いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。

私も資格は要らないと思う

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■テーマとして面白そうなので私も書いてみた

 手塚規雄さんの書いたコラムを読んで、私も資格は要らないと思った。で、思うところが多かったので同じテーマでコラムを書いてみた。私の意見は手塚さんと同じだ。この業界に資格は要らないと思う。ついでに言うなら、学歴も要らないと思う。

 手塚さんのコラムを読んでいて、筋が通っていると思いました。きちんと資格が要らない理由が説明されています。ここは流石です。コメントを見ていると、いろいろな想定をすっ飛ばした乱暴な意見があったりして、「あー、返答に困るだろうなぁ」と思った。

■私の考える資格や学歴の要らない理由

 学歴、資格、職歴というは、技術が無い人でも分かり易い。これらは、技術的な判断ができない人が使う基準だ。新卒の就職活動では役に立つと思うが、スキルのある人に認められたいなら、あまり役に立たないだろう。

 実質何ができるか。それがエンジニアとしての全てだ。学歴、資格、職歴、これらは実質できることに結びつけていかないと意味を成さない。なのでこれら全部は、技術に対するオマケにしかなり得ない。

 だが、学歴、資格、職歴は別のところで役に立つ。それは女性を口説く時だ。最初に「すごい」と言わせる最強の手札だと思う。そういう場面で無双したいなら、非常に有効だと思う。(ただし、イケメンに限る)

■時代と価値観

 ぶっちゃけ、学歴、資格、職歴という考え方はもう古い。江戸時代でいうお家柄みたいなものだ。もう時代に合わない価値観だと思う。バブルの時のように、仕事もユルくてお金に余裕のある時代であれば通用しただろう。

 だが今はそんな悠長な時代ではない。どちらかと言えば戦国時代に近い。今必要とされている人材は、武将のように集団をまとめて実質戦える人材だ。いつまでも安定してた時代の観念を引きずってると、思わぬところで覆されるんじゃないだろうか。

 いくら時代に合わなくなってきたと言っても、学歴、資格、職歴というのは分かり易い。これに代わる価値基準を見い出せていない人は多い。なので、自分の価値は自分で打ち立てて伝えていく厳しさはある。今はそういう時期だと思うのだ。

■ノーと思うならノーと言え

 手塚さんのコラムに付いたコメントで、ちょっと気になる言葉が出ていた。学歴を否定したいなら高学歴を得てから否定しろ、資格を否定したいなら資格取ってから否定しろと。たぶん、コレが一般的な考え方だと思う。

 だがこの考え方に異論がある。仮に、学歴を持った人が学歴を否定しても学歴という価値観は覆らない。資格や職歴も同様だ。誰が否定するかが問題ではない。何人が否定するかが決定打じゃないだろうか。現に、学歴、資格、職歴という価値観が通るのも、理論的な根拠というより、そう考える人の数が多いからだ。

 ノーという意思があるなら、価値観を否定する理由として十分だ。ノーと意思表示すればいい。そして、自分にできる事を淡々とやっていけばいい。そんな姿を見て、同じくノーと言う人が一人でも増えればそれで十分だ。そういう小さな変化の積み重ねで時代は変わるからだ。

 そんなことで、私も手塚さんの意見に賛同したのでこのコラムを書いてみた。手塚さんは、この風潮は何か起こらない限り変わることはないでしょう。とコラムを締めくくっている。個人的に風潮が変わって欲しいと思うので、一本コラムを書いてみた。

--補足--

意見があるならコメントは歓迎です。ただし、答えるに値しないと判断したコメントは問答無用で削除します。日本語がおかしい場合は添削します。悪意をもってコメントをするなら相応の覚悟はしてください。持論を語りたいなら、コラム書いて同じ土俵で発言してください。以上。

Comment(22)

コメント

たかたかハリコフ

補足の部分が恐ろしいのでコメントしづらかったのですが、せっかくなので一筆。

資格を実務能力を計るツールとして使用するのは私も否定的ですが、その道に進む基礎能力があるかを確認するツールとしては有効ではないでしょうか?

新人を採用するとして、基本情報処理技術者を持っていれば、プログラマーとしての最低限のセンスは持ってると考えても良いかと思うし、合格できないのであれば、違う道に進んだ方がお互いにとって良い結果になると思えます。


少し話をずらしますが、「資格取ってから否定しろ」の部分は、一般的というか、勉強しない人の言い訳に使われることが多すぎて、「必要ないっていう程度のものなら、まずアンタが受かってから言えよ」って流れになったのかなと思ってます。

仲澤@失業者

どのような「価値」にも同じことが言えますが、
 何らかの資格に価値があると認められるのは、
 周りの人のほぼ全てがその価値を信じている場合だけ。
という点に注意しなければならないでしょう。
実際の能力はそれらのただの指標や信心とは無関係であると断言できます。

それが、真に役に立つと思うなら、
思った通りにすれば良いだけの気がします。
他人を説得しなければならないほど重要な案件ではありませんし。

ksiroi

いまが戦国時代ならば、当時の大名に相当するのが大手企業の社長さんですかねー。
「血筋/家柄」じゃなく「腕っ節/気遣い」だけでのし上がることが出来る(出来なくもない)し、まさにそれか。
信長さんやら秀吉さんがそうだったように。Anubisさんは軍師?坊さんのほうが近いか?

身をわきまえない足軽が物凄い名刀を持ってても、名を上げなきゃ意味ないですネー
名刀っつっても鈍器で一撃粉砕ですし。
資格なんて実務の前には脆い物よ…

あー、歴史は繰り返す的な意味で「次の時代は【鳴くまで待とう】が来る!」ならば
資格も一長ありですかね?家康さんに奉納する感じで。
・・・・・ないわー・・・

M

私は、古いバージョンも含め、MCPやLPIC等のIT系ベンダー資格を50科目以上保有していますが、実務には直接、業務に役立つことはありません。
ただし、課題解決のメソッドとしては有効です。
「いらない」と短絡的な結論は実際の有効活用を模索していないのでは?

Anubis

どうも。Anubisです。

補足で言いたい放題言ったにも関わらず、コメントを頂きありがとうございます。
本気度の高いコメントを頂き、非常に嬉しく思います。

Anubis

> たかたかハリコフ さん

> 資格を実務能力を計るツールとして使用するのは私も否定的ですが、その道に進む基礎能力があるかを確認するツールとしては有効ではないでしょうか?

コラムを書いてから思ったのですが、確かに基礎能力があるかを確認するツールとしては言及していません。考察が行き届いていなかったと思います。

ちょっと内容を詰め混み過ぎて、至らなかったところだと思います。

> 少し話をずらしますが、「資格取ってから否定しろ」の部分は、一般的というか、勉強しない人の言い訳に使われることが多すぎて、「必要ないっていう程度のものなら、まずアンタが受かってから言えよ」って流れになったのかなと思ってます。

ここに関しても、コラムの内容で触れるに至っていない部分です。あと、学歴やら職歴と盛り過ぎて内容がぶれたかもしれません。

機会があれば、同じテーマで角度を変えて書いてみたいと思います。

Anubis

>仲澤 様

> 実際の能力はそれらのただの指標や信心とは無関係であると断言できます。

私も同じ考え方です。まさにコレだと思います。
資格を取るにしても、周りを見て取ろうと思うのか、目的があって取ろうとするのか。
それだけでも結果に違いが出そうです。

Anubis

> ksiroi さん

>身をわきまえない足軽が物凄い名刀を持ってても、名を上げなきゃ意味ないですネー

正にこの表現が的確です。
みんな資格やら学歴を武器って言ってますし。

ksiroi さんのコメントを読んでピンと来たのでコラムのネタに使わせて頂きます。
そうですよ。戦国じだいですよ。

Anubis

> M さん

>「いらない」と短絡的な結論は実際の有効活用を模索していないのでは?

Yes.模索してませんでした!
ご指摘の通りでございます。

題名に"実務において"と、ある程度絞り込んでおくべきだったと思います。

> ただし、課題解決のメソッドとしては有効です。

このご意見に関しては、正におっしゃる通りです。
頂いたご指摘を次のコラムに活かしていきたいと思います。

ksiroi

使ったってくだサーイ

|v・)。o (ちょっとお前、土俵上がれやごるぁ!!
とか言われたらどうしようかと震えていました…)

手塚さんのコラムコメントなど眺めると、界隈の読者層は
香ばしい人が多いのが若干辟易ですかね…

お前の持ってるのはなまくらですらなく、ただの拡声器じゃないのかと。
文民統制大いに結構、だけど僕らに近寄るな別のとこ行け斬り捨てんぞ(小声)と
心底思います。

暇人

ビルを建てには資格が必要でも、犬小屋作るのにはいらないでしょう。家を作って他人に売るときには必要でも、自分で別荘を手作りするときには必要ないかもしれない。
「○○するには☓☓の資格が必要or不要」という話であれば、その資格が必要かどうかの議論ができますが、ただ単に「資格が不要と思う」は、ただの駄文。
IT mediaのブログなのだから、分野はITというのは暗黙かも知れないが、ITの中で、どの業務で資格が必要 or 不要、といっているか明確にしないと駄目でしょう。あなたの主張は下記のいずれでしょうか。
・現在のあなたが関わっている業務では資格は不要(あなたの業務は何?)
・IT系の資格で、○○は役に立たない
・IT系の資格は、(ほとんど)役に立たない
・ITに限らず(ほとんど)全ての分野で資格は不要
長々と文章を書いているわりに、情報量が少なすぎです。

やまぐち

運用実態によるかなぁ
正直、いまのレベルだとあんまし参考にならない>資格

みんなで資格を役に立つものにしていこうよ!
って方向もいいかもしんないけど
でもそれって「んじゃ、実際組んでみてよ」って話にどうしてもなっちゃうわけで
Github的なもののほうがそのへんうまくいくんじゃないだろーか?とか思ったりする
そもそもPGやSE雇うのにいままでそういうプレゼンが必要とされなかったのが
そもそもおかしいわけでそういうのがあれば資格なんていらないじゃん?とおも
思ったりして

資格会社に餌をくれてやる義理も正直ないしなぁ(笑)
とかあまり考えず書いてみるテスト

Anubis

>ksiroi さん

> 手塚さんのコラムコメントなど眺めると、界隈の読者層は
> 香ばしい人が多いのが若干辟易ですかね…

私も思いました。
手塚さん自身、実績を元にコラムを書いています。
ああいうコラムが書けるようになりたいものです。

Anubis

> 暇人 さん

単に揚げ足取りたいだけですね。悪意を感じます。
通常であれば即刻削除しますが、
補足にも書いてあったように覚悟の上のコメントと判断します。

--なので、今回は晒させて頂きます。--


まず、君の言う議論は議論では無い。ただの揚げ足の取り合いだ。
質問に答えても、まともな返答は期待できない。

また、議論を持ちかけるにしても失礼です。
"駄文"やら"情報量が少なすぎ"と罵りつつ返答を求めるとはどういうことですか?
返答が欲しいなら、相応の礼儀は必要です。日本語も分かりにくいです。

私は議論したくてコラム書いてる訳ではないです。そういう勘違いは迷惑です。
今後、私のコラムへのコメントを控えて頂けると助かります。

それでも反論があるなら、コラムを書いて反論してください。
私より面白いコラムを書けばいいだけです。簡単なことですよ?

そういう挑戦であれば、いつでも受けます。

Anubis

> やまぐち さん

コメントありがとうございます。

> 資格会社に餌をくれてやる義理も正直ないしなぁ(笑)

私の言いたかったことを代弁頂きありがとうございます。

資格を取る労力と投資を別の事に傾けた方が、望む結果が得られるのでは。
そう思ったりするのです。

honami

本題とはずれるかもしれないのですが、気になりましたので書き込ませて頂きます。
手塚さんのコラムの「風潮が変わらない」というのは「実務経験と面談でのアピールする力をつけたほうが仕事も得やすくなります」ということと=と読んだのですが、資格は必要だよというのが風潮という風に解釈されたコラムということでしょうか?
実務経験>資格ということは、当たり前のことで、資格はあくまでも+αでしかないというのは共通認識だと思っていたため、少し違和感を覚えました。
また、+αである資格を必要、不要とするのは、どの資格とかどういう目的で資格を取るのかにも依存すると思います。(この辺りはコラムに記載されていないだけで、コメント欄を拝見した限り同じ認識だと思いますが)
新人さんだったら基本処理は良い+αになりますし、中堅以上であればもっと上の資格じゃないと面談のアピールにも使えないので、使えないというような話かな、と個人的には考えていましたが、コラムからは全面的に使えない、という風にも読めましたので、気になった次第です。
文章が冗長で申し訳ありません、悪意はないのですが、ご不快でしたら削除してください。

Anubis

> honami さん

コメントありがとうございます。

> 資格は必要だよというのが風潮という風に解釈されたコラムということでしょうか?

一部、そういう風潮を感じています。
即戦力を求められる現場で働くことが多いので、身近ではそういう風潮は感じません。
大学生が就活の為に資格を目指したり、
資格が給料アップの基準になったりするのを見ると、そういう風潮を感じます。

> 新人さんだったら基本処理は良い+αになりますし、中堅以上であればもっと上の資格じゃないと面談のアピールにも使えないので、使えないというような話かな

だいたいそんな感じです。ただ、コラムを書く時に自分が思ったことを全部書けるわけではありません。また、どんな見方があるか検証したりします。

せっかくコメントを頂けたので、次は視点を変えてコラムを書いてみようかと思います。

へろへろ

未経験分野で実務経験を積む前の取っ掛かりとして、また自分の持つ知識の体外的な証明として、資格試験を利用するというのはアリだと思います。
それに、情報処理にせよベンダー資格にせよ、いわゆる「教科書(A6版の表紙が1色刷りのアレとか)」が存在しているものが結構あります。教科書なので知識が体系的に整理されており、学習効果は高いはずです。
まあその内容がすべてなわけはないですが、いきなりマニュアルと解説書だけから入るよりは、ハードルが鳥居の高さから平均台ぐらいまでは下がるんじゃないかと。
資格自体に価値を見出すかどうかは人や組織によるとしても、知識を得るための方法をわざわざ削る方向にもっていくのは、もったいないと思います。

Anubis

> へろへろ さん

> それに、情報処理にせよベンダー資格にせよ、いわゆる「教科書(A6版の表紙が1色刷りのアレとか)」が存在しているものが結構あります。教科書なので知識が体系的に整理されており、学習効果は高いはずです。

これは私もそうだと思います。

> 資格自体に価値を見出すかどうかは人や組織によるとしても、知識を得るための方法をわざわざ削る方向にもっていくのは、もったいないと思います。

このコラムでは、ご指摘の点についての考察は抜けています。同様の指摘は何点かありましたので、別視点でもう一本コラムを書いておきました。

いや、書いた直後のコメントだったようです。

学歴も資格もあったほうがいいでしょう
同程度の経歴、年齢で、
学歴や資格が高い方と低い方だったら間違いなく高い方選ぶでしょ
あと持っている人が学歴や資格がすべてではないとか、要らないよとか言っていたら、
それは強者の謙遜ですが、持ってない奴が言ったらそれは負け犬の遠吠え

Anubis

> あ

> 同程度の経歴、年齢で、
> 学歴や資格が高い方と低い方だったら間違いなく高い方選ぶでしょ

いや、そんなのじゃ選ばんよ。
その程度の判断基準でしか人を見れないのでは先々思いやられる。
負け犬だろうが挑めるなら挑む。それで十分だ。

遠吠え上等だ。あなたのような諂う豚に語る言葉は無い。

はっち

私も「たかたかハリコフ」さんの意見に賛成です。
簡単な資格すら取得できない人はSEに向いてない人だと思います。
基本情報技術者なんて、まさにいい判断材料です。
これからのSEは経験値だけでなく、地頭の良さも求めれらる時代です。


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