いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。

どんな業務でもこなせるために必要なたった1つのこと。

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■現実に向かい合うために

 日本が不景気になってからというもの、いろいろと厳しくなった。仕事の内容も、昔より高度な内容を求められるし、給料も安い。しかも、終身雇用という考え方も廃れて、競争という考え方が前面に出てきている。

 そういう時代背景なのか個人に求められる要素も多岐にわたる。技術力はもちろん、コミュニケーション能力、人柄、経歴etc……。そんな要求に応えるためだろうか。個人レベルでも努力をする人も多い。応えきれない要求と追いつこうとする努力。なかなか大変な時代だ。

■これさえあればいい。その1つのもの

 求められるものは多いが、本質的な答えは簡単だ。それは、過酷な現実を覆せるレベルの超能力を求められているということだ。

 じゃ超能力ってなんだ? 具体的に言えば、IQ500くらいの知能と読心術、サイコメトリと常人の5倍のスピードでキーボードを打つ能力だ。付加価値として透視能力とかあればベスト。

 中途半端に用件を満たすレベルでは何1つ変わらない。すべてを満たして、逆にこっちから畳み掛けて相手を変えられるくらいの能力でなければ意味はない。

■何をアホなことを言ってるんだ、こいつは。

 これを読んで、多くの人が「はぁ?」と思うだろう。当たり前だ。そんな超能力を実現できる人間は、今の人類には存在しない。未来においても存在しないだろう。いたとしたら、人間とはもっと別の存在の何かだろう。

 世の中は不景気で、仕事に困っている人はたくさんいる。多少の無茶を言っても求人で人は集まる。また、いろいろな競争が激化しているので、安い料金で多くのサービスを要求しても、企業はそれに応えようと努力をする。

 いつの間にかそんな状況に麻痺して、あり得ないような超能力者を求人したり、低賃金で隷従するサービスを求めてはいないだろうか。そんな人に個人で対抗するなら、ケタはずれな超能力と仏のような広大な心でもなければやっていられない。

■現実的に求められるもの

 ありえない話から、現実に戻る。どんな業務でもこなせるために必要なたった1つのこと。それは“限度”ではないだろうか。求められることはこの1つだと思う。ただし特定の個人ではなく、多くの人がこの”限度”を知る必要がある。

 欲求は無限大だ。どっかで歯止めをかけないと、いろいろなものが狂ってくる。全部を叶えようとするなら、個人ですべての現実を覆せるレベルの超能力を身につけるしかない。それが無理なら、それぞれが限度を見極めて考え方を変えるしかない。

 今、個人に求められるものが多すぎる。自分を含めた特定の個人だけでどうかしようとするから、逆にこんな大変な時代になったのかもしれない。

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