いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。

コラムニストは理系か文系か……いや、コラムニストはロックだ!

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■コラムニスト = 文系なんて思っちゃいねーか?

 こういうとこに文章を書いていると人に言うと、「もしかして、文系?」と言われる事がある。また、エンジニアの仕事してると言うと、「理系だよねー」と言われる。

 ここで一つはっきりと言っておきたい。私の出たのは芸術系の専門学校だ。文系でも理系でもない。むしろアーティストだ(笑)。

■人生、一直線に進むとは限らない

 小学校の時から理科が得意で、高校で理系のクラスに入る。そして、理系の大学に行って、研究職についたりエンジニアになる。そして、日々スキルを積み重ねて、優秀なエンジニアになる。

 確かにそういう人もいる。しかし、理系にどっぷりつかり込んで発想が固まって腐る人もいる。いや、むしろそういう人は多い。ここで声を大にして言いたいのだが

人生に、勝手に一本道ひいてんじゃねぇ!

 この前、本当に優秀だなぁと思うインフラ系のエンジニアの方がいた。今の仕事に来る前に、他の仕事やってて、車を何台か潰したそうです。どうも、そんなことで、その仕事場にいられなくなって、エンジニアになったらしい。後に引けず必死に頑張って、今の現場で信頼を得たらしい。そういう成功のしかたもあるということは、もっと認知されるべきだ。

■文系、理系それが通じるのは学生までだ

 学校とは、一種の籠だ。丈夫な鉄の籠に学生は守られながら学ぶ。いや、現代では謳歌するといった方がいいか。文系、理系、それは籠にかけられた一枚の札に過ぎない。

 籠から解き放たれた時、そこは社会という名の戦場だ。どこの籠にいたかではない。その腕に持っている武器が鉄砲か刀か、それともヌンチャクか。それが問題だ。社会人になってからそれを気にするようでは、一流にはなれない。

■なぜ一流になれないか

 一流になるには一つ破らなければならない壁がある。それは"常識"だ。文系とか理系とか、そんな観念をぶち壊すくらいの発想がなければ到底一流になんかなれないと思う。

 また、一流を目指すなら、自分がどんな道を歩いてきたかじゃない。自分の積み重ねたものを全部突き崩して、一から積み直すくらいの試練だって直面する。

 文系? 理系? そんなのは関係ない。文才が必要なら、今すぐ文章を書いて鍛えればいい。数学的センスが必要なら、書店の数学コーナーへGoだ。なければ今すぐやればいい。

 文系理系に関わらず、肩書や立場で能力を縛るのはもったいない。そんなネガティブな観念に反骨し続けたい。

 そう、いつまでも心で熱いロックを奏で続けたいんだ。

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