きダウンロードURLを個別発行する機能が欲しいところです（<a href="http://gumsafe.com/">元URLを秘匿する外部サービスの試み</a>もあります）。</p>

<p>　他に挙げられている問題としては、「海賊版や二次創作など、著作権がらみのもの」「URL偽装やフィッシング詐欺」。まあ、どちらも以前からネット全体の問題として存在していましたが。</p>

<p>　（上記の問題点いずれも、きっと開発時点で分かってましたよね。あえて抱えたままローンチするところが、何というか……すごいですよね）</p>

<p><strong>●けれど結局は</strong></p>

<p>　Gumroad は単なる決済システムであって、あなたを稼がせてくれる「何かすごく新しいもの」ではありません。</p>

<p>　どんなビジネスにも「商品開発or仕入れ→宣伝・営業→販売→代金回収」の流れがあります。Gumroadが担うのは、このうち「販売→代金回収 の簡便化」にすぎません。売り上げを上げるために必要不可欠な「宣伝・営業」は、やっぱり自分でやらなきゃいけない。</p>

<p>　ただ逆に言えば、個人がモノを売る際の課題点が、「営業」一本に限りなく絞られた、と言うこともできます（すでに商品は持っているとして）。それに販売・代金回収のコストがほとんどかからないなら、売り上げ目標をそれほど高く設定する必要もありません。売り上げ目標がそれほど高くないなら、必要な営業の範囲も狭くて済みます。</p>

<p>　そうして、今までは会社など、組織だって行動しなければ回せなかったビジネスのサイクルが、個人でもひととおり完結できるようになる。</p>

<p><strong>　<span style="color: #6600ff;">思いつくのは自分のあたま.<br />　形にするのは自宅のPC.<br />　発表するのはニコニコ動画.<br />　宣伝するのはTwitter.<br />　販売するのはGumroad.</span></strong></p>

<p>　もちろんニコニコ動画の代わりにpixivや個人サイトでも良いのです。販売だって、お手軽にGumroadからチャレンジし、やがて自分のサイトにPaypalを導入する例が増えていくのもアリだと思います。そう、<strong>「個人またはごく少人数のグループでビジネスサイクルを回せる」環境って、実はとっくの昔に整っていた</strong>んですよね。衝撃的なシンプルさと話題性で、そのことを多くの人に気づかせた。これもGumroadの功績の1つでしょうか。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>久しぶりに再会したあいつは、あまりに寂しく哀れだった。（後半）</title>
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    <published>2012-01-17T03:44:47Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:41Z</updated>

    <summary>※前半はこちら 　街で、自分の関わった製品に“再会”する。 　それは、組み込み開...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="職場" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>※<a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2011/09/post-abcd.html">前半はこちら</a></p>

<p>　街で、自分の関わった製品に“再会”する。</p>

<p>　それは、組み込み開発に携わってよかったな、と心から思える幸せな瞬間。近場に同じような施設が2つあるなら、“わが子”たる精算機が置いてある方をついつい選ぶ。発券機の操作に戸惑っている人を見かければ、「画面分かりづらかったか……ごめんなさい」と心の中で密かに謝る。けれど、</p>

<p>　（こんなに寂しい“再会”は初めてだな……）</p>

<p>　振替機に薄く積もった埃をハンカチで払い、考えました。「この子がちゃんと使われるには、どうしたら良いんだろう？」</p>

<p><strong>●まずは設置場所変更</strong></p>

<p>　棚の陰から、お客様控え室の出口付近へ。固く絞った濡れ布巾で改めてお掃除。ついでに「振替機の使い方」なる掲示をカラーで作成し、近くの壁にぺたぺた。他のスタッフから「へー、そうやって使うんだ」なんて声が上がります。</p>

<p>　「マニュアルもないのによく分かったね？」</p>

<p>　「（そりゃあ開発者ですから！） まあ、いじってみたら何となく。……ていうか、やっぱりマニュアルがないんだね」</p>

<p>　「うん。ある日突然、この機械だけやって来た」</p>

<p>　「そっか……」</p>

<p>　数日すると、お客様が わが子を操作してくださっている姿を見かけるようになりました。１日に1、2人程度ですが、やっぱり嬉しい。「このまま増えていけばいいなぁ……」などと呑気に考えていたら、同僚が眉をひそめて囁きました。</p>

<p>　「いま○○さん予約変更されてたね……。あとでチェックしとかないと」</p>

<p>　ハッとしました。確かにそうなのです。ここではサービスの性質上、</p>

<p><strong>●スタッフの知らないところで予約変更が行われると、困る（場合もある）</strong></p>

<p>　（じゃあ、何で導入されたんだこの子……！？）</p>

<p>　めまいを覚えた私に、ふと、あるアイディアが浮かびました。</p>

<p>　「……それなら、予約の確認はできるけど、変更はできないようにしようか」</p>

<p>　「そんなことできるの？」</p>

<p>　「うん、できる……みたいだった！ （その設定画面作ったの私だし！）」</p>

<p>　「そうなんだ。予約確認のためだけに来る人も多いから、それは便利かも」</p>

<p>　「よし。早速やってみるね！」</p>

<p> 　（あ。納入時のカスタマイズで設定画面なくなってたらどうしよう）</p>

<p>　幸いにも設定機能はそのまま残っており、こうしてわが子は「自動予約確認機」として、幾分サイズダウンした第2の生を歩み始めたのでした。</p>

<p><strong>●残る疑問</strong></p>

<p>　1. なぜ、マニュアルと十分なユーザー教育を提供できなかったのか？</p>

<p>　　→他の営業所にも確認しましたが、やはりマニュアルの類はまったく提供されなかったようです。使い方自体は簡単なので、まあいいか、で済まされたんでしょうか……。<br /><br />　2. 「スタッフの知らないところで予約変更されると困る」という現場の声は、システム導入時に掬えなかったのか？</p>

<p>　　→あくまで私のいる営業所の事情なので、会社としては問題なく無視できたのかもしれませんが。いわゆる「自動化ありき」「機械化ありき」の案件だった、という可能性もありそう。</p>

<p>　「非IT企業に転職→昔の自分が作ったシステムに遭遇」という偶然がもたらした、なかなか貴重な体験でした。実は上記以外にも、プログラミング時には気づかなかった「微妙に使いづらいところ」を２つほど発見……。改めて、「ユーザ目線」「お客様目線」の難しさを実感した出来事となりました。</p>

<p>
<strong>●余談</strong></p>

<p>　年末にスタッフとお客様で開いた忘年会の写真をスクリーンセーバのスライドショーに設定したところ、この使い方が最も好評を博してしまったことを補足いたします。</p>

<p>　わが子が皆にちやほやされる嬉しさの一方、自動予約確認機としての存在意義すら危うくしてしまった気がひしひしと。ごめん（画面に向かって）。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>久しぶりに再会したあいつは、あまりに寂しく哀れだった。</title>
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    <published>2011-09-12T02:41:48Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:41Z</updated>

    <summary>　779日ぶりにこんにちは。かわばたあいです。開発の現場を離れてからというもの、...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="職場" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>　779日ぶりにこんにちは。かわばたあいです。開発の現場を離れてからというもの、当コラムに何を書けば良いのかずーっと悩んでおりました。前に投稿した時のあの仕事は、ネタはどんどん見つかるのですが、機密のことが多すぎて……(T_T)</p>
<p>　今回のお話の前に、身の回りの変化などを書いておきます。特許翻訳の仕事は、父親の手伝いという形で１年の期限付きでした。期限が終了し、今は完全にITを離れ、あるサービス業のマネジメント職に就いています。プログラマから営業／経営側へ。職種は大きく振れましたが、何となく、今の仕事の方が合っているかなと感じます。</p>
<p>　１つ、Webページを紹介します。今の仕事に出会う前、たまたま見つけたものです。</p>
<p>　進路選択に対する自己効力尺度</p>

<p><a target="_blank" href="http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/~urakami/kenkyu/scalse.html">　http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/~urakami/kenkyu/scalse.html</a></p>
<p>　主に高校生・大学生向けのチェックテストです。「これから自分の仕事を選び、人生を作っていく過程にどれだけ自信を持てているか」を調べます。</p>

<p>　私はこの中で高校生用の</p>

<p>　＞ 36．人間相手の仕事か機械や情報相手の仕事か、どちらを主として働きたいか決めることができる。</p>

<p>　という項目で引っかかりました。もちろん全ての仕事は結局ひとのために行うものですが、そういう巨視的な話はおいといて……。ひとまず毎日のタスクが主に、生身の人間と向かい合うものであって欲しいか、それ以外（例えば、パソコンとか）であって欲しいか……。</p>
<p>　まず直感で、人だなー、と、思いました。</p>
<p>　更に1日考えたり、思うところを色々書き出してみたりして、</p>
<p>　やっぱり、人だなー。</p>
<p>　と、確信しました。</p>
<p>　もちろんプログラミングへの興味も薄れてはいませんが、思い切ってIT系にこだわらない転職活動を開始し、今に至ります。さきほどの項目、就職活動中の学生さんなどにはぜひ真っ先に考えて欲しいポイントかも。</p>
<p>　&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;＊</p>
<p>　さて。前置きが大分長くなりました。</p>
<p>　いま働いている営業所へは、毎日のように会員の方がサービスを受けにやってきます。サービスの前に、自分専用に発行されたICカードを使って“チェックイン”します。</p>
<p>　サービスの予約を変更したい場合は、カウンターのスタッフに申し出ます。あるいは、営業所の隅においてある自動振替機を使って予約を振り替え――ることもできるのですが、いまひとつ機械の使い方が周知されておらず（というかスタッフもよく分かっておらず）、自動振替機はほこりをかぶっています。</p>
<p>　というのが、勤務開始前に聞かされていた情報でした。</p>
<p>　いざ現場に入り、何百人にものぼる会員の方を相手に業務が始まります。予約の振替、思ったよりお申し出が多い。夜には顧客対応量のピークと、1日の売上計算等をしたい時間帯が完全にかぶってしまい、なかなかスムーズに業務を締めることができません。</p>
<p>　（どうしたもんかな……。そういえば、自動振替機ってのが一応あるはずだけど……）</p>
<p>　思い立って営業所の、自動振替機が置いてあると聞いていた棚の影に向かいました（って、場所からして使われる予感ゼロ……）。</p>

<p>　ICカードを使い、会員1人ひとりに対して処理を提供する端末なら、むかし開発に携わったことがあります。今となっては懐かしいWindows XP Embeded内蔵のボードPCを思い返しつつ、その場所を覗き込んで――</p>
<p>　「……あっ？」</p>
<p>　ありました。そこに、思い描いたものとそっくりの筐体が。</p>
<p>　「…………」</p>
<p>　――訂正します。</p>
<p>　“そっくり”なんかじゃなかった。</p>
<p>　そこにあったのは、“そのもの”。</p>
<p>　「…………」</p>
<p>　そう、それは正に――</p>
<p style="text-align: right;">（つづく）</p>]]>
        
    </content>
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    <title>転職しました。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2009/07/post-e3ef.html" />
    <id>tag:el.jibun.atmarkit.co.jp,2009:/ai//156.5069</id>

    <published>2009-07-27T10:00:00Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:41Z</updated>

    <summary>　初詣のおみくじは小吉でした。今でも覚えているのは、今でも手元にあるからです。 ...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="キャリア" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>　初詣のおみくじは小吉でした。今でも覚えているのは、今でも手元にあるからです。</p>

<p>　次のようなこと、こまごま書いてありました。要約すれば「前半いろいろあるかもしれんけど、後半信じてファイト！」でしょうか。</p>

<p>　「このみくじにあたる人は、初は心の思うまゝに何事も成し遂げ難しといえども、はげみて時節を待たば後にしあわせあるべし」</p>

<p>　「病気は長引とも命にさわりなし」</p>

<p>　「よろこびは初めは思うようにならず後よし」<br /><br />　「すべてこのみくじは初悪しく後よきかたちなり」</p>

<p>　境内で一読し、どうしてだろう、何だかとても気に入ってしまったのでした。今年1年のお守りにしよう、と、生まれて初めて神社の木に結ばなかったおみくじ……。おみくじを持って帰っただけの話で「生まれて初めて」というのも、少々大袈裟なものいいですが。</p>

<p>　2009年。実は早々に体調を崩し、この5月からは休職しておりました。前半が“心の思うまゝに何事も成し遂げ難”き状況だったかといえば、確かにそのとおりかもしれません。</p>

<p>　他にもいろいろな出来事や思うところがあって（そのうち整理して文章にできれば良いな、と考えてはいます）、タイトルの通りですが、転職しました。</p>

<p>　7月から、「特許翻訳家」として仕事をしています。</p>

<p>　ひとくちに特許と言っても分野は多岐に渡りますが、わたしの専門はもちろん（？）コンピュータ及び情報通信技術。とはいえ、その内容も実にさまざま。ビジネスモデル自体の保護が目的と思われる、調達から納品までのITシステムを包括する特許の後は、マイコン内蔵の機械部品について、微に入り細に入り説明する明細書に取り組んで。技術的な知識の“幅”については、開発者として会社にいた頃よりも広く求められていると感じます。（“深さ”は、それほどでもないですが。というより、このうえ深さまで求められたら、倒れますが。）</p>

<p>　既に5件ほどを英日翻訳しました。仕事をはじめてまず不思議だったのは、やたら英文がすらすら読めること。あくまで“当者比”ですけども。</p>

<p>　もともと英語は、ハリー・ポッターの第１巻を原書で読んだくらい大好き。ただ技術文の雰囲気には、どうも馴染めないと思っていました。単語の意味や修飾関係は分かるのですが、まったく話についていけないのです……。学生時分、ネットで英文特許を検索して読解に挑戦したものの、10行あたりでギブアップした覚えがあります。</p>

<p>（あの時から、何が変わって、読めるようになったんだろう……？）</p>

<p>　逆にいえば、こんな疑問。</p>

<p>（学生の頃に読めなかった1番の原因は、何だったんだろう？）</p>

<p>　――ひょっとしたら、もう気付かれているかもしれませんね。会社員時代、語学に関して特別な努力をしたわけではありませんから、英語力はほとんど変わっていないはずです。</p>

<p>　仕事で英文を読んでいるときの、頭の動きを思い返してみました。</p>

<p>　すぐに分かりました。</p>

<p>　知らず知らずのうちに、内容の先取り、つまり予想しながら読むことができるようになっていました。</p>

<p>　例えば、（データなどを）“retrieve”（取得する）という単語にぶつかったとき。ほとんど反射的に、うっすらと“order”（整列／配列する）、“parse”（解析する）、などなどの単語と、そのイメージ映像が浮かんでいることに気づきました。いずれも「データを取得する」後に出てくると思われる処理で……明らかに、英語の勉強だけでは養えない連想回路。</p>

<p>　SE生活を通じ、いつの間にかこんなところが育っていたみたいです。さらに組み込みSEだったおかげで、回路図の読み方や素子の名称に馴染めたことも、大きかった。ある部品名を目にした時、パッとその姿形が思い浮かべられることと、説明を文法的に正しく解釈できることは、一見つながりが薄そうなのですが……文章を理解する、という大きな視点でみれば、どちらも欠くことのできない要素なのでしょう。</p>

<p>　考えてみれば幸せなことです。自分としては（ITつながりではあるものの）異業種に転向したつもりだったのですが、そこで技術者の経験が生かせているということ。また、前の仕事で――自覚こそなかったものの――ちゃんと成長してたんだよ、と、教えてもらった気がします。</p>

<p>　他ならぬ自分自身の成長ですが……むしろ自分自身のだからこそ、たまには特別の時間を設けて振り返ってあげる必要があるのかも。</p>

<p>　2009年後半、最初の１カ月が終わろうとしています。年初に立てた目標や計画を振り返って、前半の反省をされた方もいらっしゃるでしょう。反省というと、ついつい、達成できなかった項目や上手くいかなかった点に目を向けてしまいがちですが、まずは「達成できたこと」や「成功体験」を、心に並べてみてはいかがでしょう？　ひとりでに“自然体の自信”が湧いてくること請け合いです。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>「メルマガ」って、もう古いですか？ ～“情報流通技術者”の喜怒哀楽＋α その3</title>
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    <published>2009-06-02T09:30:00Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:40Z</updated>

    <summary>【+α】メルマガって、もう古いですか？ 　引きこもりを抜け出そう。 　そういった...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="コミュニティ活動" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<h3 style="font-size: larger;">【+α】メルマガって、もう古いですか？</h3>

<p>　引きこもりを抜け出そう。</p>

<p>　そういった動機でメールマガジンを始めた知人がいます。よちよちと進みかけた彼の夢は、<a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2009/04/2-86b1.html" target="_blank">【怒・哀】編</a>で取り上げたような濡れ衣メールに襲われ、残念ながら潰えてしまいました。結局は別の形で社会に出ていけたそうなので、まだ救いがありますけれど……。</p>

<p>　……それにしても、「引きこもり状態から社会復帰するきっかけに」とは。</p>

<p>　そのような大きなきっかけになるんじゃないかと、託されるだけの魅力を持っていたメルマガ。最強の営業ツールとして 熱い視線を注いでいた企業にも覚えがあります。現在の期待値は、かつての何分の1、何十分の1にまで落ち込んでいることでしょう。</p>

<p>　と言いつつ、わたしは今でも「託す人」。</p>

<p>　もう胡散臭いと思う人の方が多いでしょうか――「ITがもたらす豊かな未来」「インターネットの可能性」――そんな言葉が心の核を離さないまま、何か自分にできることはと手当たり次第に探る日々を送っています。</p>

<p><a onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=299,height=218,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/photos/uncategorized/2009/06/01/kdar2_before_2.png"><img height="218" width="300" border="0" title="Kdar2_before_2" alt="Kdar2_before_2" src="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/images/2009/06/01/kdar2_before_2.png" /></a> </p>

<p>　伝えたい人と受け取りたい人の間にある障壁。人はもともと100％理解し合えるようにはできていない、なんて前提があるにしろ、IT/ICTはその障壁を常に下げようとしてきました。</p>

<p>　より早く、より安く。まるで2つの想いが、隣同士にあるかのように。</p>

<p>　それって素敵！ ――率直なこの感情が、大部分を支えています。意外と体力勝負な情報処理技術者という仕事も、たまにスパム業者に間違われながらのメールマガジン発行も。</p>

<p>　だから、<a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2009/04/2-86b1.html" target="_blank">【怒・哀】編</a>で少しお話ししたような商品は、見かけると本当に悲しい。</p><blockquote><p>「あなたも明日から稼げます！」と謳ったメールマガジンのテンプレートが、数万円で売られているサイトを目にしたことがある。実際に、その類のテンプレートを使ったとおぼしきメールも受け取ったことがある。なぜ分かるかって……？ 同時に、まったく別の送信元から、判を押したように9割がた同じ内容のメールが大量に届いたからだ。</p>

<div style="font-size: smaller; text-align: right;">（<a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2009/04/2-86b1.html" target="_blank">前回のコラム</a>より）</div></blockquote><p>　もちろんこうしたテンプレートを「ビジネスとの一部として」使って稼ぐのだと理解して行動すれば、結果は違ってくるでしょう。けれど販売サイトの説明はそのようになっておらず、メールマガジンの役割を歪んだ形に誇張して書いてある。</p>

<p>　そして、これらの文言を信じて購入してしまう人々がいる。結局は（今のところは）0と1しか分からない機械なのに、そうした方々の中では「何でもできる魔法の箱」であるコンピュータ。「ITであなたも明日から稼げますよ！」と煽られてしまえば、「ああ、そういうことも可能なのかな」と思ってしまう。</p>

<p>　入口さえ違えば、情報発信の真の喜びを味わっていたかもしれない人たち。理解不足に誤解が接がれ、結果として生まれた不誠実な行動は、彼ら自身の信頼度も、メールというツールに対するイメージも傷つける。</p>

<p>　ネット上のことなので、彼ら自身のマイナスの信頼度は、ほぼ問題なくリセットできる。でも「メールマガジン」そのものに生まれた不信感は、受信者それぞれの中で生き続ける。繰り返されれば終いに「ITって……」というイメージに発展しても不思議ではない。</p>

<p>　幾つもの問題が重なり合っています。はじめにITに対する理解不足があること。それを利用しようとする人たちがいること。オンラインで「誰を信頼すべきか」1人ひとりが考える気力をなくしているように見えること。本来は信頼度がマイナスの人々も簡単に前科を隠し、ニュートラルな立場で出入りできてしまうこと。逆にプラスの信頼を積み重ねた人々が、きちんと「目立てる」仕組みがないこと。</p>

<p>　さあ、もう笑うしかない。これだけ問題点があって、そしてわたしは技術者なのだから、もう何かやるしかない。やりがい満載の仕事の予感を前に、愚痴に終始する気はどうしても起こらない。</p>

<p>　――メールマガジンは、もう時代遅れのメディアか？</p>

<p>　――わたしの答えは「分かりませんし、どちらでも構いません」。</p>

<p>　実のところ時代なんて言葉に意味はない。そこに生きる人々のうち、まずは1人が何らかの意志をもって立ち上がり、その後どれだけの人々を巻き込んでいけるかの問題だと考えています。</p>

<p>　わたしはメールマガジンが好きです。人と人をつなげるITが好きです。人生の流れの中でたまたまそうなっただけかもしれませんが、とにかく“何か”譲れないものを感じます。だから　その気持ちに従って行動をします。</p>

<p>　……なんだか単に頑固な人の口調になってしまいました。でも喜怒哀楽のうち「怒哀」まで確かに経験したはずの今でも　気持ちが切れないということは、やはり何かあるのかなあ、と感じるのが事実です。</p>　<p>メールマガジンの発行について、全3回のエピソードにお付き合いいただき、ありがとうございました。



</p>

<p>　最後になりますが、あなたが今まで専ら情報受信者だったなら、ぜひ少しずつでも発信を始めてみてください。自分の好きなことを見つめなおしたり、仕事とは違った切り口での専門分野が見えてきたり。楽しいことばかりとは言えませんが――それこそ喜怒哀楽があり得るので――世界が広がることは保証します。</p>

<p>　手段はいろいろ。もちろんメールマガジンでも良いでしょうし、今はブログが主流でしょうか。そうそう、この「エンジニアライフ」もお勧めですよ（<a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/info/subscription.html" target="_blank">応募ページはこちらです</a>）。</p>

<p>　では今度こそ本当に。ありがとうございました。</p>

<p style="font-size: smaller; text-align: right;"><a href="mailto:info@01work.net">&#x2709;Mail to かわばたあい</a></p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>「メルマガ」って、もう古いですか？ ～“情報流通技術者”の喜怒哀楽＋α その2</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2009/04/2-86b1.html" />
    <id>tag:el.jibun.atmarkit.co.jp,2009:/ai//156.5067</id>

    <published>2009-04-07T09:55:00Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:40Z</updated>

    <summary>※前回から、メールマガジン発行者としての体験をもとに記事を書かせていただいてます...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="コミュニティ活動" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>※<a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2009/01/1-da70.html" target="_blank">前回</a>から、メールマガジン発行者としての体験をもとに記事を書かせていただいてます。</p>

<p>　わたし自身、14歳から「まぐまぐ」を利用してメールマガジンを発行し始め、20歳あたりから独自配信にも挑戦しています。今回は、独自配信を始めたあたりの話。名前入りメールマガジンで読者さんとのやりとりがさらに活発になることを楽しみにしていましたが、世間では「迷惑メール」という言葉が一般化しつつありました。</p>

<p>※ 今回の記事は「喜怒哀楽」の「怒哀」編。全体的にネガティブなムードが漂っております。わたしがメールマガジンを運営する中で実際に受信した、クレームメールの文章も使用しています。一部に刺々しい言葉遣いが含まれていることを、あらかじめご了承ください。</p>

<p><a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/photos/uncategorized/2009/04/04/kdar2_before.png" onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=299,height=218,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img height="218" border="0" width="300" alt="Kdar2_before" title="Kdar2_before" src="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/images/2009/04/04/kdar2_before.png" /></a></p>

<h2>【怒】二度と送らないで！</h2>

<p>　初めての独自配信メルマガ。今まで発行していたメールマガジンの方でも宣伝はしていたから、初回から感想メールはぼちぼち届いた。</p>

<p>　そんな「常連さん」の感想の中に、見覚えのないメールアドレス。</p>

<p>　やった、新しい読者さんからだ！ ……でもどうして、件名が「Re: ご登録ありがとうございます」なんだろう？ 登録確認メールに、なぜわざわざ返信が来るんだろう？</p>

<p>　訝（いぶか）るも、クリック。</p>

<p>　本文はひどく短かった。</p>

<p>　「登録なんてしていません！ この手のメール、二度と送ってこないでください！」</p>

<p>　まず、ぽかんとした。「この手のメール」が何を指すのか分からずに。数秒してようやく気付く。スパムメールに間違えられた。</p>

<p>　彼女がわたしのメルマガに登録した記録は、登録日時もIPアドレスも含めて残っている。他人によるいたずら登録の可能性については、こちらからは調査できない。あるいは単純に登録したことを忘れてしまったのかな？ ……結局こちらからは何も言わず、購読解除しておいた。</p>

<p>　これは結果的に、ベストの対応だったらしい。「決して議論しない」――クレーム処理の鉄則が守れずに、メーラーの受信トレイを“炎上”させてしまった友人もいる。</p>

<p>　そう、受信トレイである。趣味でメールマガジンを発行している人は特に、プライベートで使っているメールアドレスを発行元として記載していることが多い。昨今“炎上”場所としてよく話題になるブログとは異なり、メールは本当に「自分のところ」に攻撃が一直線にやってくる。</p>

<p>　「自分のところに」であり、自分のところ「だけ」に、でもある。以前、急にメールのやりとりが途絶えたオンラインの友人がいた。たまたまチャットで会えた機会に、何となく「この前送ったメール読んだ？」と聞いてみると――。ひたすら謝りながら、事情を明かしてくれた。</p>

<p>　勝手に迷惑メールに登録するな、という（濡れ衣の）クレームへの対応を誤ってしまった。すでに読者登録は解除しているのだが、「いいえ、確かに登録されていますよ」という一言がよっぽど気に障ったらしく、毎日誹謗中傷のメールが届く。</p>

<p>　「怖くてメーラーを開けなくなっちゃって、さ」</p>

<p>　――話の始めに「音声チャットにしようか」と持ちかけたのは偶然だったが、本当に良かった。</p>

<p>　文字だけ見ていたら、彼女の感じていた苦痛を計り違えるところだった。</p>

<p>　上の、文章にまとめるとたった数行の内容を伝えるために、彼女は結局30分ほどを費やしたのだった。最初のうち――嗚咽で話が途切れるたびに――わたしは彼女を止めようとした。変なこと聞いてごめんね、もういいよ。でも彼女は続けた。たぶん誰かに吐き出したくてしょうがなかったのだと思う。数カ月の間ずっと。</p>

<p>　彼女が使っていたのはWebメールだった。チャット画面にIDとパスワードが打ち込まれ、乞われた。自分の替わりにログインして、受信トレイを見て欲しい。</p>

<p>　「……分かった」</p>

<p>　ずらっと並んだ件名を見る限り、その（元）読者からのメール以外は、普通の感想のようだった。10人からの応援メールで貰った元気が、たった1つのネガティブな反響でマイナスにまで落ち込む。わたしにも覚えがある。</p>

<p>　もちろん、何らかの表現・発信を始める以上、批評や批判は避けられないことである。健全な活動を続け、自分自身も成長したいなら、それらの声を積極的に役立てるくらいの気構えも欲しい。</p>

<p>　……だが……。</p>

<p>　「できればそのメール消して、ゴミ箱も空っぽにしてて欲しくて……あ、どのメールだか分かるかな……」</p>

<p>　「うん、分かった。……すぐ分かった」</p>

<p>　友人の日常を部分的に狂わせたメールを削除しながら、思い出していた。「この手のメール」を送るなと“怒鳴り込んできた”あの読者さん。いや読者さんと呼ぶには、短かすぎるお付き合いだったけれど。</p>

<p>　たぶん、普段は礼儀正しく、親しみをこめたメールを書く人なのだと思う。あのメールは「わたし」に送られたものではなく、彼女の心の中にあるステレオタイプ「めいわくめーるはっこうしゃ」に向けてぶつけられたもの。きっと普段から大量の、身に覚えのないメールに悩まされていたんだ。</p>

<p>　それがたまたま、わたしのところでぶち切れた。</p>

<p>　Webメールの操作を続ける。ゴミ箱のページをいったん開く。さきほど移動させたメールが再び現れる。</p>

<p>　――件名「死ね」。</p>

<p>　普段はこんなメールを送る人じゃないのかも、しれない。友人もそれが分かっているのか、送り主に対する恨みつらみは一切言わなかった。ただ「自分の対処がまずかった」とだけ。</p>

<p>　「ゴミ箱、空にしたよ」</p>

<p>　「ありがとう！ ほんとに、ありがとう！」</p>

<p>　それから数週間ほどして、彼女のメールマガジンがぽつりと届いた。廃刊のお知らせだった。 </p>

<h2>【哀】すれ違う「伝えたい人」と「知りたい人」</h2>

<p>　独自配信に名前入りメール。わたしの目には、発行側の進歩しか映っていなかった。</p>

<p>　思えば読者側の事情も、この数年で様変わりしていたのだった。</p>

<p>　もはや、自分の登録したメールマガジンを管理しきれている人などいない。そして「メールマガジン＝迷惑メール」の先入観は、世間全体で確実に強くなっている。</p>

<p>　わたしや、件の彼女のような目には遭わなくとも、「メールマガジンを出しにくくなった」と漏らす発行者は増えていた。</p>

<p>　――読んでくれる人との距離が遠くなった気がする。</p>

<p>　――新しく増えた読者はまったくメールをくれない。初期の読者と明らかに温度差がある。</p>

<p>　――最近買って便利だと思った商品を紹介したら、「DM（ダイレクトメール）は要らない」と苦情が届いた。広告費を受け取っていると思われたらしい。</p>

<p>　当時、つまり2005年前後といえば、Webサイトやメールマガジンに広告を貼って収入を得られる「アフィリエイト」が大流行。特にメールマガジンを使ったアフィリエイトは、成約率の高さと新規参入の手軽さから注目されているようだった。</p>

<p>　「あなたも明日から稼げます！」と謳ったメールマガジンのテンプレートが、数万円で売られているサイトを目にしたことがある。実際に、その類のテンプレートを使ったとおぼしきメールも受け取ったことがある。なぜ分かるかって……？ 同時に、まったく別の送信元から、判を押したように9割がた同じ内容のメールが大量に届いたからだ。</p>

<p>　それらのメールマガジンには、おそらく懸賞サイトかゲームサイト経由で「登録」されたのだと思う。サイトによっては、一度のSubmitボタン押下で20～30誌のメールマガジンに同時登録されるところもある。</p>

<p>　アフィリエイトのみを目的とした広告だらけのメールマガジンに関しては、平成20年12月に「<a href="http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/h20kaisei.html" target="_blank">特定電子メール法の改正</a>」が施行されてから、だいぶ減ったように見える。</p>

<p>　だが、読者側に根付いた「メールマガジン＝迷惑メール」の先入観が容易に消えることはない。ある人はメールマガジンを購読する、という習慣そのものをやめてしまい、ある人は予め大きな警戒心を持って登録をする。</p>

<p>　そんな中、メールマガジンの発行者を続けたいと思えば、越えなければならない壁は高い。にもかかわらず、発行者であり続ける人たちは現実に存在する。Webサイトでもブログでもなく、メールマガジンを舞台として選ぶ、その理由は様々だが――。彼・彼女らの熱い想いのこもったメールを読むたび、なぜだか悔しい。</p>

<p>　この世にもしも、迷惑メールがなかったら。</p>

<p>　いまわたしが感動したこの言葉に、同じように触れられる仲間はもっともっと多かったのかもしれない。いろいろな人がまずは読者として、いろいろなメールマガジンに関わって。そのうち何人かが発行者にもなって。</p>

<p>　素敵なメールマガジンが加速度的に増えていく。――ふと　そんな未来を思い描いては、今日も届いた「件名: 楽して副収入get♪」を、荒めのキータッチで削除する。</p>

<p>（つづく）</p>

<p><a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/photos/uncategorized/2009/04/04/kdar2_after.png" onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=299,height=218,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img height="218" border="0" width="300" alt="Kdar2_after" title="Kdar2_after" src="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/images/2009/04/04/kdar2_after.png" /></a></p>

<p>&#x2709;<a href="mailto:info@01work.net">Mail to かわばたあい</a></p>
<p style="font-size: smaller;">P.S. 更新催促メール（笑）をくださった皆様へ。中途半端なところで2カ月もお待たせしてしまいすみません。ありがとうございますm(_ _)m</p>]]>
        
    </content>
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    <title>「メルマガ」って、もう古いですか？ ～“情報流通技術者”の喜怒哀楽＋α その1</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2009/01/1-da70.html" />
    <id>tag:el.jibun.atmarkit.co.jp,2009:/ai//156.5066</id>

    <published>2009-01-29T08:55:00Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:40Z</updated>

    <summary>【喜】世界で一番、待ち遠しいメール。 　いつもの平日。昼休み。携帯電話から何げな...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="コミュニティ活動" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<h2>【喜】世界で一番、待ち遠しいメール。</h2>

<p><img border="0" alt="Kdar_before" title="Kdar_before" src="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/photos/uncategorized/2009/01/28/kdar_before.png" style="margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;" />　いつもの平日。昼休み。携帯電話から何げなくチェックするGmail。</p>

<p>&gt; 件名「○○さん、ご登録ありがとうございます！」</p>

<p>　（あ、また来てる♪）</p>

<p>　もう何年も付き合いのあるメールマガジンの……新規登録確認メール。多い日には「□□さん」「△△さん」と呼びかけだけ変えて、5～6通の同じ文面を受け取る。</p>

<p>　間違いメール？</p>

<p>　いえいえ。これは配信システムで、登録確認を“管理者”へもCC送信するように設定しているから。――そう、このメルマガの発行者は私。</p>

<p>　メールマガジン。</p>

<p>　私がこのツールを携え発信者となってから、もう10年近くが経過した。</p>

<p>		＊		＊		＊</p>

<p>　新しく読者になってくれた○○さん。</p>

<p>　嬉しいな。</p>

<p>　どんな人なんだろうな。 </p>

<h2>【楽】私のメールも、○○さんの待ち遠しいメールになりますように。</h2>

<p>　はじめてメールマガジンを発行したのは14歳のとき。メルマガを購読し始めたのも同じ頃だと思う。ちょうどHTMLを勉強していて、参考にできるWebサイトがないか探していたときに出会ったのだ。「ホームページ作成入門講座」というようなタイトルのメールマガジンと。</p>

<p>　Hotmailに毎日届く、編集後記つきの楽しげなメール。私の興味は「ホームページ作成」から逸れていった。</p>

<p>　（毎日届くこの『メルマガ』というもの……。こっちの方がWebサイトを作るより簡単そうじゃない？）</p>

<p>　かくして私は「まぐまぐ」に発行者登録を行う。はじめは日記のような内容ばかり。1つのネタが途切れたら止め、また思いついたら新規発行し、ということを繰り返していた。</p>

<p>　最初の「ヒット」は16歳のとき。明確なテーマを持ち、訴求力のあるタイトルを付けることが重要だと、やっと分かってきた頃だった。選んだテーマはノーベル賞。2002年、小柴昌俊博士・田中耕一氏による史上初の日本人ダブル受賞に世間が沸いていた時分。最終的な読者は300人ちょっと。……ああ、笑わないで。当時はこれでも十分中堅どころだったんだから。</p>

<p>　1949年の物理学賞（湯川秀樹博士）から当時の歴代日本人受賞者10名。それぞれの業績を短くまとめて配信するだけのシンプルな週刊マガジン。でもタイミングが良かったのだと思う。読者さんとやりとりする楽しさを教えてくれたのも、このメルマガだ。</p>

<p>&gt; ちょうど興味があったので、毎号楽しく読んでいます。</p>

<p>&gt; 10人ってことは、次で最後ですね～……なんだか寂しい(&gt; &lt;)</p>

<p>　こんな感想が来ようものなら。指先までそわそわしてすぐに返信を書き出すことができなくて。意味もなく笑顔で部屋をぐるぐる歩き回った挙句（怖いよ）、やっと深呼吸1つして、それでもどこか浮ついたタイピングで綴る――心の底から、「ありがとうございます！」。</p>

<p>　そして夢は膨らむ。きっといつか、期間限定でない「世界で私にしか書けないコンテンツ」を詰め込んだメルマガを作るんだ。</p>

<p>　大学生になり、アルバイトで企業メールマガジンの執筆も経験する。美容関係の記事をまとめる力がつく一方、毎回指定された化粧品についてしか書けないという制限も気になっていた。</p>

<p>　そのとき私は文学部の学生だったけど、市販の書籍を参考にレンタルサーバを借りてドメインを取って、独自配信システムを構築しようとしていた。もちろん当時の私にプログラミングの技術はなかったから、配信ソフトは購入した。</p>

<p>　どうしてわざわざ、独自配信にしようと思ったのか。一番大きな理由は「名前入り配信」をしたかったからだ。つまり発行者側で「{name}さん」等と入力して配信すれば、登録された名前に置き換えられて「○○さん」と個人あてメールのように送れる機能。</p>

<p>　私自身がはじめて名前入りメールマガジンを受信したとき、本当に憧れの作者さんから直接メールが来たのだと思った。体裁は普通のメルマガだったから、すぐに「Excelの差込み印刷みたいなものかな」と分かった。だけど、やっぱり読んでいてワクワクする。私のために書いてくれているような気がする。――いや、「ような」じゃない。私は発行者でもあるし、発行者の友達もいるから、言える。メルマガの書き手は本当に、読者1人1人のことを想って文章を綴るのだ。</p>

<p>　それならば、その気持ちがより良く伝えられる「名前入り配信」、使わない手はないと思った（同時に、こんな素敵な仕組みを生み出せるプログラマってすごい、とも確かに思った）。</p>

<p>　はじめての、期間を限定しないメールマガジン。テーマは今ひとつ絞りきれなかったけれど、ジャンルはひとまず美容系とした。独自配信だから初期読者も自分で集めなきゃならない。当時は多かった「メールマガジンを紹介するメールマガジン」の力を借りた。私の不安をよそに、読者数は今まで見たことのない数字になる。美容ライター（アルバイトだけど）という肩書きが効いてる。</p>

<p>　張り切った。</p>

<p>　今はまだ通りいっぺんの内容しか配信できなくても、これまで学んできたことを全部つぎ込んで、精一杯の価値を提供するんだ。</p>

<p>　きっと、楽しくなる。</p>

<p>　そう信じて、疑わなかった。</p>

<p>		＊		＊		＊</p>

<p>　「迷惑メール」。</p>

<p>　この言葉が一般に使われるようになったのは、一体いつからだったんだろう。</p>

<p>　特定電子メールの送信の適正化等に関する法律――通称「迷惑メール防止法」――平成14年公布、施行。</p>

<p>　平成14年。……2002年？</p>

<p>　私が最初の「ヒット」に浮かれていた頃じゃないか。</p>

<p>　そうか。</p>

<p>　……私はずいぶん暢気だったんだね。</p>

<p>　（続く）</p>

<p>
<a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/photos/uncategorized/2009/01/28/kdar_after.png" onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=285,height=208,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img height="218" border="0" width="299" alt="Kdar_after" title="Kdar_after" src="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/images/2009/01/28/kdar_after.png" /></a></p>

<p>&#x2709;<a href="mailto:info@01work.net">Mail to かわばたあい</a></p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>6歳で心筋梗塞になって、学んだこと。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2009/01/post-baba.html" />
    <id>tag:el.jibun.atmarkit.co.jp,2009:/ai//156.5065</id>

    <published>2009-01-20T07:00:00Z</published>
    <updated>2016-06-06T07:43:04Z</updated>

    <summary>【川崎病（かわさきびょう）】 　アジア諸国の乳幼児に多くみられる原因不明の急性熱...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="キャリア" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>【川崎病（かわさきびょう）】</p>

<p>　アジア諸国の乳幼児に多くみられる原因不明の急性熱性疾患。長期予後として発症から1～3週間後に10～20％の頻度で冠動脈に動脈瘤が認められ、まれに心筋梗塞により突然死に至ることがある。</p>

<p>（参考： <a href="http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E7%97%85&amp;oldid=23784993">「川崎病」（2009年1月09日(金) 03:37 UTCの版）『ウィキペディア日本語版』</a>）</p>

<p>　小学1年生の冬。まさに私の心臓は血管に狭窄を起こし、心筋梗塞の状態になっていました。実際の入院期間は1カ月ほどだったのですが、幼い目は優に半年や1年、病院の白い天井を映し続けているように感じたものです。</p>

<p>　こんにちは、かわばたです。そんな思い出（？）が今年の初夢でした。おいおい......。</p>

<h2>■コラムのサブタイトルを変えました</h2>

<p>　年が明けたら変えようと思っていた、このコラムの筆者プロフィールやサブタイトル。サブタイトルだけがずっと思い浮かばなかったのですが、2009年お正月、この夢から覚めた瞬間に決定しました。</p>

<p>　『永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ』</p>

<p>　英語のことわざですが、本来は順番が逆です。</p>

<p>　Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.</p>

<p>　元はマハトマ・ガンジーの言葉とされています。これを知ったのは高校生の時、英文法の授業中。仮定法過去の例文として教科書に出てきたのでした。</p>

<p>　紙上の一点を見つめ、しばらくこの短い文を味わっていました。後半部分の「永遠に生きるかのように学ぶ」、その境地を十分想像することはできなかったけれど......。</p>

<p>　「明日死ぬかのように生きる」――うん、それがどういう感覚か、私は知っている。</p>

<h2>■もしも明日、目が覚めなかったら</h2>

<p>　川崎病で入院しているあいだ、一度だけ転院しました。</p>

<p>　移動している間の記憶は全くありません。ある晩、急に胸を締め付けられるような痛みに襲われパニックになって、呼吸までおぼつかなくなり。駆け寄るお医者さん、看護師さんの足音。人工呼吸器の硬い感触。意識を取り戻すと、相変わらず白いベッドに白い天井。でもここは知らない場所――もと居た小さなかかりつけ院から、総合病院に来ていました。</p>

<p>　ここから治療が本格化しました。右腕に点滴、基本的に寝たきり。飲食は禁止。例外は水を1口、マドレーヌを1かけら。これで1日分です。</p>

<p>　みるみるうちに弱りました。筋力が低下し、自力では起き上がれません。体にはくっきりとあばら骨が浮かび、声を発することすらしんどい。そうした体の変化とは別に、気持ちの上にも新たな傷ができていました。</p>

<p>　夜が怖くなっていました。</p>

<p>　眠ることが怖くなっていました。</p>

<p>　（またこの前みたいに苦しくなるんじゃないか）</p>

<p>　いや、それどころか。</p>

<p>　（これが最後の『おやすみ』になるんじゃないか）</p>

<p>　川崎病は確かに重病ですが、適切な治療さえ施せば高い確率で生還できます。けれど当時の私は自分の病気について何の知識もありせんでした。仮に説明されていたとしても納得したかどうか......。ついこの間まで起き上がり、歩いて、走れたこの体から、今では日に日に自由が奪われる。この事実が私にもたらすものは、死に近づく感覚以外の何物でもなかったから。</p>

<p>　とはいえ　ただでさえ体力の削られていた身。つい、うとうとと眠りに落ちては、「はっ！」と身震いし目覚める。確認。自分はまだ生きている。</p>

<p>　また今日も、起きられた。</p>

<p>　安心と感謝も束の間、夜が近づくにつれ戦々恐々とする毎日を繰り返していました。この不安をどう説明すれば良いのか分からなくて、誰にも決して打ち明けないまま。</p>

<h2>■それでも私にできること</h2>

<p>　転機は、隣のベッドの名前も知らないおばあちゃん。いや正確には......そのおばあちゃんがベッドにいたのか、誰かのお見舞いでおばあちゃんが来ていたのか。首を動かす力さえ失っていた私は、次の会話が行われていた風景を知りません。限りなく曖昧な記憶の中で、彼女の弱々しいほど穏やかな声だけは今でも鮮烈な印象を残しています。</p>

<p>　はじめは若い男性の声。愚痴をこぼしていました。最近は暗い空模様ばかりで気持ちまで沈む、とか何とか。</p>

<p>　おばあちゃんが応じます。のんびりとした鹿児島弁。</p>

<p>　「お天気はねぇ、しゃんなか（しょうがない）よねぇ。おてんと様のなさっこっ（なさること）じゃから」</p>

<p>　（............）</p>

<p>　そしてまた、夜が来ました。その日も、夜が来ました。</p>

<p>　思えばこれは、当たり前のことなのでした。</p>

<p>　夜が来る、ということ。</p>

<p>　（これは、『おてんと様のなさること』だから）</p>

<p>　その日は不思議と毎夜の恐怖が薄かったように思います。自分はいま大事なことを掴みかけている。それだけは理解していました。</p>

<p>　次の朝、目覚めると答えが出ていました。</p>

<p>　<span style="font-weight: bold;">（明日死んでも後悔しないためには、今日何をすればいいんだろう）</span></p>

<p>　質問の形をとっていましたが、これは確かに「結論」でした。そう、いま自分が考えるのはこれだけでいい。夜が来ること。眠たくなること。これは変えられない。これが現実。</p>

<p>　その中で私は、さあ、何をしよう。</p>

<p>　（......今日は、首を動かせるようになろう）</p>

<p>　別の日。</p>

<p>　（今日は、寝返りをうとう）</p>

<p>　（腕を持ち上げよう）</p>

<p>　（鉛筆を持とう。そしたら明日は字を書ける）</p>

<p>　いつの間にか欲張りになって、2～3日ほど先取りした目標を立てることもありました。</p>

<p>　（色鉛筆を使うのは、ふつうの鉛筆よりも力が要るんだなあ。......よし、明後日までにもっと楽にできるようになろう）</p>

<p>　こうして毎晩、閉じた自分の瞼が二度と開かない夢に怯えていた女の子は、自由に動く腕で書き上げた絵を誰かに見せて「上手ねぇ」なんて言われちゃって照れている、来週の自分をイメージするようになったのでした。</p>

<p>　そしていつしか理解していました。大事なのは成し遂げた内容よりも、目標を立てることそのものなのだと。</p>

<p>　1日の終わり。「本日の小さな挑戦」を思い返し、しばし満足感に浸ります。ずっと怖くて仕方なかった、眠りにつくまでの小一時間。この新たな習慣をスタートしてから、あっけないほど簡単に、1日のうちで最も楽しみな時間の1つになりました。</p>

<p>　いつも最後は、この言葉で締め。</p>

<p>　<span style="font-weight: bold;">（よし。これで明日の朝、目が覚めなくても大丈夫）</span></p>

<p>　......大丈夫なわけはないです。6歳児にして随分と、虚勢を張ったものですね。でも心の中でこう呟くと、たちまち力強く頼もしい幸福感に包まれることができました。</p>

<p>　それは台詞とは裏腹の、まごうことなき明日への活力。</p>

<h2>■今は元気に過ごしています</h2>

<p>　高校卒業まで定期的な心エコー検診は必要でしたが、おかげさまで後遺症もなく回復しました。</p>

<p>　退院間際は　病室にいながらにして「子供は風の子」を体現したような振る舞いを見せ、看護師さんから「本当に元気ねぇ」と笑われるまでに。こう言われたのは朝ベッドから飛び降りて談話室に向かう途中だったと思います。たぶん「置いてある絵本を今日中に2冊読む」といった目標でも立てていたのでしょう。</p>

<p>　絵本の内容は忘れてしまいましたが、それよりも少し前――自己流の指先リハビリも兼ねて、折り紙の裏に書いた「3か条」だけは覚えています。</p>

<p>　「おてんと様」の業に逆らわず、それでも自分でできることを精一杯やろうと決めた、あの日の気持ち。</p>

<p>　毎日を"いい日"にする3か条。</p>

<p>　文字数はさほどありませんが、書き上げるのに2日ほどかかりました。1文字書いては休んで、右手が動かなくなったら左手で、とやっていたことに加え、誰かに見られたら恥ずかしい気がして、こっそり書き進めていたためです。書き終わった紙も人が気に留めないような場所にそそくさと押し込み......数日して私自身もその存在をすっかり失念。退院後ひと月ほどたってから、はっと重大な忘れ物に気づきました。時すでに遅し。</p>

<p>　でも内容は、しっかり、覚えています。</p>

<p>　人生において初心に返るべき時というものがあれば、私の戻る地点は間違いなくここ。小学1年生の女の子でも思いついて実践できたのですから、本当にシンプルなことですけれど。恥ずかしながらご紹介し、今回のコラムを終わります。</p>

<p>　記憶を辿り、なるべく"原文ママ"で。</p>

<div style="border: 1px dashed silver; text-align: center; font-style: italic;">

<p>今日から　まもること</p>

<p>1</p>

<p>じぶんで今から　かえられることにだけ<br />
しゅうちゅうすること。</p>

<p>お天気とか　きのうしっぱいしたこととかに<br />
なやまないこと。</p>

<p>2</p>

<p>朝おきたら、その日に　これだけはやりたい　ことを<br />
きめること。</p>

<p>わくわくしながら　はじめること。</p>

<p>3</p>

<p>よるねるまえに、もくひょうが<br />
たっせいできたかどうか　かくにんすること。</p>

<p>できていたら</p>

<p>じぶんでじぶんをほめること。</p>

<p>できていなかったら</p>

<p>じぶんでじぶんをゆるすこと。</p></div>

<div style="font-size: smaller; text-align: right;">&#x2709;<a href="mailto:info@01work.net">Mail to かわばたあい</a></div>]]>
        
    </content>
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    <title>結婚</title>
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    <published>2009-01-09T06:00:00Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:40Z</updated>

    <summary>　「デスマーチで嫁（い）き遅れました」――。 　元エンジニアX氏によるエンジニア...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="ワークスタイル" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>　「<a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/engineerx/">デスマーチで嫁（い）き遅れました</a>」――。</p>

<p>　元エンジニアX氏によるエンジニアライフ コラム。初めてタイトルを見た瞬間「どきっ！」としたのは秘密です。……なぜ……よりによって彼氏と別れた次の日にっっ！（ただの偶然です）</p>

<h2>■今すぐするか、一生しないか、だとしたら？</h2>

<p>　2009年初コラム。今年もよろしくお願い致します、かわばたです。</p>

<p>　田舎出身者の常として（？）、年末年始には大勢の親戚と顔を合わせます。今年から地元で勤務することになった、と告げると皆一様に喜んでくれました。</p>

<p>　「良かったわね。故郷で思いきり仕事に打ち込めるわね」</p>

<p>　――なんてことは、言われずに。</p>

<p>　「良かったわね。せっかくだから、こっちで“お相手”見つけなさいね」</p>

<p>　「もう、“いい人”いるの？」</p>

<p>　（あれ、もう私の番？）</p>

<p>　この手の質問・アドバイス、いとこのお姉ちゃん達が言われているのをぼーっと見ていた覚えはあるのだけれど。</p>

<p>　（結婚するなら、30歳くらいが良いなあ）</p>

<p>　いままで漠然と、そう考えていました。いわゆる結婚願望は薄いほうだと自覚しています。</p>

<p>　そこで究極の選択。結婚、今（23歳で）するか／一生しないか、どちらかしか選べないとしたら？</p>

<p>　ことによると後者を選びそうな気もする自分ですが、決して結婚したくないわけではないのです。ちょっと、順番に考えてみることにしました。</p>

<h2>■迷わせるのは誰だろう</h2>

<p>　1人の人間としての自分がいます。1人の女としての自分がいます。あるいは日本人として、ある会社の社員として。あなたも私も一生のうちに――いえ1日のうちにだって、様々な役割に応じ「顔」を変えます。</p>

<p>　それぞれの自分には目指すものがあります。女としての自分からは確かに「いつかは妻、母の立場になって、誰かを支える人間になりたい。子育てをしたい」という本音が聞こえます。では、結婚にあまり気が進まない自分は“誰”なのでしょう？</p>

<p>　会社員である自分。エンジニアである自分。</p>

<p>　この2人です。――やはり、と心のどこかで思いつつ。</p>

<h2>■役割を選ぶ</h2>

<p>　この“2人”が結婚に二の足を踏む理由は何となく分かります。私という器に「妻、母」の役割が加わると、そもそも2人の存在が危うくなってしまう、ということでしょう。エンジニアの就労事情や女性エンジニアを支える制度（が概して整備途中であること）については、他に詳しく解説された情報源がありますので割愛します。</p>

<p>　ただ必ずしもこの2人、一蓮托生である必要はない気がするのです。同じくコラムニストのSARAさんもおっしゃるように、会社勤めのエンジニアとして高水準のパフォーマンスを発揮し続けることは難しいかもしれない。</p>

<div class="kwout" id="kwout_fi5swdc3" style="text-align: center;"><a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/sara/2009/01/2sesese-3978.html"><img height="55" width="370" title="紅一点！ 生産管理ガテン系SE☆: 第2回　独身でSE、妻になってSE、ママになってSE？" alt="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/sara/2009/01/2sesese-3978.html" src="http://kwout.com/cutout/f/i5/sw/dc3_bor_rou_sha.jpg" style="border: medium none ;" /></a><p style="margin-top: 10px;"><a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/sara/2009/01/2sesese-3978.html">紅一点！ 生産管理ガテン系SE☆: 第2回　独身でSE、妻になってSE、ママになってSE？</a></p></div>

<p><script src="http://kwout.com/cutout/f/i5/sw/dc3_bor_rou_sha.js" type="text/javascript" language="javascript"></script>

</p>

<p>　けれどこれから、もう少し時間をかけて、自分がエンジニアという職業を通じて世間に表現したいことをきちんと見つめなおしたとき。会社員という形にこだわる必要がなくなるかもしれない。結果的に「エンジニアであり続けること」だけは可能になるのではないかと思うのです。</p>

<p>　あるいは逆に、「エンジニアでなくて良いから、どこかの会社員ではあり続けたい」と、組織での仕事を通じて社会とのつながりを保つことにこだわる自分も出現するかもしれません。</p>

<p>　どちらにせよあと少しだけ、考えたり実験的に行動したりする時間が欲しいなというのが本音です。まあ、こんなこと言っていて最終的に結婚できなく（しない、ではなく）なってたら笑えませんけど。うわ、文字にするとやたらリアルで怖いですね。</p>

<h2>■働き方を創る</h2>

<p>　もちろん今の会社にエンジニアとして勤めたまま、妻や母にもなれる、という展開だってあり得るかもしれません。そのための制度が整備されるのを待つばかりではなく、自分から声を上げることもできるでしょうし。会社員でないエンジニア、といえばいわゆるフリーランスな働き方が思い浮かびます。ただ、地元のために何かしたい思いがあることを考えると、同じ志を持った仲間の大勢いる、今の会社にいた方が……。</p>

<p>　……こうしたことを考えていると、つくづく自分は恵まれているなと感じます。今のエンジニアという職業に面白味を感じていなければ、そもそもこんなことで悩まなかったでしょうし。子供を生んで育てたいと思えるのも、自分の両親に感謝し、彼らを尊敬している気持ちと無縁ではないはず。</p>

<p>　ありがたい、の気持ちを忘れずに、さまざまな役割をひっくるめて「自分らしい」生き方、働き方を探していこうと思います。</p>

<p>　もし、見つからなかったら？</p>

<p>　――創ろう。</p>

<p>　ストレートにそう考えています。</p>

<p>　可能か不可能か、難しいかそうでないか、そんなことはどうでも良い。「これは、自分の人生だから」……それだけで　少なくとも私にとっては、チャレンジするのに十分な理由だと思えます。</p>

<p>　あなたの中には何人の“自分”がいますか？<br /><br />　大切にしたい役割は、どれですか？（1つに絞る必要はないと、思います）</p>

<p>	＊		＊		＊</p>

<p>　<a href="mailto:info@01work.net">ご感想はメールにて、お願い致します</a>。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>近江商人に学ぶ「開発者の責任感」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2008/12/122-17cc.html" />
    <id>tag:el.jibun.atmarkit.co.jp,2008:/ai//156.5063</id>

    <published>2008-12-26T07:00:00Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:40Z</updated>

    <summary>　12月23日、マンモスを見ました。 ［写真1］マンモス（の化石）。下に写りこん...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="スキル" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>　12月23日、マンモスを見ました。</p>

<div style="text-align: center;">
<a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/photos/uncategorized/2008/12/25/mammoth.jpg" onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=314,height=128,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img width="300" height="122" border="0" alt="Mammoth" title="Mammoth" src="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/images/2008/12/25/mammoth.jpg" /></a><br />
<span style="color: #999999;"><span style="font-size: smaller;">［写真1］マンモス（の化石）。下に写りこんでいるのは私（の頭）。<br />はしゃいでいます。恐竜とか化石とか、大好きです。</span></span>
</div>

<p>　場所は<a href="http://www.lbm.go.jp/" target="_blank">滋賀県立琵琶湖博物館</a>。滋賀には8月からお世話になっていましたが、今月27日に離れることになりました。現在従事している開発案件を、お陰様で鹿児島へ持ち帰れることになったためです。</p>

<p>　こうして滋賀で過ごせる最後の休日となった23日、常駐先の部長様と課長様がミニツアーを企画してくださったのでした。年末のお忙しい中、貴重なお時間を割いて頂き、本当に感謝しております。</p>

<p>　博物館に続いては近江牛のすき焼き（美味しかった）、クラブハリエのバームクーヘン（松田聖子さん絶賛）、信楽焼き（たぬきさんが有名ですね）などなど、同じく常駐していた上司と共に案内して頂きました。</p>

<p>　中でも本日語らせて頂きますのは、<span style="font-weight: bold;">すき焼きとバームクーヘン！</span></p>

<p>　……を堪能した観光ポイント、「<a href="http://www.hottv.ne.jp/~akindo/" target="_blank">あきんどの里</a>」についてです。というより、この地方の「あきんど」について。</p>

<p>　滋賀県出身の商人と言えば近江商人。鎌倉時代から戦前まで、国内の行商だけでなく朱印船貿易などでも活躍した、堺・伊勢に並ぶ日本三大商人です。</p>

<p>　彼らが大切にしていたとされる「商いの原則」は、現代でもビジネスに関する書籍やセミナーでよく取り上げられていますね。</p>

<h3>●売り手よし、買い手よし……</h3>

<p>　近江商人の精神を代表する言葉、「三方よし」。</p>

<p>　売り手よし、買い手よし、世間よし。</p>

<p>　ビジネスですから売り手と買い手がwin-winの関係になるよう尽くすのは当然のこと。</p>

<p>　それに加えて、世間よし。つまり取引の結果、売り手と買い手だけでなく、周りの環境・社会がよりよいものになるように努める心が大切だ、と説いています。CSR（Corporate Social Responsibility：企業の社会的責任）が叫ばれて久しい昨今ですが、昔から「商売人の心得」とされてきた、基本的なことなのですね。</p>

<p>　企業のCSR戦略においては、「社会」にお客様だけでなく自社の従業員や株主、取引先企業、更には自然環境や地域社会まで含めて「責任」を果たす方向性を考えていきます。近江商人の時代に自然環境の問題は少なかったかもしれませんが。</p>

<p>　自分が儲かって余裕ができたら慈善事業でも始めよう、ではなく、事業の一環として最初からステークホルダーに貢献していこう、という姿勢がCSR、あるいは「三方よし」のポイントなのだと思います。</p>

<h3>●ディベロッパよし、ユーザーよし……</h3>

<p>　「そっちの方がソフトウェア作りやすいし納品先の人もその仕様でいいって言わはったのかもしれんけど、あたしが実際この機械使う人やったら、この使いにくさは嫌やで」</p>

<p>　QAエンジニアがそう声を上げるとき、それはプロジェクトにおいて「世間よし」が危ぶまれているとき。関西弁に深い意味はありません（もうすぐこの歯切れ良いイントネーションともお別れか……）。</p>

<p>　自然環境への責任においても、具体的な開発・製造・量産プロセスや規格、新技術の形で次々と「やるべきこと」の案が挙がってきています。組み込み業界でいえば家電や自動販売機の低消費電力化、鉛フリー半田でしょうか。私自身いち開発者として、これらの技術を取り入れるよう求められたときは、単に「買い手」の要求だから、ではなく、「世間よし」の観点から捉えられるようになっておきたいと強く感じます。</p>

<p>　自分のソフトウェアで誰かのやりたいことを満たす。そうするとどこで何がどのように、どれだけ変化をするだろう？</p>

<p>　私たちは仕事を通じて、それまで世間になかったモノを作り出してしまうことができます。その影響力に無頓着なまま、作る力を行使していると……例えば限りある資源を食いつぶしていくような……あるいは使い手に人としての倫理を忘れさせてしまうような……そういったモノを世に出してしまうこともあり得るでしょう。それを防ぐ意味でも、また逆に世間へのインパクトという観点から「買い手」へ積極的に提案する力をつける意味でも、常に健全な疑問の姿勢――私のやっていることは、「三方よし」か？――を持ち続けていきたい。そう思います。</p>

<p>　さて、このあたりで引越しの準備に戻ります。</p>

<p>　年が明ければ、いよいよ故郷・鹿児島でのエンジニアライフ。楽しみです。</p>

<p>　あなたもどうぞ、よいお年を。</p>

<p>　感想、ばたばたしていてお返事が出せずすみません。それでも良いよと言って下さるなら、<a href="mailto:info@01work.net">今回もよろしくお願い致します</a>。</p>

<p>　ありがとうございました。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>不真面目に読むITSS</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2008/12/itss-74fe.html" />
    <id>tag:el.jibun.atmarkit.co.jp,2008:/ai//156.5062</id>

    <published>2008-12-19T08:02:00Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:40Z</updated>

    <summary>　不合格じゃない、未合格なんだ！ 　てなわけでテクニカルエンジニア（ネットワーク...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="スキル" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>　<strong>不合格じゃない、未合格なんだ！</strong></p>

<p>　てなわけでテクニカルエンジニア（ネットワーク）試験に落ちました。午前685点、午後（1）700点、午後（2）485点。手ごたえと結果が一致しているのは、ある意味でちゃんとした収穫ですね。</p>

<p>　情報処理技術者の資格については基本情報とソフトウェア開発を持っているのですが、その2つとはまた違った面白さを感じる試験でした。趣味の開発でネットワーク技術によく触れるので、知識の整理がてら受験してみた次第です。</p>

<p>　けれど基本となっている理論等、組み込み業務にも通じるものがあるなと感じました。RS-232C接続デバイスでよく使うポーリング／セレクティング制御方式だって、1つの通信プロトコルですものね。</p>

<p>　せっかくなので春季は、エンベデッドシステムスペシャリスト試験を受けてみようと思っています。そのため試験を実施するIPA（独立行政法人 情報処理推進機構）のサイトをチェックしていたところ、久しぶりに読み返したい2つの資料が目に留まりました。</p>

<ul><li>ITSS. Information Technology Skill Standards（ITスキル標準）</li>

<li>ETSS. Embedded Technology Skill Standards（組み込みスキル標準）</li></ul>

<p>　実はこの2つには、入社から今まで大変お世話になっているのです。</p>

<p><u><strong>【 はじめてのITSS／ETSS 】</strong></u></p>

<p>　きっかけは入社直後の新人研修。そこで当時の部長より、ITSSの紹介がありました。</p>

<p>　スキル標準の細かな部分まで説明されたわけではなく、その場では本当に「紹介」のみ。自分のスキルを客観的に見てみたくなったら参考になるよ、組み込み向けにはETSSもあるよ、と。</p>

<p>　帰宅してから、さっそくIPAのサイトを見てみました。当時の私には難しい用語もありましたが、せっかく教えて頂いたし一通りは読んでおこう……と[Page Down]を連打。</p>

<p>　その指先が「ぴたっ」と止まったのは、この言葉に出合った瞬間でした。</p>

<p>　――ITSSの枠組みでは、技術者のスキルを「レベル」に分けて解説しています。レベルは1から7まであり、1は一言で言えば「最低限求められる基礎知識」を持っているだけの段階。2に備わっているのは「基本的知識・技能」、3なら「応用的知識・技能」、と高度になってゆき――</p>

<p>　――レベル7。</p>

<p>　<strong>「世界に通用するハイエンドプレーヤー」</strong></p>

<p>　（…………）</p>

<p>　軽く現実離れしたこのフレーズに、私は</p>

<p>　（……か、かっこいい……）</p>

<p>　素直にテンションを上げたのでした。</p>

<p>　（そうなんだ……エンジニアって、極めれば世界に通用する人間になれる、凄い仕事なんだ！）</p>

<p>　春先の、まだ少しだけ肌寒い部屋の中。自分の周りだけ妙に熱っぽくなったように感じたものです。</p>

<p>　ちなみに私の性格は友人間で「超単純」「詐欺に引っかかりやすそう」と評判です。言うまでもありませんでしたかそうですか。</p>

<p>　まあ、ITSSのこのフレーズにあっさり感動してしまったために、今まで約2年間どんな仕事も「つまらない」と感じずに済んだのです。結果オーライというものでしょう。</p>

<p><span style="font-size: 0.8em;">【注】私の中では上記の通り「世界に通用するハイエンドプレーヤー」と記憶していたのですが、本日改めて確認したところ、「国内のハイエンドプレイヤーかつ世界で通用するプレーヤー」と記載されていました（IPA『ITスキル標準V3 2008』頁3 図1-2）。「プレイヤー」と「プレーヤー」の違いは何なのでしょう……？</span></p>

<p>
<u><strong>【 後輩におすすめしたい、ITSS“ミーハー”読み 】</strong></u></p>

<p>　エンジニアって、極めれば世界に通用する人間になれる、凄い仕事。</p>

<p>　そう感じた昨年の私。果たしてこれは事実か、それともただの思い込みか？</p>

<p>　答えはまだ分かりません。実際にどの分野でも国内外で名の知られたエンジニアはいらっしゃいますから、結局、環境的に「できるか、できないか」よりも、自分から腰を上げて「やるか、やらないか」の問題ではないかとも感じます。</p>

<p>　ともあれこの思いないし思い込みが、始まったばかりだったエンジニア生活に潤いを与えてくれたのは確か。</p>

<p>　もしあなたが、近い将来エンジニアの仲間入りをされる立場の方なら。エンジニア生活「第1章」で使えるモチベーションを手に入れるため、スキル標準の一読もおすすめです。</p>

<p>　コツはあくまで軽く、ミーハーに。最終章まで通用する大目標をひねりだそうと、深く考え込んだりしないこと。</p>

<p>　<a href="http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/download.html" target="_blank">ITSSのダウンロードはこちらから。</a></p>

<p>　そして<a href="mailto:info@01work.net">今回の感想はこちらから</a>、です。いつもありがとうございます。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「目的意識」至上主義（2）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2008/12/2-7d82.html" />
    <id>tag:el.jibun.atmarkit.co.jp,2008:/ai//156.5061</id>

    <published>2008-12-12T09:05:00Z</published>
    <updated>2016-04-28T00:47:40Z</updated>

    <summary>　自分が人生で目指すべき「何か」は、他の人なんかよりずっとずっと大きいはず。だか...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="キャリア" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>　自分が人生で目指すべき「何か」は、他の人なんかよりずっとずっと大きいはず。だから、飛行機が現れるまで待っていよう。一歩一歩進むなんてナンセンス。最短距離が見つかるまで動かないでおこう。全ての道が青信号になるまで、待っておこう。</p>

<p>		＊		＊		＊</p>

<p><strong>【 悩んでいた彼女への返信 】</strong></p>

<p>　前回のコラムに登場した悩み相談のメール、覚えていますか？</p>

<div class="kwout" id="kwout_fhgkgyjb" style="text-align: center;"><a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2008/12/post-f652.html"><img width="440" height="190" src="http://kwout.com/cutout/f/hg/kg/yjb_bor_rou_sha.jpg" alt="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2008/12/post-f652.html" title="On the Shoulder of Giants: 「目的意識」至上主義（1）" style="border: medium none ;" /></a><p style="margin-top: 10px; text-align: center;"><a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2008/12/post-f652.html">On the Shoulder of Giants: 「目的意識」至上主義（1）</a></p></div>

<p><script language="javascript" type="text/javascript" src="http://kwout.com/cutout/f/hg/kg/yjb_bor_rou_sha.js"></script>　自分にはエンジニアになって何をしたいかの目標がない、と悩む彼女。けれど現にエンジニアを目指して就職活動をしているわけです。それは、なぜ？</p>

<p>　――彼女のメールにはきちんと、その答えが書いてありました。</p>

<p>　「小学生で最初に習ったときから何か面白いと思って」</p>

<p>　私の返信は次の通り。</p><blockquote><p>　最初のコラムに書いた『ITで鹿児島を活性化したい』というのは、確かに私のやりたいことではあります。ですが（メールを頂いて、考えて、初めて気付きましたが）ずいぶん省略した言い方になっています。例えば『地元への貢献、その手段として何故、ITなのか？』……そう質問されたら、私にはこう答えるしかありません。<br /><br />　コンピュータの世界に、何となく興味があるから。好きだから。<br /><br />　つまり、○○さんと同じです。何か物事を『始める』のに、最初から明確なビジョン・目的意識を掲げて腰を上げる人もいるでしょう。ですがその物事を『続ける』には、手段としてこなす作業・行動自体に何らかの楽しみを見い出す必要があると思います。例えばダイエットのためにウォーキングを始めるようなとき。いくら健康という人間にとって重大な目的が先にあろうとも、歩くこと自体が苦痛で苦痛でたまらないなら、その習慣が『続く』ことはありえません。<br /><br />　『なんだか、面白い』――これは物事を『始める』ときにも『続ける』ときにも有効なモチベーションです。これが最初から備わっているなら、それはとても素敵なことだと思います。あとはぜひ、親戚のおばちゃんにも『大変そうだよね。でも私はきっと、好きになれそうな気がする！』と宣言してほしいです。<br /><br />　それで例えば3年くらい頑張ってみて、結果的に好きになれなかったら？<br /><br />　――まあ、それはそのとき考えても良いのではないでしょうか。</p>

<p>　（以下略）</p></blockquote>

<p>
<strong>【 バブルな夢に中身を与えるもの 】</strong></p>

<p>　……いまここに書くために自分の返信文を読み返したのですが、「親戚の“おばちゃん”」とは一言も言われていないのに、勝手に「おばちゃん」と決め付けて返事をしてしまいましたね、私。この場を借りてお詫び申し上げます（私信すみません）。</p>

<p>　前回のコラムでは、私自身の就職活動中に感じた次のようなことを言葉にしてみました。</p>

<p>　「私たち『最近の若いもん』は、インターネットをはじめ技術の進歩が『自分のできること』に対する制限をほとんど取り去ってしまったことを感じ取っている。『自分にも何か大きなことができる』という意識が進みすぎると、『身近な範囲で小さく行動するのは愚かなこと』と考える傾向が生まれるのではないか」</p>

<p>　就職活動中によく聞いたセリフで、「好きなことがない／見つからない」というものがあります。改めて話を聞いてみると、決して好きなことがないわけではないのです。何となく惹かれる分野はあったり、小さなころ熱中していたものはあったり――。「でもその程度の『好き』で仕事にしようなんて駄目」と自分でブレーキをかけてしまっているのです。それはなぜなら、「やろうと思えば自分には大きなことができる」のに、何となく面白そうだからと横道に反れて時間を浪費するなんて愚の骨頂だから……。</p>

<p>　少し大げさに書き下していますが、「仕事を始めるならしっかりした目標がなければいけない」という考え方に囚われている人は、確実に増えていると思います。件のメールをくれた彼女も、前回のコラムに「自分も大きく考えすぎていた気がします」との感想を寄せてくれました。ちなみに同い年の友人からは「『最近の若いもん』って、もう23（歳）はギリギリだよね」と言われました。大変にショックでした。それはさておき。<br /><br />　ではこの具体的な一歩が分からなくなるほど抽象化した夢の足を、もう一度地に着けるにはどうすれば良いか？<br />
　<br />
　現実世界では、どんな夢を目指すにも、必ず消費しなければならない基本リソースがあります。そう、<strong>時間</strong>。どんな夢・目標も、叶えるためにはそれ相応の時間がかかります。その間、私たちは、夢・目標に達するための具体的な行動をとり続けなければなりません。そこで――先ほど返信メールの中で、次のような一言を書きました。</p>

<p>　「物事を『続ける』には、手段としてこなす作業・行動自体に何らかの楽しみを見い出す必要がある」</p>

<p>　できそうなこと、始められそうなこと。瞬間的に心惹かれるステージならば、この情報社会（もう情報“化”社会ではないですね）、いくらでも難なく見つけられます。それが目の前を横切ったら（もちろん、それが見つかること自体は素敵なことですから）、もう少しだけ粘って考えてみましょう。</p>

<p>　それを「続けている」自分が想像できますか？</p>

<p>　せっかく見つけた「夢」を小さくするようで嫌かもしれません。でも、とりあえずイメージを作ってみてください。どんな夢も最終的には連続した「タスク」にブレークダウンされてきます。道なりに並んだタスクがどんな内容であれば、1つ1つクリアしていけそうですか？ 最初の作業は、どんなものが良いですか？</p>

<p>　これは実は、スタート地点について考えること。今までの「あれもできそう、これもできそう」と言っていた時間、思いはゴール周辺ばかりを巡っていました。せっかく目的地をあれこれ思い描いたのだから、次は今のあなたが、どこに、どの方向を向いて立っているのか、再確認する時間です。</p>

<p>　不思議なもので、考える対象をぐっと卑近なものにした瞬間、「これかもしれない」という道が見つかることがあるようです。――いえ、考えてみれば当たり前ですよね。スタート地点には現にあなたが立っている「地面」が必ず存在し、そこから少しずつ視線を上げていけば……「地面」がどこかに繋がっていくさまを、確認できるに違いないのです。</p>

<p>　以上――後輩に向けた、あんまり直接的には役立たないお手紙でした。</p>

<p><strong>【 実は一番考えたかったこと 】</strong></p>

<p>　このコラムを書くにあたり、一番恐れていたツッコミがあります。今のところどなたにも言われてはいませんが――。</p>

<p>　「考えるきっかけは『エンジニア志望の女の子のメール』だけど、内容的には全くエンジニアリングと関係ないよね？」</p>

<p>　――はい、確かに。それを頭の片隅で気にしつつも、今回のような形にまとめてみました。</p>

<p>　その埋め合わせというわけではないのですが、別の視点から1つ気になることを挙げておきます。もう散々引用してきたメールですが、最後はこの一文。</p>

<p>　「親戚にプログラマーを目指してることを言うと、『すごい大変な仕事なんじゃないの！？』って心配されて」</p>

<p>　やはりこういったイメージがあるのだな……と考えさせられました。というより、私自身も身近な人に言われた記憶があります。ITの仕事はきついんでしょう、3Kなんでしょう、と（意外に『3K』という表現を知っている人は多い）。私はまだ経験年数的に「すごく大変」な局面に遭遇してはいないと思います。ですが、こうしたイメージの少なくとも一部は、誤解や先入観によるものだと感じます。</p>

<p>　何か……自分にできることを見つけて行動していきたい。そう考えました。</p>

<p>　「わざわざ、何を<strong>目的</strong>に？」</p>

<p>　そりゃあ、誤解が解けて仲間が増えた方が、家族にも心配されるよりは応援された方が、楽しそうじゃないですか。……<strong>何となく</strong>、ね。</p>

<p>&#x2709; <a href="mailto:info@01work.net">ご意見・ご感想はこちらまで。</a></p>]]>
        
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    <title>「目的意識」至上主義（1）</title>
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    <published>2008-12-05T09:00:00Z</published>
    <updated>2016-06-06T07:38:59Z</updated>

    <summary>　ひとつ手品を教えましょう。 　相手の心が読めてしまう、不思議な不思議なマジック...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="キャリア" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p>　ひとつ手品を教えましょう。</p>

<p>　相手の心が読めてしまう、不思議な不思議なマジックです。</p>

<p>　まずは相手を1人選びます。男でも女でも構いませんが、いわゆる日本の「最近の若いもん」が宜しいでしょう。</p>

<p>　次の質問の答えを頭に思い浮かべるよう、指示してください。質問は、こうです。</p>

<p>　「将来やりたいことは、何ですか？」</p>

<p>　そこで相手の表情をじっくり観察――する必要は御座いません。落ち着き払った顔で「はい、思い浮かべました」と答える彼女。何だか急にそわそわし始めた彼。あなたはただ澄まして、こう言い当てればよい。</p>

<p>　「それは、『自分にしかできない何か』ですね？」</p>

<p>　これで、今のところ私は失敗知らず。ま、拍手でなくて苦笑いを頂くことも多いのですけどね。やってみたいなら自己責任です、悪しからず。</p>

<p>&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊</p>

<p>　インターネットに国境はない――少なくとも一般論としては。</p>

<p>　「日本語が使える範囲」と限ってみても、あなたの動ける領域は過去のどの時代よりも広い。</p>

<p>　ある地域の中でオンリーワンになり、自分のできることを精一杯やっていれば、人生を全うできる時代があった。でも今は本気になれば、自分のスキルやアイデアを世界に問う、なんてことができてしまう。</p>

<p>　お金も、物も、世界の大体の場所に送ることができる。特別な資格は要らない。情報を得るのも流すのも、自宅に居ながらローコストでできる。特別なスキルは要らない。</p>

<p>　「できること」の制限が限りなくゼロになった今、「やりたいこと」を適正サイズに収めておくのは大変だ。</p>

<p>　あれも、これも、できそう。</p>

<p>　これも、あれも、やるべきではないか。</p>

<p>　放っておけば前向きな予感は、どんどんどんどん降り注ぐ。</p>

<p>　具体的な一歩を、まるで含まないまま。</p>

<p>&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊</p>

<p>　こんにちは。かわばたです。</p>

<p>　先週末は<a href="http://kibune.jp/jinja/">貴船（きぶね）神社</a>というところへ行って参りました。縁結びで有名な神様のところへ、女1人で。</p>

<p>　危うくただの寂しい人ですが、一応目的はカップル用のお守り。友人が結婚するのでプレゼントしようと思ったのです。</p>

<p>　最寄駅から約2.1km。澄んだ空気の中を歩きながら、出がけに受信したメールのことを考えていました。ITエンジニア目指して就職活動中の女性が、前回のコラムに感想を送ってくれたのです。</p>

<p>　掲載許可を頂いた部分だけ、抜粋。</p>

<blockquote>
<p>　親戚にプログラマーを目指してることを言うと、『すごい大変な仕事なんじゃないの！？』って心配されて、そのときに何も言えなくなってしまいます。『大変かもしれないけど、自分にはこういう目的があるから』って自信を持って話せるみたいな目的意識が無いです。なので、このまま就職しても大丈夫かどうか不安になる時があります。</p>
</blockquote>

<p>　......「目的意識」。</p>

<p>&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊</p>

<p>　いま歩いている私。目的地は、貴船神社。</p>

<p>　人生の目的や目標となると、もちろん話はこう簡単ではない。......らしい。</p>

<p>　個人の可能性が途方もなく広がっている現代。目的地として選べる候補が、無数に、無限の奥行きで現れている世界。</p>

<p>　一昔前まで立派な目的地だった場所が、単なる経由地になり下がった。技術の進歩により、あらゆる行程・タスクが効率よく処理できるようになった、という方向からの後押しもある。自分が「目標」としていたものをあっさりこなして、より大きなビジョンに向かう他人の姿が目に入る。</p>

<p>　目は、遠くまで届くようになった。でも、踏み出す一歩の幅は変わらない。目的地への距離が長くなればなるほど、寄り道の余裕はなくなっていく。</p>

<p>　早く、誰よりも大きなビジョンを見つけて、無駄なことはなるべくしないで、その最終目的地に向け邁進しなければならない。</p>

<p>　そうしないと――「自分にしかできない何か」には、永遠に辿り着けない。</p>

<p>　だから、「目的・目標は大きくあるべき」。若いうちから、最初から、そうあるべき。<br /><br />　周りから褒められたいとか、立派な人間だと思われたいとか、そんなつもりはまるでなく......自らの心の声として、私たち「最近の若いもん」はそのように考えている。</p>

<p>&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊</p>

<p>　――最後の一言は随分と勇気を出して言い切ってみました。</p>

<p>　私自身の就職活動中、友人から相談を受けたり、同じ就職活動生の掲示板書き込みを読んだりして、個人的に感じていた事柄です。</p>

<p>　皆が言う「目的意識」は、ほぼ「自己実現」とイコールだよな、と（私はあまり何も考えていなかったので他人事調）。</p>

<p>　かつ、自己実現は並大抵のことでは達成できない、遠いゴールであるという共通認識がある。</p>

<p>　だから皆......会社の（つまり他人の）ビジョンに、ほんの一時期でも共感して時間を使うことそのものに、ある種の抵抗感を持っているような。</p>

<p>　自分のものではない夢に協力して、本当の自分を一生発揮できなくなる可能性を考えると、怖い――。進路の悩みを打ち明けてくれる人のほとんどが、胸の奥底でこう叫んでいるように聞こえました。　では、どうしたら良いのか？</p>

<p>　そもそも、そのメンタリティは適切なものなのか？</p>

<p>　考えたいことはまだまだあります。そのために、タイトルには連番を振らせて頂きました。</p>

<p>　ちなみに、先述のメールをくださった彼女には、既に私なりの返信を考えてお送りしてあります。今回の話とは外れるので掲載しませんでしたが、次回、次々回、話の流れ次第ではご紹介するかもしれません。</p>

<blockquote>
<p>　親戚にプログラマーを目指してることを言うと、『すごい大変な仕事なんじゃないの！？』って心配されて、そのときに何も言えなくなってしまいます。『大変かもしれないけど、自分にはこういう目的があるから』って自信を持って話せるみたいな目的意識が無いです。なので、このまま就職しても大丈夫かどうか不安になる時があります。</p>
</blockquote>

<p>　あなたなら、彼女にどんな言葉をかけますか？</p>

<p>&#x2709;<a href="mailto:info@01work.net">ご意見・ご感想はこちらまで</a></p>

<p>【 追伸 】</p>

<p>　本文中にも触れましたが、はじめてのコラムには色々なメールを頂きました。</p>

<p>　エンジニアを目指す学生の方、ご自身の新人時代や退職後の夢について教えてくださったベテランの方。「＠IT自分戦略研究所」というメディアの大きさを、改めて感じた次第です。</p>

<p>　おかげさまで先週末はパソコンの前で1人「書いてよかった！ 書いてよかった！」とはしゃぐ不審者でした。</p>

<p>　いえ、照れ隠しに茶化した言い方してますが、本心です。</p>

<p>　本当に、書いてよかった。本当に、ありがとうございます。</p>

<p>&#x2709;<a href="mailto:info@01work.net">今回のご感想や雑談はこちらから</a>（※担当編集者に送信されるのか？ との質問も頂きましたが、私に直接届きます）</p>]]>
        
    </content>
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    <title>私にアイスを齧（かじ）らせて！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/2008/11/post-3ef8.html" />
    <id>tag:el.jibun.atmarkit.co.jp,2008:/ai//156.5059</id>

    <published>2008-11-27T07:00:00Z</published>
    <updated>2016-06-06T07:37:12Z</updated>

    <summary>【 ICE 】（読み：アイス） 　牛乳などを冷やしつつホイップしてクリーム状とし...</summary>
    <author>
        <name>ai_prami</name>
        
    </author>
    
        <category term="職場" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="https://el.jibun.atmarkit.co.jp/ai/">
        <![CDATA[<p><span style="font-size: 1.2em;"><strong>【 ICE 】</strong></span>（読み：アイス）</p>

<p>　牛乳などを冷やしつつホイップしてクリーム状とし、凍らせた甘美なる製菓。</p>

<p>　と、定番のネタ（たぶん）をこなしつつ、ICE（In-Circuit Emulator）の解説から始めさせて頂きます。 </p>

<p>　組み込み業界に縁のない方もいらっしゃると思いますので、念のため。</p>

<div class="kwout"><a href="http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/17/72606917.html"><img width="404" height="245" title="Insider's Computer Dictionary [ICE] - ＠IT" alt="http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/17/72606917.html" src="http://kwout.com/cutout/y/48/4r/wdc_sha.jpg" style="border: medium none ;" /></a><p style="margin-top: 10px;"><a href="http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/17/72606917.html">Insider's Computer Dictionary [ICE] - ＠IT</a> via <a href="http://itmedia.kwout.com/quote/y484rwdc">kwout</a></p>

<p style="margin-top: 10px;"></p></div>
<p><script src="http://kwout.com/cutout/y/48/4r/wdc_sha.js" type="text/javascript" language="javascript"></script>
</p>

<p>　本来はIntelの登録商標であり、組み込み開発に使うデバッガを全てアイスと呼ぶのは誤りで云々......てな話はさておき、とにかく。</p>

<p>　「組み込みエンジニア、組み込み開発といえば、ICE！」</p>

<p>　少なくとも私の中では、そのような憧れの存在でありました。</p>

<p>　このまま、かの「私の中の憧れの存在」について緩ぅく語らせて頂きたいな、というのが申し訳なくも本稿の趣旨なのですが、私の中の、という前に、私自身について僅かなりとも語っておくのが筋であろうと。</p>

<p>　そういったわけで自己紹介です。なんたって初コラムですからね。　はじめまして。</p>

<p>　「＠IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」にてコラム執筆の機会を頂きました、川畑　愛（かわばた　あい）と申します。</p>

<p>　性別、女。年齢、23。誕生日は3月2日なので何かください。</p>

<p>　鹿児島県に生まれ、国語と読書と、中学からは英語も大好きな少女としてすくすくまるまる育ち。</p>

<p>　高校を当然のように文系で卒業後、文学部（北九州市立大学文学部比較文化学科）に進学し。</p>

<p>　なぜか今、組み込み開発に携わるITエンジニアです。人生って不思議ですね。 </p>

<p>　学生としてITを学んだのは2年間。独立行政法人「雇用・能力開発機構」の運営する「<a href="http://www.ehdo.go.jp/kagoshima/sendai/">川内職業能力開発短期大学校</a>」に大変お世話になりました。</p>

<p>　学校名が長く、「入力が面倒」と言う人は多かったのですが、私は一気にタイプして一気に変換する瞬間がなんだか好きでした。ひらがな列が、角ばった漢字列にびしっと雰囲気を変える満足感（分かる方だけ分かって頂ければ......）。<br /><br />　ま、初めてのPCだと確実に「仙台職業能力～」と変換されてしまうのですが。......そう、なかなか珍しい読みですよね。鹿児島の地名です。</p>

<p>　この川内職業能力開発短期大学校（一気に変換）にて、そろそろ1年次も終わろうかというある日。就職活動の始まる時期でもあり、私はぼんやりと自らの進む道について考えていました。<br /><br />　思索のパートナーは真っ白なA4用紙。描いたマインドマップもどきを要約すると次の通りです。</p>

<ul><li>せっかく勉強したのだから、ITを使って何かやりたい。</li>

<li>自分のキャリアとか自己実現のためだけに頑張り続けるのは限界がある。私が一番がんばれる「○○のため」は、何だ？<ul><li>故郷・鹿児島のため、というのが一番しっくりくる。<ul><li>ITで鹿児島を活性化したい。</li></ul></li></ul></li>

<li>（2～3日ほど就職サイトで調査してみて）全国で使われているようなソフトウェア・システムは、だいたい東京で作られている。地方に拠点のある会社では、地元で使われるシステムの開発を行っている。<ul><li>もちろんそれも十分魅力的な働き方だ。<ul><li>ただあえて、「鹿児島発・全国or全世界で使われるシステム」に取り組んでみたい気がする。</li></ul></li></ul></li></ul>

<p><strong>★ひとまずの結論。</strong></p>

<p>　「鹿児島から、鹿児島の外に向けて、ITに絡んだ何かを発信している／しようとしている会社を探す。2年生の4月1日までにそういう会社が見つからなければ、東京の開発会社を探して就職する。必要な経験を積んだと判断したら鹿児島に戻り、得たスキルを最初の目的のために活かす」</p>

<p>　ここまでまとまると何だか明日が楽しみになったので、その日は早めに眠りました。</p>

<p>　「2年生の4月1日」と若干厳しめの期限を設けていましたが、何とかなるのでは、と感じている自分がいました。もちろん精一杯探すつもりでしたし、何より「アンテナが定まると情報が飛び込んでくる」ことを、比較的強く信じている方ですので。</p>

<p>　ほどなくして、学校で、会社説明会の案内がありました。<br /><br />　そしてそれは、「鹿児島から、鹿児島の外に向けて発信しようとしている会社」でした。</p>

<ul><li>人数としては中堅規模ながら、全国に拠点を構え、各地域ごとに開発案件の「鹿児島への持ち帰り」を目指していること。</li>

<li>鹿児島と全国の拠点を結び、リモート分散開発のネットワークを作るという構想。</li></ul>

<p>　ここだぁ！ とばかり、当日のうちに履歴書を作成し、うわ手書きだと確かに面倒だね学校名などと思いつつ、採用試験も何とか通過して内定を頂くことができた次第。</p>

<p>　それが今の会社、<a href="http://www.k-src.jp/">株式会社ソフト流通センター</a>です。</p>

<p>　社のビジョンに共感し、仲間となった1人として、入社直後から関東・関西とあちこちの現場を経験させて頂いています（現在は<span id="OBJ_PREFIX_DWT1165" class="Object">滋賀県に</span>おります）。</p>

<p>　これからも鹿児島を活動の中心としながら、様々な現場に行くでしょう。<br /><br />　もしかすると、今これを読んでくださっているあなたの所にも？ ――その際はどうぞ、よろしくお願いいたします。<br /><br />　合わせて本コラムも、末永くご愛顧のほど　よろしくお願い申し上げます。</p>

<p><strong><span style="font-size: 1.2em;">【 はじめてのアイス 】</span></strong></p>

<p>　では、ICEの話に戻ります。<br /><br />　現在入社2年目の私ですが、最近までICEを使ったことがありませんでした。Windows XPやXP Embedded、更に言えばC#.NETとなぜだか縁が深かったのです。</p>

<p>　もちろんそれらの案件も非常にやりがいのあるものでしたし、多くのことを学ばせて頂きました。</p>

<p>　その一方、基本的に私は「ブラックボックス」を素直に受け入れて使うのが苦手なのかな、との思いを強めたのも確かです――いえ、じゃ全部0と1から作れといわれたら泣きますが――。このプラットフォーム、あのAPI、結局中では何やってるの？ と、どうしても知りたくなってしまうのです。</p>

<p>　そういったわけで、「イチから、自分の手で作っている」イメージの純然たる組み込み開発には興味津々でした。「この製品はOSを使わずに作っています」なんて台詞にはトキメキすら覚えたほどです。いわゆる夢見る乙女です。反論は受け付けません。</p>

<p>　そして、それらものづくり開発の象徴（私の中で）としての、ICE。<br /><br />　ETEC（Embedded Technology Engineer Certification：組込み技術者試験制度）クラス2試験の勉強をしながら、JTAGやらハードウェアブレークポイントやらの用語に出遭うたび<br /><br />　「あー。良いなー。使ってみたいな組み込みデバッガ」<br /><br />　と妄想を膨らませておりました。</p>

<p>　そんなある日。自分が担当しているものとは別製品の、単体デバッグ支援をお願いされました。μITRONを使った本格的な組み込み製品です。<br /><br />　机上デバッグということで、はじめて使う本格的な静的解析ツールに内心はしゃいで作業していました。<br /><br />　――そう、先程からICEアイスと騒いでいますが、結局どんな仕事でも面白さを見つけて夢中になってしまう性分なんです。といってもやはり興味は「ボックスの中」......どんな解析をしてるんだろう？ というところに向かっていましたが。</p>

<p>　久しぶりにC言語にも触れられたし良かったナァ、と満足しつつ報告書をまとめた次の日。引き続き、デバッグを手伝ってくださいというお話を頂きました。</p>

<p>　単体デバッグの次、ですから、結合デバッグです。</p>

<p>　ということは？</p>

<p>　「川畑さん、ここに製品の基板とICEをつなげておくので、使ってくださいね」</p>

<p>　やったーーーっ！　初のマイICEを目の前に、自然と心はわくわくそわそわ。</p>

<p>　使い方を上司に教えて頂き、調査開始。見つかった不具合も順次修正していきました。とはいえ初めての経験ですから、1つ1つにどうしても時間がかかります。ある不具合の原因が分からず1時間ほど引っかかっていたところ、お客様先の"先輩"に声をかけられ、代わりに見ていただくことになりました。</p>

<p>　せっかくだから、何をどんなふうに調べていかれるのか見ておこう、と思い近くに座ったのですが、</p>

<p>　（は、速い......）</p>

<p>　値のチェックや画面の切り替え操作がとにかく素早く、ほとんどついていけません。しかも、</p>

<p>　「あ、これだ」</p>

<p>　......調査自体が1分ちょっとで終了してしまいました。</p>

<p>　不具合の原因は、ある変数に値を渡すべきところでポインタを渡していたこと。私も先輩と全く同じ、変数の値とアドレスが表示されている画面を見ていたのですが......。実際に受け渡しされているのがどちらなのか、そこまで頭が回らなかったのです。</p>

<p>　うん、やはりツールと、それを使う人のスキルが一体となってはじめて良い仕事ができるのですね。<br /><br />　当り前の事実を改めて突き付けられ、精進すべしと心に誓った秋の日でした。</p>

<p>&nbsp; &nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊&nbsp; &nbsp;&nbsp; &nbsp;&nbsp; ＊</p>

<p>　ICEの思い出を語ると言いつつ、自分の未熟さを暴露しただけのような今回のコラム。背伸びをしてもしょうがない、ということで思い切って書かせていただきました。</p>

<p>　これからしばらく、成長記のような内容が続くかもしれません。有意義な情報を提供されている他のエンジニアライフ コラムニストの皆さまを見るにつけ、1日も早くそうありたいと奮い立たされる思いです。</p>

<p>　ではまた、次回のコラムにて。最後までお読み頂き、ありがとうございました。</p>

<p style="text-align: right;">&#x2709;<a href="mailto:info@01work.net"><span style="font-size: 0.8em;">感想・叱咤激励はこちらまで。</span></a> </p>]]>
        
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