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ガラパゴスなエンジニアの葛藤!

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 「パパ、アスレチックに行こう」

 娘にせがまれてアスレチックに行った。

■誰も知らない穴場

 このアスレチックに初めて行ったときは迷ってしまった。近くの大通りに看板があるだけ。「まさかこんな細い道?」と思う細い道に入った先にある。

 公式ホームページは無い。ガイドブックにも載っていない。それどころか地図にもない。ググってみると、行ったことがある人のブログがいくつか見つかる。どのブログにも、空いていた、知られていない穴場、などと書かれている。

 有料の施設なのに、宣伝して客を増やして儲けようという気は全く無いようだ。地主の道楽なのだろうか?

■情報の海から離れたガラパゴス

 飲食店にしても、ほとんどの店が食べログやぐるなびやHOT PEPPERに載っている。集客するにはネットでどんどん宣伝するのがあたりまえになっている。商売をやるからには、情報媒体をいかに駆使するかが重要だ。

 そんな時代に、情報の海に埋もれることもなく、宣伝もせず地元住民にもあまり知られていないこのアスレチック。同じ横浜市内では、JSPKFがZ軍に対してオペレーションMMを展開しようとしているというのに(?)、ここだけガラパゴスのようだ。

■ガラパゴス派

 日本ではスマートフォンの普及率が比較的低く、ガラケーの愛好者が未だに多い。私はスマホを使っているものの、タッチパネルが嫌いでキーボードで入力できるスマホを使っている。だからガラケー愛好者の気持ちはよく分かる。新しいものが良いとされるのは、良いと思う人が多くいるというだけだ。少数の人にとってはガラパゴスのほうが便利で快適なのだ。

 私の家にあるテレビはブラウン管のアナログテレビ。これも今ではガラパゴスTV。テレビ局のアナログ変換サービスがついに終わるというので、やっと新しいテレビを注文したところ。

 そんな私はわりとガラパゴスな人間なんだと思う。持っているソフトウェアがバージョンアップしても、別に現状で困ってないしー、となかなか買い替えないし。

■エンジニアの葛藤

 しかし私も一応エンジニア。仕事では最新技術を使っている。私が関わったソフトウェアが最新のテレビの部品として使われているかもしれない。私の会社ではソフトをバージョンアップしてはユーザーに勧めている。

 自分が使いもしない高スペックの製品を作って客に売りつける。なんだか申し訳ないなあ。そんな葛藤があるエンジニアって結構いるんじゃないだろうか?

 「お前だけだよっ!」 って言わるかも(汗)。

 abekkanでした。

 「誰も知らない穴場! 上郷フィールドアスレチック」

Comment(2)

コメント

ガラパゴスの言葉の使い方間違っていると思います。
孤立した環境で独自の進化したものがガラパゴスです。
古いものの意味ではありません。

abekkan

>の さん

「進化から取り残された」的な意味で「ガラパゴス」を使ってしまいました。
独自の進化があるのがガラパゴスですね。失礼いたしました。

ご指摘ありがとうございました。

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