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保険の手続きは書類ばかり -IT化して無駄な仕事を減らそう

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保険の受取りの手続きがめんどうだった

 先日、郵貯に保険の手続きをしに行きました。今まで次男のために入っていた学資保険が今月で満期になります。学資保険とはもしも私が過労死などで子どもの教育費を払えなくなったときに学費を保証してくれる保険です。幸い私が過労死しないうちに次男が18歳になる年を迎えたので満期になります。その満期保険金と健康祝い金を受け取るための手続きでした。手続きのためにはいくつもの証明書などが必要です。手続きをしに行ったものの持参した証明書が不足して、結局3回目でやっと手続きができました。
 3回目に行ったときはすぐに手続きができるようにと、2回目に行ったときにもらった申請用紙に必要事項を記入しておきました。これを出せば手続きはすぐに終わるはずです。ところが行ってみたらその申請用紙は使えませんでした。満期になる日から2週間前までがどうかで申請用紙が違うということで、せっかく記入しておいた申請用紙は無断になり、別の申請用紙に書き直すことになりました。記入した必要事項の内容は全く同じなのですが。

なぜ昔ながらのやり方を効率化しないのか?

 そもそも今まで保険料を払ってきたのですから、申請書に書いた内容はすでに教えてあるはずです。それに保険が満期になったらお金を受けとるのは当然ですから、手続きなんてしなくても引き落とした口座に自動的に戻してくれればいいと思うのですが。ゆうちょに行ったところで、窓口で現金を手渡しでくれる訳ではありませんから。
 郵貯だけではなく、役所などでは昔ながらの書類がずっと使われていることがあります。そういえば、今でも書類が「いろはにほへと」順に並べられている年金事務所がたくさんあるというコラムを以前に書きました。いまだに昔ながらのやり方で仕事をやっているところが、我々ITエンジニアが思っているよりもずっと多いようです。

書類の処理をどんどんITシステム化しよう

 郵貯では顧客のデータは持っているはずなのに活かされておらず、申請書類に手書きで書かなくてはいけません。この作業をITシステム化すればお客も職員も仕事がかなり減るはずです。書類の処理のために残業している人も救われるはずです。あるいは仕事がなくなって職をうしなうかもしれません。でも社会全体で考えれば無駄なことのために働く人は減らしたい。労働人口が減ってきているのですから。
 たくさんの手書きの書類を使っているようなところは時代遅れだと非難されて淘汰される。そうしてめんどうな手続きが減るといいなと私は思います。ITベンダーにとっては、まだまだ新規のシステムを作る余地があります。そして世の中の書類の処理で夜遅くまで残業している人たちを救うために、ITエンジニアは頑張って働きましょう。夜遅くまで残業して(あれっ?!)
 あべっかんでした。
※保険の手続きがめんどうだった話は、こちらにも書いてあります。
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