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エンジニアライフでの生き残り方 -その2-

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 「エンジニアライフでの生き残り方」

Anubisさんのコラムに書かれていた。私も書いてみたくなったので勝手に書いてみる。

■相変わらず多い一発屋コラムニスト

 毎年多くの新しいコラムニストが現れたと思ったらすぐに消えていく。5回も書かないうちにネタかヤル気がなくなって書くのをやめてしまう。残念だ。せめて10回くらいは書いてほしいところだ。

■新人の体験記は取っつきやすいコラム

 ときどき見かけるのが新人の体験記的なコラム。書くネタを持っていない人にとっては取っかかりやすいテーマだ。新人目線で見たIT業界、というだけで面白い話が書けそうだ。

 新人や素人は仕事慣れしてしまった社員とは発想が違う。意外なところにつまずいて予想外の質問をしてくることもある。新人ならではの意外なツッコミは、IT業界の悪しきしきたりにどっぷり漬かってしまったサラリーマンにとっては新鮮で面白い。

■でも生き残れない

 だけど新人の体験記的なコラムは実は継続するのが一番難しい。半年もたって業界に漬かってしまって感性が我々と同じになってしまったら話がつまらなくなる。かといっていつまでも同じような視点で書いていたら、「こいつ進歩しないなぁ、バッカじゃないの」と思われてしまう。このテーマでは生き残れない。新人体験記的なコラムは半年くらいで卒業して、次のテーマにキャリアアップしていくことが必要だ。

■漫才で重要なのはツッコむ力
 
 先日、ある高校の校長と教頭がM-1に出場して漫才を披露したというニュースが出ていた。次長・課長ではなく校長・教頭が。この校長と教頭がいる高校では漫才の授業があるという。これは興味深い。

 漫才のツッコミは難しいと思う。ボケに対してどうツッコむか。ボケが何を意図してボケたのかを察知して、絶妙のタイミングでツッコむ。ボケかたがヘタクソでもツッコミが上手ければ笑いがとれる。漫才の面白さはツッコミで決まる。その奥義を授業で習得できれば生徒の話術はバッチリだ!

■コラムで重要なのもツッコむ力

 コラムを書くときも、1つの話題に対して意外なところに上手くツッコめれば話が面白くなる。

 ここエンジニアライフで書くコラムの題材は自由だ。でも取材の予算も時間もないコラムニストたちが読んでもらえるコラムを書き続けるには、意外な視点からのツッコミで勝負するしかない。ノートPCを「この子」と呼んだとか、ラーメン屋で職業病が出たとか、意外な視点でツッコんでみた話をコラムとして書いていくのが生き残れるコツだろう。重要なのは意外なところにツッコむ力だ。

 そして私の野望は、コラムを書いてツッコミ力と認知度を上げて、M-1 で優勝すること(!?) 相方募集中w。

 abekkanでした。

Comment(4)

コメント

仲澤@失業者

コメントする人の生き残り方。

・がんばらないこと。
・つっこまないこと。
・リアクションを期待しないこと。
・ひるまないこと。
・いつも楽しく読ませてもらうこと。

  ネタはメモしとくこと・・・(笑)

Buzzsaw

当初は生き残りがどうとかいう世界ではなく、「書きたいエンジニアさん、いらっしゃ~い」程度の和やかなコンテンツだったのではと推測するのですが、クオリティの高い文章を書かれるコラムニストさんが登場しだすと、普通に「批評の対象とされるコンテンツ」になりましたね、エンジニアライフは。
それゆえ、「ちょっと書いてみたい」人が参入しづらくなってますね。
それが良いのかどうかは、分かりません。

ところで、コラムへの共感や反論を、コメント欄にて的確に表現するのは
結構難しいです。
単純にリツイーとするだけでは芸がないし、案外、読者だってやきもきして
いるんですよ。(って自分だけ?)

abekkan

>仲澤さん

コメンテイターの心得があったのですね!
いつもありがとうございます。ずっと生き残ってくださいね(^^)

abekkan

> Buzzsawさん

ちょっと意見を言いたい人向けには、掲示板とか会議室とか談話室とかいうページがあるといいなと私は思います。

コラムに参入するのが簡単すぎると、読みにくいコラムやつまらないコラムも増えて読みに来る人が減ってしまいそうですから。

私も他人のコラムにコメントするときは、けっこう迷います。どこまでなら大丈夫かとか。。。

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