プログラマ、テスター、SE、PMなど、いろいろやってるオヤジです。

今年のコラムを振り返って

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 エンジニアライフにコラムを書き始めてから今年で4年目。今年もほぼ毎週欠かさずにここにコラムを書くことができた。我ながらよく続くなあと思う。いつも読んでいただいてありがとうございます。

■プチ小説に挑戦

 今年になってから、私はときどきコラムの代わりにプ小説を書き始めた。なんでもありというのがエンジニアライフのいいところだ。小説と言ってもリーベルGさんのには到底及ばないが、多少はクスッと笑っていただけたかなあと、自分では満足している。

■小説って恥ずかしい

 コラムを書いたときは、ときには自分の未熟さをコメントなどで指摘されて恥ずかしく思うこともある。でも指摘されることで自分も勉強させていただいて成長していると思っている。

 これが小説になると、コラムを書くよりももっと「こっ恥ずかしい」と感じる。コラムは事実や論理をもとに展開しているが、小説は虚構の世界。「こいつの頭の中には、こんなくだらないことしかないのか」と思われてしまうのはとても恥ずかしい。リーベルGさんのように技術的な知識があってそれを活かせればいいのだけど。

 シンガーソングライターが、愛だの青春だのという歌を作って歌うのは冷静に考えれば青臭くて恥ずかしい。自分の全ての気持ちを込めて「よくても悪くてもこれが自分なんだ」と開き直らなければ歌えない。魂の叫びを正直に出さなくてはいい歌は歌えない。小説を書くのも似たようなところがあると思った。

■小説は書くほうが楽しい

 小説を書き進めていくとだんだんノッてくる。面白い小説は読者がフィクションの世界に入り込んでいくが、筆者も書き進めるにつれてフィクションの世界に深く入り込んでいく。いい小説は読んでいて楽しいが、書くほうはもっと楽しいのだ。

 ここに伏線を貼ろうとか、ここに小ネタを挟もう(実はこればっか!)とか考えているとワクワクしてくる。読者が読んでクスッと笑っているのを想像するのが楽しいのだ。サプライズやどっきりの仕掛け人みたいに。

 そしてそのうちに登場人物が独り歩きするようになる。この性格の人物だったらこうするだろうな、というのが自然に湧き出てくるのだ。こうなってくれば作家になれるかもしれない。来年の目標は芥川賞にしよう。「火花」よりインパクトのある「炎上」のタイトルで!(笑)

 あべっかんでした。

 先週から書き始めた「もしあの人がITを使ったら」の第二話の予告編はこちら

 あべっかんのプチ小説の第一弾と第二弾は以下。

 「エンジニアの言い分」

 「我がエンジニアライフに悔いなし?」

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