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下剋上受験 -死にもの狂いで勉強するオヤジを見習いたい!

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下剋上受験

 先週のキャリアコンサルタント高橋さんのコラムで「下剋上受験」のことが書かれていました。

 テレビドラマで始まった下剋上受験は、中卒の父(阿部サダヲ)が娘(山田美紅羽)を一流中学に入れるために塾へも行かせずに自分で勉強を教えるという話。ちなみに筆者の奥さん(深田恭子)も中卒です。この話は実話です。私は先に原作本を読みました。

中学入試問題は難しすぎる!

 私の長女も以前に難関中学を受検(受験と少し違います)しました。そのころは私も長女に勉強を教えていました(メインは塾でやっていましたが)。そして受検する中学の算数の入試問題を私もやってみました。私は理系の大卒のはずだったのですが、できたのは50%程度でした。悔しかったので当時大学の受験生だった長男にもやらせてみました。

 すると、東大の入試問題も解いているはずの長男も点数は私とあまりかわりません。つまりそれほど難関中学の問題は難しいのです。数学ではなくて算数なのに。易しいと差がつかないから難しくしているのでしょうが、これでは難しすぎて差がつかない気もします。こんなに難しくしてどうする?!

死にもの狂いで勉強

 それだけ難しい問題を中卒の父親が娘といっしょに勉強した、というのはすごいことです。勉強を始めるときに参考書を4万円分も買いそろえ、鶴亀算、旅人算、から難しい応用問題まで勉強します。我々が得意なシフト演算は出てきませんでしたが。まずは父親が予習して娘に教えられるようにしなくてはいけません。睡眠時間を削って鬱病の薬を飲みながら死にもの狂いで勉強したようです。テレビドラマでは仕事中に受験勉強をしているシーンもありましたが。

 筆者の桜井信一氏は日本一勉強した中卒ではないでしょうか。それだけ努力ができるのなら大学まで行けたでしょうに。そしてエンジニアになっていたら、第一線で活躍していたかもしれません。高校受験生、大学受験生ならともかく、オヤジになってからここまで頑張って勉強している人もいたのか。それだけ真剣に勉強する姿勢はエンジニアも見習わなくてはいけないなあと思いました。

 まだまだ勉強が足りないあべっかんでした。

 「下剋上受験の原作の書評」

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