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試験の合否はITシステムで早く教えて

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 ぐで~

 今は緊張がとけてぐでたまのようにだらけきっているうちの次男。でもついこの前までは高校受験で頑張っていたのだ。

■合否発表が早い高校

 次男は公立高校のほかに私立のH高校を受験した。この試験では200人も採らないのに受験生は1500人以上もいる。8倍の高倍率の難関だった。

 科目は英語、数学、国語の3科目。答案はマークシートではなく記述式。にも関わらず合否の結果は翌々日の朝に発表された。早っ! 先生たちが徹夜で採点したのだろうか?

■結果発表が早い模試

 以前に娘が日能研の模擬テストを受けた。そのときは翌日の夜に結果がネット上で発表された。

 その早さの秘密については説明を受けていた。テストが終わるとすぐに、各教室で回答用紙をスキャナーで読み込んで本部のサーバーに送る。本部では問題毎に採点者に分けて送る。国語の問1は新宿教室のA先生が採点し、算数の問3は横浜教室のB先生が採点する、というように。特定の問題だけだからスピーディーに採点できるそうだ。そしてそれを再び本部に集めて集計する。答案用紙をデジタルデータ化することでこんな分業が可能になる。なかなか素晴らしいシステムだと思う。

■結果発表が遅い情報処理技術者試験

 このサイトを読む人は何度も受けたことがあるだろうIPAの情報処理技術者試験。4月と10月に試験があって結果が出るのは3か月もあとだ。これは遅すぎる。中には受験者の回答を見てから正解を決めることもあるらしい。何が正解かをはっきりさせて出題すべきじゃないの?

 そもそも情報処理技術者の試験でありながら採点の情報処理がこんなに遅いのでは、試験をする方が情報処理技術者として失格ではないのか。情報処理技術者のプライドを持って、翌日結果を出すとかいう努力をしてほしいものだ。

 と、ここまで書いてから情報処理技術者試験のサイトを見てみた。すると今年は4月の試験の結果の発表は遅いものでも6月中旬になっている。以前は3か月以上かかっていた気がしたが少し短縮されたようだ。とは言ってもまだまだ遅い。

 あ、情報処理技術者試験を受けるそこのあなた。こんなくだらないコラムを読んでいないでさっさと勉強を始めなさいっ!

 あべっかんでした。

Comment(2)

コメント

申込締切からおよそ2ヶ月で試験その後およそ2ヶ月で合格者発表の流れは
春秋季とも5年以上そのままだと思う。どこまで遡るのだろう?
国が金と口を出して関わっている国家試験っぽいあれやこれは毎年
判子でついたように何月第何週何曜日というのが固定してういて計画表
に載せやすいというのが大きな利点だと思っていますがそれが最優先
にされているきらいが。。。

なお、IPAのIPパスポート試験はCBT化しているので結果が出る早さは
日能研や私立校に匹敵する。

abekkan

>nsh1960 さん

5年どころか、私が第二種情報処理技術者試験を受けた20世紀から変わっていないと思います。
パスポート試験のように他の試験もCBT化してほしいですね。

ただ、私が以前マイクロソフトの某試験を受けたとき、
試験時間終了、で即座に「不合格」の判定。
結果が出るのが早すぎるのもショックです。
一瞬で受験料の2万円が無駄になってしまった(*_*;

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