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早くイッてよ、勉強会をクイズ形式でやってみよう!

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エクセルのマクロ記録ってちょっと難しい

 エクセルには行った操作を記憶してプログラムを自動で作るという「マクロ記録」の機能が入っています。セルの色を変えるとか、罫線を変えるとかいった操作を記録してプログラムコードに自動変換するのです。ただ、生成されたプログラムコードは余分な記述も多く、初心者には読み取るのがちょっと難しいのです。

 先日私はエクセルプログラミングの勉強会を主催しました。そこで、その自動記録されたマクロコードを読解するトレーニングを行いました。

クイズ!早くイッてよ

 話は変わって今から30年くらい前、「クイズ 早くイってよ」というクイズ番組がありました。関根勤が司会のこのクイズは2対2で対戦します。

 まずはAチームにテーマが出されます。例えばテーマが「野球」だったとします。正面のパネルに10個の野球に関連する言葉が隠されています。例えば、グローブ、バット、ピッチャー、ドーム、草(野球)、(野球)拳、など。Aチームは15秒間に、隠れている言葉をどんどん早く言って当てます。このとき、相手のBチームは目と耳をふさがれているので何を言っているのかわかりません。

 そして当てられなかった言葉、例えば「草」と「拳」だったとすると、その2つだけをBチームに見せてテーマが何だったかを当てさせるのです。グローブとかピッチャーとか、重要な言葉を残してしまうとテーマは「野球」だと簡単に当てられてしまいます。

 私は相手が残したものから当てるというこのクイズが気に入っていました。機会があったらこれをイベントでやってみたいと思っていました。

クイズ形式で勉強会

 前述の勉強会で、受講者の一人のAさんにマクロ記録した状態でエクセルで好きな操作をしてもらいました。罫線をつけたり、セルを結合したり、シートを追加したり。その操作はAさん以外には見えないようにしておきます。で記録されたマクロのコードをAさん以外に見せてAさんがどんな操作をしたかを当ててもらいました。その後はBさんに交代して繰り返します。

 これってなんかクイズ早くイッてよ、に似ていたなと勉強会が終わったあとで気づきました。機会があったらやってみたいと思っていたことを30年たってようやく実現できたか。

 クイズ形式での勉強会は受講者に楽しんでもらえたようです。もちろんマクロの読解の勉強になっています。勉強会はうまくいきました。何かを勉強するときは、こんなふうにクイズ形式で楽しくできるといいですよね。勉強会を開く機会がある人は、クイズ大会になるように工夫してみてはどうでしょうか。

 最近早くイッてしまうようになったあべっかんでした! 勉強会の様子はこちら

Comment(1)

コメント

abekkan

【訂正】最近早くオチを言ってしまうようになったあべっかんでした!

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